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COMSAが2017年11月2日付けで発表した「Looop」「クリプトマイニングジャパン」「テックビューロ」の業務提携、ICO実施計画とはどのようなものか、初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。
COMSAとは
COMSAは仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロ社が手掛けるブロックチェーンプラットホームプロジェクトです。
COMSAというプラットホームを利用する事により企業がICOと呼ばれる仮想通貨を利用した資金調達を可能にします。またICOサポート以外にもCOMSAには仮想通貨やトークンをスムーズにやり取りする機能などが施されているので今後のビジネスシーンでの仮想通貨利用を大きく手助けする事になります。
COMSAに関して詳しくはこちらCOMSAとは <特徴・評判・今後>(初心者向け)もご参照ください。
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3社による業務提携
テックビューロ株式会社、株式会社Looop、株式会社クリプトマイニングジャパンの3社は取引所(テックビューロ社)、電力供給(Looop社)、仮想通貨マイニング(クリプトマイニングジャパン社)のノウハウを集め、収益性の面でも国際的競争力を有するマイニング事業に関する業務提携を実施すると発表しました。
マイニングとは仮想通貨のシステムを処理する作業の事で、処理をすればそのかかるコスト(ビットコインなら電気代など、通貨によって異なる)の代わりに報酬として新たに発行される仮想通貨やユーザーの手数料を受け取る事ができます。
受けとる仮想通貨を「報酬」と言い、報酬ーコスト=収益というビジネス形態を持ってマイニングは行われます。これを事業として行う事をマイニング事業と言います。
マイニング事業を3社が提携する事で事業として行う事を計画します。
テックビューロ社は仮想通貨の取引所としての機能
Looop社は電力小売り事業を活かした電力供給
クリプトマイニングジャパン社のマイニング事業
を併せる事でこれを実現する試みです。
Looop社クリプトマイニングジャパン社のICO
また、Looop社とクリプトマイニングジャパン社はCOMSA上でのICOを検討します。
・Looop社ICO
発電事業とマイニング事業の拡大を目的としてICOを行うとしています。2017年12月から2018年2月までのいずれかの時点での実施を計画します。それ以上の詳細は未定です。
会社名 株式会社Looop(ループ) Looop Inc
設立 2011年4月4日
代表者 中村創一郎
資本金 708,300,000円(2017年3月末現在)
事業内容 太陽光発電システムの開発・販売・設置・管理など
本社所在地 東京都文京区本郷4-1-4 ユニゾ本郷四丁目ビル
・クリプトマイニングジャパン社のICO
国際的にも展開可能な、マイニングコンテナの開発販売とマイニングプールの提供、クラウドマイニングサービスの提供を目的としてICOを実施する計画です。
マイニングには大規模な設備が必要になる事が多くマイニングコンテナをクリプトマイニングジャパン社は開発します。また「マイニングプール」とはマイニングを個人ではなく組織を形成して行う事、「クラウドマイニング」とはマイニング資金を個人などから広く募集してマイニング事業の利益を配分するというマイニング方法になります。
2017年12月又は2018年1月にICOを実施する予定です。
上記以上の詳細は未定です。
参加・購入方法
まだ詳細は発表されていませんが、COMSAのICOではビットコイン・イーサリアム・NEM(XEM)といった仮想通貨やCOMSAトークン(CMSトークン)などで参加できる可能性があります。
それらの仮想通貨やトークンをプロジェクト側に支払う事で発行されるトークンを購入し参加します。
発行されたトークンの使い道になるかは今のところ未定ですが、基本的にICOで発行されたトークンを受けとる事は
・そのプロジェクト内で利用ができる
・トークンの需要が上がる事で購入した時よりも値上がりし、利益を出す事ができる
というメリットがあります。
もちろん、リスクは
・プロジェクトが失敗に終わる⇒利用できない
・トークンの需要が出ない⇒値下がりして損失に
というものが考えられます。
今回のプロジェクトについて
基本的にICOではプロジェクトが途中で頓挫するリスクがいつも付きまといます。今回のプロジェクトの詳細がどのようなものになるかは分かりませんが、実施されない事もあり得ます。COMSAでは計画が発表された後に2社のICOが無くなる事が過去に起きています。(参考:COMSAとCAMPFIREのICO問題について)
ですので慌てずに今後の2社の発表を待ってから行動するようにしましょう。
マイニング事業参入に関しては他にGMOインターネットグループ()やDMMグループ()の参入が発表されています。今後仮想通貨が広く普及し、価値が形成された場合には取引を処理するマイニングは必要不可欠なものですので話題になっていくでしょう。現状ではマイニングは電気代の安い国(中国など)に集中しているので企業が国内やその他の地域でマイニングを行える事になれば特定地域への集中化が避けられるので仮想通貨システムに更なる安定をもたらすでしょう。
尚、ICOの参加については損失リスクがいつも付きまといます。COMSAや仮想通貨自体も成功するか分からないプロジェクトを認識の上、自己判断で参加を行うようにしてください。特に何も分からないまま多額の資金で参加をする事は生活を脅かす元となりますのでICOや仮想通貨は基本的にプロジェクト成功を願う寄付のようなものだと考えていただくと良いかと思います。
(参照元:https://comsa.io/ja/54246.html)
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