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2018年1月8日に中国大手マイニンググループのViaBTCがクラウドマイニング契約市場を終了する事を発表しました。この事について初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。
ViaBTCのクラウドマイニング市場閉鎖
ViaBTCは中国の大手ビットコインマイニンググループです。ビットコインだけではなくビットコインキャッシュのマイニングも行う団体で、特にビットコインキャッシュでは多くのシェアを占めています。(2018年1月現在、約25%のシェア)
ViaBTCではマイニングプールという多くのマイニング参加者が協力し合う形でマイニングを行う組織を形成しています。現在中国の大手マイニンググループはほとんどがそのような組織の形をとっており、多くのマイニング参加者が契約をする事で多くのシェアを奪い合っています。
ViaBTCではマイニングプールの他にもクラウドマイニングという資金だけを広く募り、その資金を元にマイニングを行い配当を資金を提供してくれた人に返すというマイニング方法も行っていました。
そのViaBTCのクラウドマイニングの契約市場が1月10日に閉鎖される事が発表されました。クラウドマイニングの契約市場とはViaBTCで購入したクラウドマイニングの契約を売買する為の市場で、BCH(ビットコインキャッシュ)建てで契約が売買される事になります。
クラウドマイニング自体の報酬支払いは継続されるとも発表されており、あくまで市場だけの閉鎖になるとしています。
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変化する中国マーケット
今回の閉鎖は規制の強化と関連しているかどうかは分かりませんが、中国ではビットコインマイニングに対する規制の噂が絶えません。(参考:中国でマイニング規制の可能性を人民銀行が示唆)
ViaBTCのクラウドマイニング契約市場は特に人気のあったものではないので何とも言えませんが中国では取引所が全面停止されている事やICOが規制されている事から徐々に仮想通貨への参加機会が減っている事は事実で投機熱は2016年よりかなり下がっていると言えます。
韓国でのICO規制と本人確認必須化など、東アジアでは仮想通貨に対する規制が本格的になっており、世界的な規制の流れは免れなさそうです。
日本は規制はあるものの、中国などに比べれば比較的柔和な政策が取られているので初心者の方はいきなり海外取引所を利用する事やマイナー通貨を保有していると規制などで思わぬ損失を出す事がありますのであまりオススメしません。学びながら利用していきましょう。
クラウドマイニングの可能性
クラウドマイニングは以前からマイニング設備を持たなくてもマイニングに参加できる方法として一定の人気がありました。2017年には日本の事業者GMOインターネット株式会社もマイニング事業に参入する事を発表しており、その計画の中には「クラウドマイニング事業」もあります。(参考:GMOインターネットのマイニング事業参入について理解する)
このようにマイニング事業を行う上で積極的に導入されるクラウドマイニングですが、実態は不透明なものが多く詐欺などの被害も絶えません。
2017年末にはNiceHashという有名なクラウドマイニングがハッキングに合う被害も出されており、ただ仮想通貨を売買するよりもリスクの高い投資となっているのも事実です。
マイニングは仮想通貨に欠かせないものですので知識を得る事は大切ですが儲けだけを考えていると今後法整備などの影響も直に受けやすいものでもあるので注意して情報を収集していくと良いでしょう。
(参照:https://pool.viabtc.com/announcement/21/)
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この記事って本当なんですかね?
https://blockchain.info/ja/pools/
ハッシュレート分布では、いまだにViaBTCはちゃんとシェア取ってますよ?
>ろんちゃん様
viaBTCはクラウドマイニング市場を閉鎖していますが、マイニングは現在も行っています。https://pool.viabtc.com/announcement/21/
ご参考になれば幸いです。