本ページはプロモーションが含まれています
ビットコインの取引は承認されていくことによってその正当性が担保されていきます。「承認」とは何か、そして「承認」はどれだけ待てばビットコイン取引を信用していいのか、初心者向けに分かりやすくご説明させていただきます。
ブロックチェーンがよくわからない方はこちら⇒ブロックチェーンをちょっと詳しく!①
承認とは何か
ビットコイン取引はブロックと呼ばれる取引帳にその取引が記録されていくことによって進んでいきます。ブロックはマイナーと呼ばれる参加者によって作られます。マイナーは最も早くブロックの演算に成功することにより報酬を受け取ることになります。
マイナーの行動は簡単に言うと
・新しいブロックを生成(その際一つ前のブロックの一部を組み込む)
・取引を検証し、ブロックに載せていく
・ブロックが出来上がると他のマイナーに報告し、次のブロックが繋がる
というような順序で進んでいきます。
その際に「承認」とはブロックに取引が載ることを言います。あなたの行った取引がマイナーによってブロックに載せてもらう事で初めてその取引が「承認」されることになります。
ちなみに「承認」はマイナーによって選ばれた取引がされるのでその動機となる手数料が多いほど早く「承認」を得る事ができます。このような理由から早く送金したい時は手数料を増やすといいのです。
詳しくはこちら⇒ビットコインの承認(confirm)とは
スポンサー
「承認」が6段階で安全か
「承認」された取引の載ったブロックの後に新たなブロックが生成されると1承認、1段階の承認を得た、となります。
これが6段階までいくとその取引が消える事がほぼなくなり安全な状態になったと言われます。1つのブロックが確定するのには約10分かかるので6段階承認を得るまでは1時間かかるという事になります。
このような6段階までは信用できないというのはビットコインのブロックチェーンの性質によるものです。ブロックチェーンは「最も長いチェーンを正当なチェーンとする」とされているためです。もし、あなたに送られたビットコインがすぐに違う人に大きな手数料で送金されていた場合にその取引が優先されてしまい、あなたの取引が承認されることなくもう一方の取引がブロックチェーンに載っていってしまった場合はあなたの取引は消去されてしまうのです。
そのような理由から「6段階承認されたら安全」という事が言われているのです。
長いブロックチェーンについて⇒ビットコインブロックチェーンが二分する時
まとめ
しかし、現在ではこのような時間がかかってしまったりするビットコインのデメリットを補うような技術も開発されております。あなたが取引所間でコインを移動する時や店舗で支払いをする際はほとんどがこの問題は解決されております。
ただ、ビットコインの仕組みを知っておくことは今後予想されるビットコインの知識がない為に資産を失ってしまうリスクを減らすことに繋がります。
ビットコインを利用する際はしっかりと知識をつけておくことが最大のリスクヘッジの一つになるでしょう。
<関連記事>
スポンサー