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昨日(2017年8月27日)仮想通貨取引所Zaifの発行するトークン「Zaifトークン」が高騰暴落し、取引所Zaifのサーバーがダウンするという事態が発生いたしました。初心者の方に向け、今回の事態・トークンの意味・取引所利用の注意点を解説していきたいと思います。
Zaifトークンの高騰暴落
Zaifトークンとは?⇒Zaifトークンとは <1号通貨・購入方法・送受信方法について>
取引所Zaifが発行するトークン「Zaifトークン」が高騰し、その後暴落しました。確実な事は分かりませんが、Zaif取引所を運営するテックビューロ社が絡んだ「COMSA」という新サービスにZaifトークンも今後絡んでいくのではないかと見られた結果の高騰だと見られます。
「COMSA」は簡単に言えば仮想通貨の資金調達「ICO」を企業が行えるサービスで、新たな資金調達方法として注目を集めております。
Zaif公式twitterでは「COMSA」と「Zaifトークン」の関係性は今のところ無いと発表しており、Zaifトークンの価格は暴落しました。
サポートに余りにも質問が多いので言葉を慎重に選んで言いますが、ZAIFトークンとCOMSAプロジェクトは、今のところまだ連携などの予定はありません。是非一度落ち着いてください。なお、これ以上の質問にはサポートもお答えしませんのでご了承を。変更がある場合はまた別途お知らせします。
— Zaif – 暗号通貨取引所 (@zaifdotjp) 2017年8月27日
その中でZaif取引所のサーバーがダウンし、暴落しているZaifトークンを利用者は売ることができない事態になりました。2017年8月28日現在、Zaif取引所はサーバーを復旧しております。
トークンとは
仮想通貨の「トークン」とは何かの価値を代替させる仮想通貨です。(参考:暗号通貨における「トークン」とは)「Zaifトークン」という名前から「=Zaif」というイメージを持つかもしれませんがその実態はあいまいなもので「トークン発行者が何かを保有者にしなければならない」というルールはありません。
もちろん保有者に対してそのようなアナウンス(何かをプレゼント等)を流して購入してもらう場合は道義的な責任を伴いますが、仮想通貨のトークンは定義も曖昧で発展段階にあります。
つまりトークンを株式等と同様に投資商品として見るのには法律的にも技術的にもまだ早い、という現状があります。
取引所のサーバーダウン
仮想通貨取引所は一般に公開されているので今回のようなサーバーダウンはかなりユーザーにとって困る事態ですが、今までほとんどの取引所で何度もサーバーダウンは生じております。(参考:coincheck、障害によりサーバー停止でロールバック)
「過去にもサーバーダウンが生じているので仕方がない」という事ではありません。しかし初心者の方は「そのような事態が起こる可能性がある」という認識を持っておくとあらぬ損を出さずに済むと思います。
サーバーダウンを取引所がしないようにする事はもちろんですが、仮想通貨という近年始まったサービスを利用する以上そのような事が起こってしまう事もリスクの一つとして考えておくと良いでしょう。(参考:ビットコイン取引所、ログインできない場合)
このような事態が生じてしまう事も株式とは違った仮想通貨の未熟さではありますので仮想通貨と触れ合う際の参考に知っておくと良いと思います。
トークンエコノミー
トークンや仮想通貨というものは実際「投資商品」として生まれたわけではなく、新たな金融システムとして生まれております。「トークンエコノミー」は投資の事ではありません。
投資としてではなく、利便性や新たな経済圏を作成してくれるという側面仮想通貨を見る事は、とても興味深いものです。是非情報を収集して、様々な考察をしていただければと思います。
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