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仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロ社が進めるプロジェクト「COMSA」で発行されるCMSトークンの購入・売却方法と注意点を初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。2017年12月4日より売買がスタートしました。
COMSAとは
「COMSA」は仮想通貨取引所Zaifが運営するテックビューロ社の仮想通貨プラットホームプロジェクトです。
COMSAというプラットホームを開発する事で企業などがICO(Initial Coin Offering)で資金調達を行う事や、異なる仮想通貨(ビットコインやイーサリアムなど)の間でのやり取りをスムーズに行えるようにします。
COMSAが存在する事によって仮想通貨の高い価格変動率や複数の仮想通貨の高い取引手数料を抑える事ができるので仮想通貨というバーチャルな媒体を実ビジネスでも容易に利用できるようにします。
COMSAについてはこちらCOMSAとは <特徴・評判・今後>(初心者向け)もご参照ください。
CMSトークンとは
CMSトークンとはCOMSAで発行される仮想通貨トークンの事です。トークンとはイーサリアムなどの仮想通貨を利用して発行される疑似通貨の事です。
CMSトークンはCOMSAのサービスを利用する際などに用いる事ができます。例えばCOMSAを利用して行われる企業ICOの参加の為に利用する事ができます。企業AがICOを行う際に例えばABCトークンを発行します。ABCトークンをCMSトークンで購入する事でICOを行った企業へ投資(貢献)ができる仕組みが取られます。
CMSトークンはZaif取引所などで売買されるので需要と供給によって価格が決まります。CMSトークン自体をトレードする事でも利益を出す事(損失も含む)が可能になります。
準備
CMSトークンを購入したり売却するためにはあらかじめZaif取引所で
・アカウント作成(方法はこちら)
・本人確認(方法はこちら)
・日本円やビットコイン入金(購入の場合。方法はこちら)
をしておく必要があります。
全てネット上で行う事が可能ですが(書類受け取りは必要)本人確認や日本円入金は時間がかかるので購入・売却予定がある方はあらかじめ行っておく事をおすすめします。
また、COMSAのICOに参加した方はこちらCOMSA、CMSトークンの受け取り方法と注意点 <おすすめ・ERC20とMosaic>の受け取り登録をする事でCMSトークンを受け取る事ができ、売買を行う事ができます。
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購入・売却方法
購入方法
まず、Zaif取引所にログインをします。
「取引所」へアクセスします。
通貨選択の「BTC/JPY」を選択し「COMSA」タブを開きます。そして「CMS:ETH/JPY」か「CMS:XEM/JPY」を選択します。
これはCMSトークンをイーサリアム上のERC20かNEM上のMosaicで取引するかの違いです。両者の違いは記事最下部で説明しています。
「買う」のタブにし(上図はCMS:XEMの場合)買いたいCMSトークンの「価格」、買いたいCMSトークンの「数量」を入力します。そして「買い注文」を選択します。
※「リミット売り」は金額を入力した場合、購入後自動的に価格が上昇した場合CMSトークンが売られます。購入してから売りの機会を逃したくない方に向けた機能です。購入後、一旦保有するだけの場合などは入力する必要がありません。
これでCMSトークンを購入注文を出すができます。Zaifアカウントに約定(取引成立)した後反映されます。誰かが指定した注文で売りに出さなければ約定せず取引は不成立になりますので価格は市場から大きく乖離した値で注文しないようにしましょう。
売却方法
「売る」のタブにし(上図はCMS:XEMの場合)売りたいCMSトークンの「価格」、売りたいCMSトークンの「数量」を入力します。そして「売り注文」を選択します。
※「リミット買い」は金額を入力した場合、売却後自動的に価格が下落した場合CMSトークンが買われます。売却してから再度安値で購入しようと考えている方に向けた機能です。売却するだけの場合などは入力する必要がありません。
これでCMSトークンを売却注文を出すができます。Zaifアカウントに約定(取引成立)した後反映されます。誰かが指定した注文で買わなければ約定せず取引は不成立になりますので価格は市場から大きく乖離した値で注文しないようにしましょう。
手数料(テイカーとメイカー)
CMSトークンの売買では手数料が0%~0.1%かかります。メイカー(Maker)が0%でテイカーが0.1%です。
あまりトレードを経験した事の無い初心者の方はメイカーとテイカーの違いを理解しておくといいでしょう。
注文板を見ると上(緑文字)と下(赤文字)で注文が分かれているのが分かります。緑文字が市場に出ている「売り」注文で赤が市場に出ている「買い」注文です。
注文板に出ている価格と数量(以下)であればすぐに約定(取引成立)する事ができます。
もし自分が売り注文をすぐに約定したい場合、赤文字の「レート140円」「数量589.9872CMS(もしくはそれ以下)」で注文を出すと、既に買いたい人の注文が出ているのでその人と注文がマッチングしすぐに約定する事になります。
このような既に注文板に出ている注文と約定させる事を「テイカー(Taker)」と言います。すぐに約定できる反面、価格は既に出ている注文と同じにしなければいけないという特徴があります。
逆に先ほどの「レート140円」より高値で売りたい場合「レート141円」を設定し注文したとします。するとレート141円で買いたい人は注文板にはいないので「レート141円」の注文が注文板に出る事になります。
この場合は「レート141円で買いたい」という誰かが現れるまで待つことになります。このような注文の仕方を「メイカー(Maker)」と言います。誰かが現れるまで約定しないリスクがありますが価格を自分で指定できるメリットがあります。
これらの違いを覚えておくと良いでしょう。
ERC20とMosaicの違い
CMSトークンはCMS:ETHとCMS:XEMという2種類に分かれています。前者はERC20、後者はMosaicというトークンが使用されています。
ERC20はイーサリアム、MosaicはNEMという仮想通貨のプロトコル(プラットホーム)を利用して作成されるトークンです。どちらでも同様のCOMSAトークンを売買する事ができます。どちらか迷った場合は馴染みの深い方を選択して良いと思います。(もちろん違いはありますがイーサリアム、NEMどちらかに詳しくなければそこまで変わりはありません。)
ただし、CMSトークンはZaif取引所でもその他の取引所で上場される場合には別のペア(ERC20のCMS:ETH/JPYとMosaicのCMS:XEM/JPYのペア)で売買されるのでどちらのペアで売買したいかをあらかじめ明確にしておくと良いでしょう。
イーサリアム、NEMどちらも日本では大きなコミュニティ(支持者)が形成されているので一概にどちらが良いという事はないと思います。(参考:ERC20とは<初心者向け>)
明確にどちらかを決めたい場合はイーサリアムとNEMの違いを知り、どちらの方が将来性があるか等を考察する事が大切です。(参考:イーサリアム(Ethereum)入門ページ
・NEMとは?)
まとめ
CMSトークンは価格変動で投資として利用できますがCOMSAプロジェクトに依存した仮想通貨トークンです。
基本的にCOMSAプロジェクト内での利用目的に発行されており、その利用価値で今後は特に価格が決定していきます。(COMSA内でのICOが行われる際の参加通貨として等で利用される予定です。COMSA内でのCMSトークンには優待のようなメリットはあります)
投資として購入する場合は株式等の議決権が無い事やトークンの法整備がまだ整っていない事などを前提に購入するのが良いでしょう。
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