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ビットコイン取引所のbitFlyerが三井住友海上火災保険株式会社と提携をして顧客の「不正出金の補償サービス」を開始しました。これがどのような補償サービスなのか、どのような方が対象になるのかを解説していきたいと思います。
不正出金補償サービスとは
ビットコイン取引所はIDとパスワードを入力してログインをします。初期設定ではIDとパスワードさえあればビットコインやその他の仮想通貨の資産を取引したり送金できてしまうのでIDとパスワードを盗まれてしまうと資産を丸ごと操作されてしまう事になります。
このような被害はどこのビットコイン取引所でも起こっており、いつその攻撃の的になるのか私達は分かりません。普段、スパムメールを開けたりパスワードを盗取しようとネット上での質問に答えたりしなければ不正ログインの危険性は減りますがパスワード盗取には様々な手法がありますのでリスクは必ず存在します。
ビットコイン取引所のbitFlyerはこのような事態に対して「不正出金に対する補償サービス」を提供する事で顧客が安心して取引所を利用できるようにする狙いがあります。
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対象内容
今回の補償サービスの対象内容は
「メールアドレス(ID)・パスワードの盗取により日本円の不正出金」
です。仮想通貨の不正出金ではなくあくまで日本円の不正出金と条約には書かれております。
対象者
「アカウントクラスがトレードクラス、かつ、ログイン時および日本円出金時の二段階認証を設定しているユーザー」
と規定されております。トレードクラスというのはbitFlyerアカウントにて本人確認まで終了している方、そして2段階認証を設定している方になります。2段階認証について⇒2段階認証はビットコイン初心者必須セキュリティ!
また、セキュリティ対策ソフトを入れている事やそれが最新の状態になっている事なども対象範囲に含まれます。つまり「セキュリティ管理をしっかりしていたのにも関わらず被害に遭ってしまった」方が対象となりますので日ごろからセキュリティ対策をしている事がとても重要となります。
また14日前までに被害届を警察に提出し受理されている事も必要になります。気が付いたらなるべく早く届けを出しておきましょう。
補償額
不正出金被害に対する補償額は
・預かり資産の合計が円換算にて 100 万円を超える二段階認証登録ユーザー⇒500 万円
・上記以外の二段階認証登録ユーザー⇒10 万円
となっております。仮想通貨資産も含めて100万円を超える預け資産が無ければ10万円が上限となるようです。
その他
主だった事項は以上です。その他免責事項などはbitFlyerHP(https://bitflyer.jp/compensation)に記載されておりますのでよく読んでおきましょう。
まとめ
ビットコイン取引所のセキュリティ対策は以前より求められてきました。ビットコインにとって今回のような補償サービスが出てきたのは良い傾向です。利用者の安心も増えます。
ですが今回のように2段階認証設定ユーザーのみの対象であったりしますので必ずセキュリティ対策は自身で行っておくことです。大切な資産を守る為にも必ず情報を収集し、できるだけのセキュリティ対策を行っていきましょう。
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