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ベネズエラで起きているハイパーインフレとビットコインの関係についてです。ビットコインは世界共通の通貨ですので、世界の情勢と価格は連動していることもしばしばあります。最近話題になるベネズエラの通貨とビットコインの関係について簡単にご紹介させていただきます。
ベネズエラの現行通貨
ベネズエラではハイパーインフレが起きております。ハイパーインフレとは簡単に言うとお金の価値が暴落して物価が暴騰する事です。いわゆる「紙幣が紙屑同然になる」という状態です。これは日本円で言うと急に100円だったハンバーガーが明日には1万円になってしまうという事です。
そうなるとあなたの貯金が100万円しかなかったとしたらどうなるでしょうか。全財産の100万円ではハンバーガーをあと100個買うだけで尽きてしまう事になります。これでは将来不安が募るだけです。
このような事態が現実にベネズエラでは起きてしまっており、経済崩壊により政府の管理が機能しなくなってしまいます。すると犯罪が増えたり、貧困者が増えたりするのです。ハイパーインフレについて詳しくは経済の分野でお調べしていただけるといいかと思います。
世界情勢とビットコイン
当ブログでは何回か既に世界情勢とビットコインの関係について記事を書いてきました。その度に言うのですが、世界不安とビットコイン価格は連動する事が多くあります。トランプ氏が大統領に決まった時(世界不安というべきか分からないですが)やインドで高額紙幣が廃止になった時も価格は上昇しました。
もちろん価格が上がった理由は明確には図る事はできませんが、普通に考えると特に各国の経済崩壊時はビットコインに資金が流入してもおかしくないと思います。
それは日本ではあまり考えにくいですが、先ほどのハイパーインフレが起こった場合に100万円がハンバーガー100個分しかなくなり先行きが不透明になった際安全資産へ逃げる、という行動は起こることが不思議ではありません。
更に人々がパッと思い浮かべる安全資産は金や銀です。そうなれば需要は高まりますので価格も同時に上がります。そうなれば「少しでも得をしたい」という人間の心理から言えばなるべく安く安全資産へ移行したいと考えるはずです。
そこでまだそこまで知られていないビットコインという発想はビットコインのシステムを知っている方であれば出てくるはずです。そうなればビットコインを安全資産と見立てて人々はビットコインへの移行を進めます。
それで需要があがり、ビットコイン価格上昇はますます進むことが考えられます。私が見ている感覚で申し上げて申し訳ないのですが、ビットコイン価格上昇は世界情勢不安時に最も表れる印象があります。そして下落は取引所等の事件や流出が大きく価格に反映されております。
ビットコインの技術はもちろんの事、それよりもそのような分かりやすい出来事の方が価格には反映されている印象があります。
もちろん技術的な問題が発覚した時も、技術的な問題を解決した時も価格には反映されると思いますのでよりビットコインについて知識がある事は当たり前ですが自身の為にはなります。
まとめ
ビットコインの価格が上がるのが世界情勢不安という少し悲しい現実ではありますが現実は現実です。ですがそのような事が起こる事で、政府介入の通貨の不安点や改善点が浮き彫りになってくるのも事実です。日本ではあまり意識される事は無いですが、やはり中央集権型の通貨にもリスクやデメリットはあります。(もちろん分散型にもあります)
ビットコインに対する正しい知識をつける事こそが自分の資産、つまり人生を守っていくことに繋がると思います。是非、興味のある方はビットコインや仮想通貨について情報収集をして、自身で正しい情報が間違った情報かを判断していってください!
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