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ライトコインの決済アプリ・デビットカード「Lite Pay」とは何か、どのような特徴があるのかについて初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。
※2018年3月26日、Lite Pay運営終了をライトコイン財団は発表しています。
ライトコインとは
ライトコインは2011年に開発された決済用仮想通貨です。ビットコインとの主な違いは取引完了の時間が挙げられます。ビットコインが10分なのに対しライトコインは2.5分で完了します。ビットコインが「ゴールド」として例えられるのに対しライトコインは「シルバー」として例えられます。ビットコインよりも決済の面で「実用的」を目標に作成されました。
ライトコインはビットコインに先駆けて取引処理能力向上などに役立つとされるSegwitを実装して話題になりました。ですがビットコインにも課題があるようにライトコインにも課題はあります。マイニングの中央集権化など、仮想通貨につきものの課題があるのでまだまだこれからどのような発展をしていくかは誰にも分かりません。
ライトコインについて詳しくはこちらライトコイン(Lite coin)初心者入門ページもご参照ください。
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Lite Pay(ライトペイ)とは
Lite Pay(ライトペイ)はアメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコに拠点を置くLite Pay社が開発するウォレットアプリ・デビットカードです。
Bit Go社というブロックチェーン技術のセキュリティ向上などのソフトウェアを開発するアメリカの企業と連携する事でセキュリティの高いウォレットを提供し、そのウォレットと連携したデビットカードを提供します。
Lite Payのようなライトコインウォレットを利用すればライトコインを入金しておくだけでそのままライトコイン決済受け入れ店で支払いを行う事ができます。Lite Payのシステムを店舗が受け入れている場合、支払った時点での価格を保証することで店舗が心配な価格変動リスクはLite Payが担います。通常のクレジットカード決済では約3%の手数料が決済受け入れ店でかかりますがLite Payでは1%の低手数料でライトコイン支払いを受け入れる事が可能になります。
デビットカード支払いを受け入れている店舗であればLite PayユーザーはデビットカードとLite Payウォレットを連携する事でライトコインで買い物を行う事ができるのです。Lite Payが自動的に法定通貨に変換して支払いを行います。
今までビットコインウォレットと連携していたデビットカードがありますがその機能をライトコインでできるようにしたものがLite Payです。
(Lite Pay公式HPhttps://www.litepay.us/)
仮想通貨デビットカード
このLite Payサービスがある事でライトコインが通貨として利用できる幅が広がります。今まではビットコインが先行して決済導入店舗を増やしていましたがライトコインも今後決済導入店舗が増えていく可能性があります。
ライトコインはビットコインよりも決済が早く、実用性を目指す通貨なのでこのようなライトコインの決済アプリはライトコインの今後の普及を助けるものになるかもしれません。
ただ、ビットコインの決済やビットコインデビットカードのユースケースは海外旅行の際などの限定した場面でしか見受けられておらず仮想通貨が今後通貨としての役割を担っていくかは不透明です。仮想通貨が通貨として使いやすくなるには仕入から給与支払い、そして納税まで全てを通して行える必要があります。どこかで法定通貨を介する場合、仮想通貨の価格安定が求められてしまうので難しい局面が出てきます。(この問題に関してはこちらの記事ビットコイン決済とは <導入はビットコインの普及に繋がるか>もご参考にしてください。)
つまりLite Payなどのサービスは国や政府の考え方も重要なファクターとなっていくでしょう。アメリカでは納税をビットコインで行えるように法整備する動き(アメリカでビットコイン納税ができる可能性 仮想通貨の未来は開くか)もあり、今後の各国政府の動向には注目です。
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