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COMSAが2017年11月2日付けで発表したICO実施計画「CYBERLAB 9」による「VERSES」とはどのようなものか、初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。
COMSAとは
COMSAは仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロ社が手掛けるブロックチェーンプラットホームプロジェクトです。
COMSAというプラットホームを利用する事により企業がICOと呼ばれる仮想通貨を利用した資金調達を可能にします。またICOサポート以外にもCOMSAには仮想通貨やトークンをスムーズにやり取りする機能などが施されているので今後のビジネスシーンでの仮想通貨利用を大きく手助けする事になります。
COMSAに関して詳しくはこちらCOMSAとは ＜特徴・評判・今後＞（初心者向け）もご参照ください。
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ICO計画VERSESとは
2017年11月2日のテックビューロ社の発表によればアメリカ、カルフォルニア州などを拠点とするVR（バーチャルリアリティ）/AR（拡張現実）などのテクノロジーとゲームなどのエンターテインメントを融合させた製品開発を行う企業である「CYBERLAB 9」がCOMSAを利用して2018年初頭にICOを行うとしています。
CYBERLAB 9は「VERSES」というプロジェクトで仮想世界（コンピューターに構築された世界）の開発環境を提供し、ゆくゆくはここで作成されたVR/ARゲームをユーザーがプレイできるようなプラットホームとしての機能も目指しています。
CYBERLAB 9はこのVERSESの追加機能のICOをCOMSA上で行う事を検討しています。追加機能は「vCmmerce」という機能で、「VERSES」で作成されるゲーム等の中で仮想通貨決済を可能にします。
つまりCOMSAでのCYBERLAB 9によるICOはこの追加機能を利用できるようにする為の開発資金を受け取る代わりに投資した方にCYBERLAB 9の発行するトークンを渡すというものになります。
発行されたトークンの使い道になるかは今のところ未定ですが、基本的にICOで発行されたトークンを受けとる事は
・そのプロジェクト内（今回であればCYBERLAB 9の提供する製品内）で利用ができる
・トークンの需要が上がる事で購入した時よりも値上がりし、利益を出す事ができる
というメリットがあります。
もちろん、リスクは
・プロジェクトが失敗に終わる⇒利用できない
・トークンの需要が出ない⇒値下がりして損失に
というものが考えられます。
参加・購入方法
まだ詳細は発表されていませんが、COMSAのICOではビットコイン・イーサリアム・NEM（XEM）といった仮想通貨やCOMSAトークン（CMSトークン）などで参加できる可能性があります。
それらの仮想通貨やトークンをプロジェクト側に支払う事で発行されるトークンを購入し参加します。
今回のプロジェクトについて
今回のプロジェクトではVR/ARと仮想通貨の融合という事でとても相性のいい組み合わせになっています。もちろんVR/ARの商用化や仮想通貨のシステムリスクはあるものの、両者は仮想世界と現実世界を繋ぐもので、VR/ARで現実世界にゲームを作り出しその上で仮想通貨という現実世界でも通用するインターネット上の貨幣を提供します。
テックビューロ社の代表も「VERSESが描くビジョンが、我々がCOMSAのホワイトペーパーに示したVRユースケースそのままであったことにお互いに身震いする思いでした。」と述べているようにこれらの組み合わせがマッチし、実際に提供される事になれば多くの人が楽しめるような世界が作られるかもしれません。
尚、ICOの参加については損失リスクがいつも付きまといます。COMSAや仮想通貨自体も成功するか分からないプロジェクトを認識の上、自己判断で参加を行うようにしてください。特に何も分からないまま多額の資金で参加をする事は生活を脅かす元となりますのでICOや仮想通貨は基本的にプロジェクト成功を願う寄付のようなものだと考えていただくと良いかと思います。
（参照元：https://comsa.io/ja/54265.html）
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