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ビットコイン取引所のcoincheckが障害発生によりサーバー停止の後、ロールバック(送受金などを一定時間前の状態に戻す)が行われました。今回の件で困惑した方も多いと思います。原因などの究明はもちろん望まれますが、今一度ビットコインやビットコイン取引所に対する基本的な姿勢を考えるべきだと思われます。
今回の件について
2017年5月9日午前11時25分にビットコイン取引所のcoincheckの取引画面で障害が発生いたしました。障害の内容はビットコインを始めとする仮想通貨の取引価格に正常ではない金額が表示された、というものです。急にとんでもない価格が表示されておりました。
その後にcoincheckがサーバーを停止する対応を取りました。正常ではない価格というのがとても高い価格だった事もありサーバー停止の後にcoincheckは11時25分時点までロールバックを行う事を発表しました。取引だけではなく、ブロックチェーンに記録されていない仮想通貨の送受金も11時25分時点へと戻されたようです。
価格が高くなったので一時は「外部から攻撃にあったのでは?」と思われましたがcoincheck側は「攻撃によるものではない」としております。仮想通貨の価格上昇で取引所にアクセスも集中していた事は想像されますのでどのような原因であったのか究明は望まれております。
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仮想通貨とビットコイン取引所
最近の仮想通貨の価格上昇で新規に仮想通貨を触り出した方も多いと思われますが今一度仮想通貨やビットコイン取引所に対してリスクを認識して安全に資産を保有していく対策を取る事が望まれます。
もちろん今回のような障害を起こしては欲しくないですし、サーバーダウンをされてしまうと困る方が大勢出てきてしまうので原因の究明は望まれております。
しかし、仮想通貨は最近この世に誕生したものなので今回のような一件が起きてしまうのもある程度はリスクとして認識しておいた方が今後の取引や取り扱いにおいては安全に資産を保有していけると思います。
ビットコインはブロックチェーンとP2Pネットワークなどを利用したゼロダウンシステム(ビットコインブロックチェーンのゼロダウンタイムとは)ですがビットコイン取引所はサーバーを利用したあくまで「企業、組織の行うサービス」です。ですので取引所を利用している限りはカウンターパーティーリスクは必ず付きまといますし、仮想通貨を取引所内に入れているという事は「その団体を信用して、資産を預けている」という事になります。知っておいてください「カウンターパーティーリスク」とは
ですので必ず、取引所を利用する場合は2段階認証を行う事や多すぎる資金を入れておかない、また複数の取引所で取引をする、などのリスク対策を取る必要があります。面倒な事ではありますが今回のような出来事が起こる、という事は今後も起こる可能性があるという事なので必ずリスクは減らすように努めるのが良いと思います。
ビットコインの保有
トレードではなく、ビットコインや仮想通貨を長期保有する場合は取引所に預けたままにしているのはリスクがとても高くなります。ペーパーウォレットやハードウェアウォレットなどの「コールドウォレット(オフラインで管理するウォレット)」に入れておくのが最も安全です。
それらは簡単に手に入りますしそこまで操作も難しくありませんので長期保有を考えている方は試してみていただければと思います。方法は以下でご説明をさせていただいております。
ビットコイン取引所からペーパーウォレットへの入金方法!(ペーパーウォレット)
Ledger Nanoウォレットというビットコインウォレット(ハードウェアウォレット)
まとめ
今回の一件で困惑された方も多かったとは思いますが、サーバーダウンはcoincheckに限ったことではなく他のビットコイン取引所でもしばしば見受けられてきました。ビットコイン取引所もまだまだ発展段階で今後良くなっていくとは思いますので今後のcoincheckさんにも期待をしていきましょう。
ビットコインや仮想通貨にどのようなリスクがあるのかをしっかりと認識して今後の仮想通貨ライフを楽しんでいただければと思います!
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