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ビットコインが2016年の終わり12月に入って価格上昇が止まらず、1BTCが12月21日現在約97,000円(執筆時)に到達しております。このままだと1BTCが10万円になるのも見えてきているので10万円の後の世界について個人的な意見(あくまで個人的な意見です!)を書いていこうと思います。
ビットコインの価格
ビットコインの価格が9万円台後半まで上がってきたのにはいくつか理由があります。私の感じるところではビットコインの決済システムという本来の目的を利用したいからというよりもいくつかの偶然的要因が重なって上昇していると思います。
特にやはりビットコインに投資するつもりで買っている人がほとんどだと感じております。もちろん投資が先行して、ビットコインの決済をどんどん利用できるようになる、という事はセオリーとしてかなり考えられる事なので問題はないのですが私はビットコインシステムの特に今騒がれている「ブロックサイズ問題」などを考えてみると一度どこかで価格自体は下がるのかな、と思います。
現在のビットコイン価格上昇は大きいところでは
・ビットコインの堅牢性が示されてきた事(開発されてから8年目に入ろうとしている 参考:過去のブロックのリスク低下について)
・世界情勢不安が各国で起きている事(報道されるところではインドやベネズエラ 参考:インド高額紙幣廃止とビットコインについて・ベネズエラのハイパーインフレとビットコイン)
・円安で対ビットコイン価格が日本円だと特に上昇
というような要因が挙げられていると思います。円安で対日本円に対しビットコイン価格上昇が確かに大きいですが、対ドルでも800ドルを超えて騒がれているので日本だけで価格が上昇しているわけではない事は分かります。
上記のように挙げてみると分かるのですがビットコインの決済が便利だからとか利用したい人が増えたという理由で価格が上昇しているわけではない、というところはまず知っておくべき事項でしょう。
もちろん価格上昇=需要増という事を考えると現状でも利用したい人は増えていると思いますし、今後も増加することは間違いないですがそうなればそうなったで技術的な問題が今度は課題になるのでまだまだビットコインは賛否両論にさらされてどうなっていくか分からないものになると思っております。
ビットコイン10万円後の世界
そう考えるとビットコインは逆に10万円程度のポテンシャルではない、という事も言えます。現状で「金(GOLD)」の代わりのようなイメージで購入している方が多くいる訳で、もちろん金(GOLD)よりもビットコインの方が安全と言い切れるわけでは無いのでどちらが上か下かは言えないですが、決済システムとして考えた時は「ビットコインの方が利便性は圧倒的に高い」という事は確実に言えます。
ビットコインと金の相違点はこちらでまとめております⇒ビットコインと「金(GOLD)」
つまり技術的な部分ではまだ開発の余地があるのですぐにとは言えませんが10万円で終わる事が無いというのが私個人の見解ではあります。もちろん今私が把握していなかったり、コア開発者でさえ認識できていないビットコインの欠陥のようなものが見つかればこの仮説は全く意味をなさなくなりますので投資に関しては自己責任で行っていただければと思います。
ビットコインの普及した世界
ビットコインに熱中している方の中には結構「夢」を持っている人が多い印象があります。(というか私がそうなのでそう見えてしまうのかもしれません笑)
というのもビットコインを投資として見ている人はあまりビットコインの仕組みをそこまで知ろうとはしないでしょうし、ビットコインはこの世に誕生してまだ10年にも満たないのに信じて研究しているというのは悪い意味ではなく「盲目的」な部分が無いとできないのではないか、と思います。
ビットコインが普及すれば今までのような既得権益には逆らえないシステムが崩壊し、分散型の「個人」の世界が訪れる、というようなイメージを私は持っています。「個人」の世界が世の中の人を幸せにするかどうかの議論は置いておいて、既得権益の象徴、というか誰も手出しのできない金融という部分で既得権益が崩壊したら今まで「弱者」と呼ばれていたような方にもチャンスが訪れるのではないか、などと考えてしまいます。
例えばブログにしてもブログ執筆者と読者が金融機関無しに「寄付」をするという「ブログの価値」を個人対個人で作っていくシステムなんて今まで無かったですし(このようなシステムが既にあります。参考:自分だけの仮想通貨(独自トークン)作成方法!<2016年12月最新版>)、あとはアイドルの時価総額を投票によって決めたり(参考:ICOもあるアイドル!ビットガールズとは?)するなんてことは仮想通貨がこの世に出てくるまでは考えられなかったことです。
個人と金融が融合していくきっかけに今のところ最も近くにいるのがビットコインである、というのが私の意見です。もちろん時価総額が個人についてしまう時代では厳しい競争があるという批判もあるのは分かりますが、結局はそのシステムを使う人間次第なのではないかと思います。上手に使えるかどうかはインターネットと同じで人間次第、という事です。
まとめ
ビットコインが今後どうなっていくかとても楽しみです。ビットコイン、ブロックチェーン、仮想通貨は今最も注目を集めるキーワードの一つですが今のうちから興味を持って情報収集しておくことに無駄は無いような気がします。私も日々ビットコインについて調べておりますが、発見が沢山ありビットコインがもしダメでもその次の技術がまた世の中を変えるきっかけになると思います。
個人的意見を述べる記事を書きましたが、単純にビットコインの仕組みについて調べるのは面白いです。是非、興味のある方は情報収集をしてみてください!!
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