GMOコイン「ビットコインFX」のスリッページとは <設定方法・使い方・比較>

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GMOコインのビットコインFXの成行注文では「スリッページ」という注文価格と約定価格との差を設定する事ができます。GMOコインのスリッページの意味・設定方法・使い方・比較を初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。

 

 

 

スリッページとは

スリッページとは注文した価格と取引成立(約定)した価格の差の事を言います。例えば0.01BTCを10,000円で買い注文を出している時に0.01BTCが10,010円で約定(買い注文成立)したとすればスリッページは10円になります。

 

スリッページは成行注文やストリーミング注文の時などに発生する事があります。スリッページを発生させたくない場合、つまり注文した金額以外では取引成立としたくない場合やあまりにもスリッページが大きいところで約定させたくない場合はスリッページを調整する事が可能な場合があります。

 

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スリッページについて詳しくはこちらスリッページとはもご参照ください。

 

GMOコインのスリッページ

設定方法

GMOコインではビットコインFXの成行注文でスリッページを設定する事ができます。現物取引やビットコインFXの成行注文以外ではスリッページを設定する事ができません。

 

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GMOコインビットコインFX画面で成行注文を選択すると図のように「許容スリッページ」というものが表示されます。ここに単位は円で0~999までの数値を設定する事ができます。

 

使い方

例えば上の図では買い注文の価格(Ask)が「1,069,857円」になっています。ここで注文をすれば成行注文ですので本来であれば1,069,857円でビットコインの買い注文を約定する事になります。

しかし、注文と約定には多少の時間差がある為相場の動きが激しい時などは注文を入れた途端に値が上下してしまって約定する時には既に1,070,000円に価格がなってしまっている場合があります。

そのような時にスリッページを300で設定していれば1,070,157円(1,069,857+300)~1,069,557円(1,069,857-300)の間であればその変動後の価格で約定する事になります。

スリッページを0にしていれば注文時以外の価格では約定しません。

 

使う場面は相場の変動が激しい時に少し価格が不利になってもいいから今欲しい(買いor売りを成立させたい)という時です。

 

比較

スリッページを利用できる仮想通貨取引所はGMOコインの他にDMM Bitcoinがあります。両者を比較します。

 

<スリッページ比較>

GMOコイン 項目 DMM Bitcoin
ビットコインFX 取引 仮想通貨現物・FX
成行 注文 ストリーミング
0~999 設定範囲 0~300※

※DMM Bitcoinの設定範囲は呼び値の300倍

 

このように取引ルールは取引所によって異なります。それぞれのルールを良く知り、上手くトレードを行っていきましょう。

 

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