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2016.10.27.にSBIホールディングス株式会社が仮想通貨事業参入の発表をしました。
SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社を設立し、仮想通貨の交換及び取引サービスを提供するそうです。
詳細はまだ分かりませんが、仮想通貨の波が日本に来ている事は確かですので少しこのニュースを掘り下げようと思います!
SBIホールディングス株式会社とは
まず、SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社の親会社にあたるSBIホールディングス株式会社とはどのような会社か、です。
SBIホールディングス株式会社は東京の六本木に本社を構える金融事業を行う会社です。平成11年に設立をしました。(元々はソフトバンクインベストメントという社名)
平成15年には東証一部上場をしております。
最も有名なサービスはSBIネット銀行かと思われます。
本当に最近までネット銀行なんてものは一般的には「怪しい」銀行のようなイメージであったかと思います。(私の印象ですが笑)
ですが今現在では手数料の安さやコンビニのATMで利用できる利便性が評価されて2008年3月末の時点で約12万の口座数が2016年6月末では約263万まで口座数を伸ばしております。(SBI ネット銀行公式HP・口座推移数より)
また、ビットコインをはじめとしたFinTechスタートアップ企業との連携もいち早く行っており、国内ビットコイン取引所との提携は最も多い銀行でもあります。
(実際SBIネット銀行もFinTechの一部なので当然の結果ではありますが…)
ですので私は手数料の安さなどからビットコインを始める際はまずSBIネット銀行の口座を作成されることをオススメしております。
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SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社について
そんなSBIホールディングス株式会社が仮想通貨事業に参入するためにSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社を設立する事を発表いたしました。
カレンシー(Currency)とは英語で「通貨」という意味なのでバーチャルカレンシーとは直訳すると「仮想通貨」という意味になります。
つまりその名の通り「仮想通貨」に特化した会社であるという事です。
では、実際にどのような事業を行うのかですが、SBIホールディングス株式会社の公式発表によれば
SBIバーチャル・カレンシーズでは、SBIグループ各社向けに仮想通貨の交換および取引サービスを提供するほか、さらには国内外の仮想通貨取引所との連携を通じ、取り扱う仮想通貨の種類の充実や仮想通貨を用いた発展的なサービスの開発を順次進め、投資家の新たな投資機会の創造に努めてまいります。
とのことです。
つまり既存のビットコイン取引所(bitflyer等)のような消費者向けのBtoCビジネスというよりは「SBIグループ各社向け」や「国内外の仮想通貨取引所」に向けたBtoBビジネスであると予想されます。
もちろん今後どのようなサービスを展開するかは公式発表を待つしかありませんが、現存の取引所と競合するようなものではないと予想されます。
今回のニュースが意味するところ
今回のニュースが意味するところは、まずFinTech特に仮想通貨というものが一般的になるのはそんなに時間がかからないだろうという事です。
先ほど述べさせていただいたようにネット銀行なんてものは数年前まで考えられなかった人が大多数でした。しかし現在では手数料の安さや口座開設の容易性などで現実に利用される方は増えております。
ですのでSBIホールディングス株式会社のような大企業が本腰を入れて仮想通貨業界に参入することは単純に仮想通貨に対する信用力がアップしますし、いいことだと思います。
また今回のSBIホールディングス株式会社の発表で多くの企業はビットコインの自由主義的な性質というよりも自社の利益向上の為のコストダウンに注目しているな、という事が私は感じました。(別にそれが問題があるという訳では全くないのです)
理由はBtoBのようなものは企業同士のWinWinな関係によって基本的に成り立つものなので個人の自由を増す効果はそこまで多くないと私は思っております。(「革命的」という夢のようなものではないという意味で笑)
ですので大手企業が参入してくることは良い事もありますが、ビットコインの良さがどこまで生かされるのか不安と興味が入り混じるような感覚です。(個人的な意見ですみません)
まとめ
どちらにせよまだまだこれから色々な企業が参入してくることは容易に予想されますので今後も注目してビットコイン・ブロックチェーンを追っていきたいと思います!
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