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ビットコインを始めとした仮想通貨では仕様を変更する際にハードフォークやソフトフォークという言葉が使用されます。エンジニアでない方にとってみればこの言葉は馴染みが全くなくイメージがつきにくいものだと思います。ですので知識のない方にも分かりやすくソフトフォークというものの説明をしてみたいと思います。
ハードフォークとソフトフォーク
ビットコインの次に時価総額の高い「イーサリアム」という仮想通貨があります。たいていの方はビットコインの次に興味を持つのではないかと思います。
イーサリアムはまだ調整段階を出ているわけでは無く、攻撃を受けたりするので修正がよく加えられます。これによりビットコイン取引所で購入していた「イーサリアム」が「入出金停止」となりそれに初心者は驚く、というような事があると思います。
しかし、確かに攻撃を受けたりするのはいい事ではありませんがソフトフォークやハードフォークが絶対に悪いものとも言い切れません。とりあえずどちらにしても「修正」を行っているんだな、ぐらいの感覚で大きく構える事がいいことだと思います。(仮想通貨はそれぐらいこれからの技術だという事です。毎回ビビッていては身が持ちません笑)仮想通貨投資の心構えとしてはこちらで述べさせていただいております⇒仮想通貨の危険性について – とってもやさしいビットコイン
さて、そんな「修正」とも言えるソフトフォークとハードフォークですがどのような違いがあるかといいますと
ソフトフォーク・・・前の仕様も使える
ハードフォーク・・・前の仕様は使えなくする(一新させる)
という違いになります。どちらにもメリットデメリットはあるのですが、投資や保有のみしている方にとってはどちらも細かいところまでは知る必要もないでしょう。
ハードフォークについてはこちらでも説明しております⇒ハードフォークとは – とってもやさしいビットコイン
ソフトフォークについて
どちらの修正方法にするかは議論がその時その時で分かれます。頻繁に修正の行われるイーサリアムではソフトフォーク派とハードフォーク派が割れてしまい現在「イーサリアム」と「イーサリアムクラシック」という通貨があります。ブロックチェーンが分岐してどちらもそれぞれ存在していて何か人間の組織図というか戦国時代のようなイメージです。人間はいつでも同じことをしているのですね。
話が少し逸れてしまいましたがソフトフォークは前の仕様にも対応しているために前の仕様の例えばウォレットを利用してもそこまで問題にはなりません。もちろんソフトフォーク後すぐに取引をしてしまったため取引が承認されなかった。なんてことはあり得ますが全体として見ればそこまで重大な問題にはなりません。(ですがどちらにせよソフトフォークハードフォーク後すぐに取引を行うのは避けた方が良いでしょう)
それに対してハードフォークでは全参加者にアップデートが義務付けられるために知らない参加者やできない参加者にとっては非常に困る事態になります。
とは言え、初心者の方が利用するようなウォレットや取引所では勝手にアップデートまで行ってくれたり、「今入出金しないでください」というアナウンスが流れるのでそこまで心配する必要は無いでしょう。仮想通貨は大きく構える事が肝心です笑
とりあえず用語の雰囲気だけでも知っておけば精神的に楽になりますし、慌てて逆に資産を減らしてしまうなんてリスクも減るわけですので勉強しておいて損はないと思います!是非情報収集を心掛けてください!
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