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2017年3月11日(日本時間)にビットコインがSEC(米証券取引委員会)のETFを否認されました。これにより価格は暴落しました。今回のETF否認の件によりビットコインの今後が見えてきます。初心者にも分かりやすく、ビットコインのETFとその後について解説をしていきます。
ビットコインETF
ビットコインのETFとはどのようなものか、詳しくはこちらビットコイン投資信託とはで解説をしております。
簡単に言えば株の投資信託のビットコイン版です。ビットコインが投資信託として証券取引所に上場されて売買されるようになります。
今回はアメリカのSEC(米証券取引委員会)に上場をウィンクルボス・ビットコイン・トラストが申請をしていましたが否認となりました。もし認可されればさらにビットコインの世界的な信用度は高まり、普及が加速すると見られておりました。否認されたことで価格は日本円で一時約1BTCあたり1万円以上暴落することになりました。
否認された理由は価格の変動率や政府の規制が無い事による投資家保護の条件を満たしていない事等が挙げられます。
ビットコインのその後
今回のETFで感じたビットコインのその後ですが、私はあまり悲観する必要は無いのかな、と思っております。
何故なら価格がそこまで落ちていない(2017年1月の価格よりはまだだいぶ高い)こともありますが、ビットコインの問題というのは「政府やその他機関にいかに取り上げられるか」ではないと考えるからです。
そもそも、ビットコインがここまで信頼されてきた背景として第三者機関が認めた事ではなく(もちろんそういった要因もありますが)「個人」がビットコインのシステムを信頼することによって勝ち取ってきたものだと考えます。
ビットコインを取り扱う企業の多くはスタートアップ企業ですし、もともとビットコインには大手機関の信頼を必要としなくてもその革新性と利便性で注目を集めてきました。ETFに承認されなくてもその部分は変わりません。ですので今回の件でビットコインが厳しい時代に入る、というよりもむしろ価格が下がり買い時になっている可能性は高いと思います。
ビットコインの問題は今回のような第三者機関にどう採用されるかではなく、技術的な側面での事が大きいと思います。(よく話題に上るブロックサイズ問題など)技術的な問題を解決できればビットコインから人々が離れる事はまずありません。(他にビットコインよりも総合的に優れた決済用仮想通貨が出てこない限り)
とは言え、今回のETF否認により普及の速度が速まらなかったのは事実です。ビットコインを保有する場合は今までと同じようにビットコインと向き合っていく必要があるでしょう。(否認から数日間は上下が激しくなる事が予想されるのでさらなる注意は必要ですが)
まとめ
ビットコインは中央管理が必要ではない通貨です。ですので今回のETF否認でどうこうなるという話ではないと思います。しかし、普及という点では一定の信頼を勝ち取れる第三者機関との関係性も重要にはなってきます。今後もビットコインの動向には注目していくととても面白いと思います!
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