TREZORの復元方法　＜TREZOR端末利用＞

 

仮想通貨のハードウェア型ウォレットであるTREZORは仮に端末を紛失してしまっても復元パスフレーズにより保管していた仮想通貨を復元する事ができます。ここではTREZORで保管していた仮想通貨をTREZORで復元する方法を解説していきます。

 

• TREZORとは
• 復元方法
• データの消去方法

 

 

TREZORとは

TREZORはビットコインを始めとする仮想通貨を安全に収納しておくためのハードウェア型ウォレットです。オフラインで管理する事によってハッキングによる仮想通貨の盗難等を防ぐことができます。（TREZORとは ＜初心者向けガイドページ＞）

 

今回利用するのはTREZORの一般的に利用される24語のパスフレーズを利用してTREZORの中のウォレットをTREZORを利用して復元する方法です。24語のパスフレーズはTREZORの初期設定をする際に記録していたものを使用します。

初期設定方法はこちらTREZORの使い方① ＜開封時の注意点・初期設定＞をご参考にしていただければと思います。

 

24語のパスフレーズがあれば仮に利用していたTREZOR端末を紛失してしまっても他のウォレットで復元する事ができます。全てのウォレットで復元が可能という訳ではなく、24語のパスフレーズを利用しているTREZORと同様の仕様のものではないと復元する事ができません。

 

ですのでTREZORを紛失してしまった場合や誤ってデータを消去してしまった場合は同じTREZORかもしくは同じ仕様のものを利用して復元する事になります。今回はTREZORを再度利用して復元する方法をご紹介していきます。

 

また、TREZORを万が一紛失してしまった時の為に一度自身でTREZORを復元できるか仮想通貨が入っていない状態（又は少額入れた状態）で練習しておくことをオススメします。TREZORのデータを一度消す方法は後述します。

 

復元方法

TREZORの公式HPにアクセスをします。（https://trezor.io/）

 

 

右上部の「Wallet」を選択します。

 

 

この画面でTREZORをUSBポートに接続します。

PIN入力画面に移るので端末に表示されるPINコードをパソコンで操作します。

 

 

ここまで来るとトップ画面（初期状態）に移ります。

 

 

画面右にある「TREZORリカバリ」を選択します。

 

 

先ほどと同様にPINコードを2回続けて入力します。

 

 

パソコンにこのような画面が表示されますので記録しておいた24語のパスフレーズを入力していきます。

 

 

TREZOR端末に「〇〇th word」という表示があるので18thであれば18番目、24thであれば24番目の単語を入力していきます。（小文字で入力します。）

 

 

いくつかの単語が正しく入力されるとPINコードが求められますので再度同様に入力します。

 

これでTREZORの元データが復元されます。

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データの消去方法

練習の為に一度データを消去して練習したい方はお使いのTREZORデータを消去して復元する事ができます。（資産の無い状態か少額資産の状態で行ってください。）

 

 

TREZOR接続後のトップ画面左上部にて「自分のTREZOR（任意のTREZOR名）」か設定の「歯車マーク」を選択します。

 

 

そして「アドバンスド」タブを選択します。

 

 

下の方にある「端末を消去する」を選択します。

 

 

パソコン上にはこのような表示が出ます。

 

 

端末に上図のような表示が出るので消去しても良ければ（復元パスフレーズが記録されているなら）「Confirm」を選択します。

 

 

これでTREZORのデータが消去されます。復元は先ほど説明したように行ってください。

 

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