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ビットコインのリスクの一つとして「誤送金」というものがあります。(ビットコインのリスク)ビットコインでは一度受理された送金は取り消す事ができません。このリスクに対してどう向き合っていくか、特にビットコイン初心者の方はビットコインを始める前に考えておいた方が良いでしょう。
送金の取り消しについて
ビットコインが送金を取り消す事はできない、というのは広く言われることで事実です。ビットコインは一度送金してしまうとその送金データはネットワークを通じてほぼ世界中の参加者に伝播していくのでその後に取り消すことができません。
そこで気になるのがビットコインの誤送金です。ビットコイン送金が取り消すことが不可能であるならばビットコインアドレスを間違えて入力してしまい誤送金してしまった場合のリスクは大きいと感じる事でしょう。
ビットコインアドレスを間違えたら?
そもそもその相手の口座である「ビットコインアドレス」が見慣れない英数字の文字列である事が人々を不安にさせます。ビットコインアドレスは例えば
1Cp4pKKj5avmBd8onhCxjpsD7VTvCqMtm1
このようなものです。これを入力する際に手入力をしていたら一文字違っても普通では気づくことはできません。ですので誤送金を不安に思うのは普通の事でしょう。
しかし、ビットコインアドレスに関して言えば例えば一文字間違っていたとしても「無効なアドレス」として送金することが不可になります。ビットコインのシステムでは誤って入力したビットコインアドレスについては検知してくれるのです。ですので基本的にはビットコインアドレスを一文字や二文字間違っても誤送金してしまうという事は起こりません。
しかし奇跡のような事が起きて誤って入力したビットコインアドレスがどこかで誰かが使用しているアドレスであった場合は誤送金が起こり得ます。大量のビットコインを誤送金してしまうとこれは大変な事です。ですので誤送金には気を付けるべきでしょう。
また2017年8月に誕生したビットコインキャッシュはアドレスフォーマットがビットコインと同様の為、間違えてビットコインキャッシュをビットコインアドレスに送金(逆も然り)してしまう事例があります。このような場合、取り出す事も出来なくなってしまうので注意が必要です。
対策
対策はコピペ又はQRコードの読み取りでしょう。どちらにしても指定したビットコインアドレスを送金前にもう一度確認することは必須です。何かの間違いで誤送金してしまう事をとにかく避けましょう。
ビットコインは中央管理不在で稼働している為にとにかく利用は自己責任の世界です。その代わりに自由な経済活動が可能になるのです。至極当たり前の事なのですがとにかく「自由」と「責任」が一緒になっているという認識を忘れずに利用することがビットコインのリスクを抑える一番の方法でしょう。
ビットコインのリスク
先ほどもリンクを貼りましたがビットコインにはリスクがつきものです。(何でもそうですが…)普通のリスクと違うのがとにかく自己責任であるという点です。誤送金にしても誰も基本的には保障はしてくれません。
ですがビットコインのリスクの中には今回の誤送金のように知識さえあれば防げるリスクもかなり多くあります。ビットコインシステム自体で言えば堅牢性はかなり高いので現行通貨や決済端末よりもリスク回避できる可能性は高いのでは、とも思います。
例えばビットコインでは秘密鍵が無くてはそのビットコインの所有権を動かすことができません。現金は多額の資産を保管するのには第三者を信用し、そこに預ける事でしか可能になりませんがビットコインであればその秘密鍵さえ分かれば紙切れ一枚で保管が可能です。(保有している事すら誰にも知られずに資産の安全管理が可能です)
このように「知識」がビットコインにおいてはリスク対策になるのです。ですので必ず特にセキュリティに関する知識は多く身につけておくことが推奨されております。
ビットコインの価格が10万円を越えた(2016.12.24.現在)今だからこそ基本的なことを学んでおくことが重要になってくるのです。リスクをしっかり防いで楽しいビットコインライフを送っていただければと思います!
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