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ビットコインは4年に1度「半減期」という新規発行ビットコインが半分になるルールがあります。ビットコインの半減期について初心者の方にも分かりやすく解説をします。
半減期とは
ビットコインは4年に1度「半減期」という新規発行ビットコインが半分になるルールがあります。ビットコインは10分に1度新たにビットコインが発行される事でこの世にビットコインが発行されていきます。つまりビットコインがこの世に誕生した2009年1月3日の前ではこの世のビットコインの総数量は0BTCで、1月3日に稼働開始する事で初めてビットコインが誕生し、その後10分に1度増えていきました。
最初の10分に1度発行されるビットコインの数は50BTCでした。そこから4年に1度発行量は半分になっていくルールなので2012年に25BTCになり2016年に12.5BTCになりました。執筆時点の2018年3月現在は10分に1度12.5BTCが発行されています。
<新規ビットコイン発行数の歴史と予定>
2009年1月3日~2012年11月28日・・・50BTC
2012年11月28日~2016年7月9日・・・25BTC
2016年7月9日~現在・・・12.5BTC
2020年ごろ?・・・6.25BTC
2024年ごろ?・・・3.125BTC
2028年ごろ?・・・1.5625BTC
2032年ごろ?・・・0.78125BTC
↓
2140年ごろ・・・ビットコイン新規発行終了
上の表のようにビットコインの新規発行数は半分になっていきます。つまり半減期を迎えていきます。そして2140年には新規に発行されるビットコインは無くなる予定になっており、最終的には2100万BTCが発行される事になっています。
4年に1度は目安
しかし今までの半減期を見ていただいても分かるようにぴったり4年に1度半減期が訪れているわけではない事が分かります。最初の半減期が来るまでは2009年1月3日から2012年11月28日までなので4年以上かかっています。
これは4年に1度というルールはあくまで目安であってぴったり4年に1度、というルールが決められているわけではない為ずれているのです。
ビットコイン半減期のルールは時間ではなく、ブロックが作成された個数で訪れるルールになっています。つまり半減期は厳密に言うと4年に1度ではなく210,000個(21万個)のブロックが作成された時とルールで決められています。
ブロックは10分に1個作成されるので21万のブロック作成時間は21万×10分=210万分、210万分=3万5千時間=約1458日=3.994…年となります。
つまり約4年で1回半減期が来る、という事がここから言われているという事です。
またブロック作成時間が10分と言い続けてきましたが、実はこの時間も長くなったり短くなったりします。ビットコインのブロック作成時間は平均して10分となるように設計されている為でこれが長くなったり短くなったりは日常的に起こっています。
その為第一半減期のように4年以上になる事があるのです。ちなみにビットコインのブロック作成時間がなぜ10分なのかはこちらなぜビットコイン取引は10分かかるかをご参考にしていただければと思います。
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半減期が無い仮想通貨もある
このようなビットコインの半減期のルールは独自に採用されているもので考案者のサトシナカモト氏が半減期を設けるべきと考えた事から始まっています。
その為仮想通貨の中には半減期が存在しないものも多くあります。リップル(XRP)やNEM(XEM)には半減期というものはありません。既に全ての仮想通貨が発行されています。
半減期ルールはその後のビットコインの価格などにも影響するものであったり、全てが発行されている仮想通貨と少しずつ発行されていく仮想通貨の時価総額の評価の仕方など仕組みを知ると今までの各仮想通貨に対する考え方が変わるものです。半減期もその一つで、仮想通貨を調べる上では仕組みやシステムを知る事が投資などにも役立っていくのではないかと思っています。
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