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2017年11月24日にビットコインから誕生したビットコインダイヤモンド(Bitcoin Diamond/ BCD)の取り出し方法(2017/11/27 対応ウォレット無しなので困難です。)と売買する方法を初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。尚、ビットコインダイヤモンドは開発やマイニングに対して不透明な部分が多いので操作や売買を行う際は自己責任且つ慎重に行う事をおすすめします。
ビットコインダイヤモンドとは
ビットコインダイヤモンドはビットコインからハードフォークをする事によって誕生した仮想通貨のうちの一つです。
ビットコインの仕様をいくつか改良し安価な送金手数料やスピーディーな送金を実現するとしています。総発行量もビットコインの10倍とする事で利便性を向上しようと試みます。マイニングも集中化を避ける為のルールがつけられる予定です。
「ビットコイン」という名前が付いていますが開発者などは異なり、新たな仮想通貨という認識を持つことが重要です。また、今後開発が行われるのかどのような進展があるのかは不透明ですので注意しましょう。
受け取る為に
11月24日のハードフォーク発生時点でビットコインを保有していた人はビットコインダイヤモンドを受け取る事ができます。しかし、取引所やウォレットなどの秘密鍵を運営が管理するタイプの保管をしていた場合ビットコインダイヤモンドは破棄される可能性がありますので注意してください。
あくまでハードフォークによって誕生した仮想通貨の取り扱いは秘密鍵を自身で管理していなかった場合は運営の対応次第になります。これは以前からどの運営からも基本的にはアナウンスされている事なので諦めましょう。もちろん対応してくれる場合は運営の対応に任せられるというメリットがありますので今後どのように保管するかは自分の判断で行っていきましょう。
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取引所の付与
ビットコインダイヤモンドの付与を検討しているアナウンスがあるのは国内大手仮想通貨取引所では
・BTCBOX
の3つです。(2017年11月27日現在)
ただし決定している訳ではなく今後のビットコインダイヤモンドの動作など顧客の安全が確保されると判断した場合にのみ付与となりますので取引所の発表を待ちましょう。
取り出し方法
ビットコインダイヤモンド公式に表示されている対応予定ウォレットは以下のように表示されていますがどれも取り出す事ができません(2017年11月27日現在)。
どこか別のウォレットでビットコインを保管していた場合、秘密鍵を管理しないタイプのウォレットであれば復元などで対応ウォレットへ資金を移動する事で取り出す事ができる可能性もありますが現状ではそもそも操作するウォレットがほぼゼロなので自分でトランザクションを作り出せない初心者の方は取り出すのは困難です。
仮想通貨は長期的に見れば開発や利便性の無いものは淘汰されていくので無理してハードフォーク仮想通貨を取り出すのはあまりおすすめできません。
信頼のおけるウォレットが取り出しツールを発表してくれるのを待つのが良いでしょう。
ちなみに「QoinPro」ではビットコインダイヤモンドのウォレットを作成する事ができますがアドレス表示ができないなど、未対応です。また送ったビットコインが6承認でウォレットに反映されますが私が行ったところ9承認後も反映されません(翌日反映されました)。利用する際はご注意ください(2017.11.26.現在の情報です)。
またQoinProでは今後のビットコインハードフォークコインも対応するとしております。2017年11月27日ではまだビットコインダイヤモンドの対応は準備中との発表もされています。
ここで取り出す事ができるウォレットが誕生した場合、随時更新していきたいと思っております。
売買方法
ビットコインダイヤモンドを売買する事ができる取引所も公式に掲載されていますが、その全てが対応している訳ではありません。
国内取引所では「BTCBOX」が掲載されていますが今後売買の取り扱いがどのようになるかは未定のままです。
中国系の取引所が多く掲載されており、それらの運営体制はどのようなものか全てにおいては分かりかねますのでもし取引する際は充分に気を付けて行っていただければと思います。
まとめ
対応ウォレットなどの状況が新たに出てきた場合こちらでも解説をしていきたいと思います。ただ、何度も述べているようにハードフォーク仮想通貨は単なる新たに誕生した仮想通貨と同じなので開発が進まない場合や対応ウォレット・取引所が資金の持ち逃げをする可能性、価格操作を仕掛ける可能性もあります。
初心者の方は無理に扱おうとせず、取引所やウォレットの対応を素直に受け入れる事も選択肢の一つとして考えていただければと思います。
※今回、送受金など実験の為にご寄付いただいたビットコインを利用させていただきました。ご寄付いただいた方々には感謝を申し上げます。
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