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今年4月に仮想通貨法が施行される事等で盛り上がりを見せているビットコイン・仮想通貨業界ですが盛り上がると同時に変化も生まれております。国内ビットコイン取引所の一つであったJ-Bitsがビットコイン取引所を2017年3月末で停止することを発表しました。
J-Bitsの今回の発表
J-Bitsは2015年11月に設立された株式会社「Jトラストフィンテック」が運営するビットコインの取引所です。2016年6月より取引所サービスを展開してきましたがこの度(2017年2月14日)取引所サービスを停止する事が発表されました。
J-Bitsの発表によりますと2017年3月24日までには全ての取引(現物・レバレッジ)を停止する予定で現在利用者が預託している証拠金や現物に関しては順次期限を設けて対応していくようです。
ビットコイン取引所の今後
ビットコイン取引所は国内にはいくつか存在します。正直上がり下がりの激しいこの業界では取引量やプロモーションを見ていても「もはや機能していないのでは?」なんて感じてしまう取引所もあります。
どこの取引所が今後繁栄していくか衰退していくかは分かりませんが今回のような「取引所の停止」は起こり得るものですので用心して注目していくことが良いと思われます。
もちろん取引所が停止することで預けていた資産が急に消滅してしまう事は稀であるとは思いますが今回のように変換期限を設けてもらえればいいですが急に倒産してしまった場合などは預託資金が変えてこなかった!なんてことも起こり得ますので注意するのが良いかと思われます。取引所に資産を預けておく危険性についてはこちらの記事ビットコイン取引所が取引停止・制限をする可能性で詳しく解説しておりますので参考にしていただければと思います。
今回の取引所サービスの停止の一因としてはもちろん他の取引所に顧客を取られてしまったことも上げられますが「仮想通貨法の施行」も関係していると思われます。仮想通貨法では取引所等の「仮想通貨交換業」を行う上で登録制が求められ、しっかりとした体制(個人情報登録や管理体制、顧客資産の安全管理体制など)がないと運営してはいけなくなります。
その際に役所への届け出や証明をする為に多額の資金が必要になるので今まであまり収益の出ていなかった取引所に関しては運営していくのが難しくなってしまいます。
取引所に関してもビットコイン以外の仮想通貨が国に「正式な仮想通貨」として認められるかどうかで対応を迫られたり、海外の仮想通貨取引所の立ち位置も変わっていきます。
ビットコインは資産で、とても大切なものですので法律の施行前後は注意して業界を見ていくのが良いかと思われます。
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