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ビットコインは現在では決済機能としてよりも投資対象商品として多くの投資家から注目を集めているのが現状です。
もちろんこれはビットコインが決済機能として劣っているという事ではなく、まだ社会的インフラが整っていない為に起きている現象だとも考える事ができます。
2016年11月6日に海外ニュースサイト「TheStreet」よりビットコイン投資についての記事が上がりましたのでビットコイン投資について記事を参考にしながら解説をしていきたいと思います。
ビットコインは分散投資のポートフォリオになるが、リスクはある
ビットコインは日本よりも世界の投資家の方が注目を受けていると私は情報収集をしていてよく感じることがあります。日本では中央集権的な体制が(国に対する国民の信用がある等)一定の成功を収めているため、ビットコインの分散型の性質が信用を得るのには時間がかかっております。
しかし、中央集権のうまくいっていない国ですとか自由をモットーに生きるアメリカの方などにはビットコインの分散型という性質、中央管理者不在という性質は比較的好まれます。(もちろん世界においてもまだビットコインの浸透率は高くありませんが)
日本や海外も含めメディアの情報が色々な角度からの考察になってしまっている事によってビットコインに対する一般的な意見は曖昧なものになってしまっている現実があると言えるでしょう。
TheStreetでの記事ではそんなビットコインは投資家にとって分散投資の選択肢の一つになると言います。
Bitcoin started trading in January 2009 at about $0.0007 apiece, and it hit parity with the dollar in February 2011, which was the fastest recovery against the greenback ever. By November 2013, bitcoin’s value peaked at $1,242. However, it soon started its downward journey and remained volatile for most of 2014. Its movement last year mostly hovered between $200 and $400.Bitcoin was at about $400 in the first half this year and started moving higher in the second half.https://www.thestreet.com/story/13877214/1/bitcoin-may-be-a-portfolio-diversifier-but-there-are-still-risks.htmlより引用
ビットコインは2009年1月より取引が開始されました。一時(2013年11月)には約12万円の値をつけるほどにまで成長をしたのですが色々な要因があり、価格は暴落してしまいます。日本でも大きく取り上げられたビットコイン取引所のMt.GOX社の破たん事件などが一因として挙げられるでしょう。(事件についてはこちら⇒2014年ビットコイン取引所「Mt.GOX」事件を学ぶ – とってもやさしいビットコイン)
当時ビットコインがもう終わってしまったと感じ、離れていってしまった人も多くいたと思います。しかし、ビットコインは事実終わってしまった通貨ではありませんでした。何故ならMt.GOX社の事件では会社(取引所)の問題はかなり大きかったにせよ、ビットコインそのもののシステムには何ら問題が無く稼働し続けていたからです。
2014年ごろでもビットコインのシステムに希望を持つ人々が取引を続け、このころから少しずつ日本国内にも取引所が設立されていきました。現在大きな国内取引所で最初に作られた取引所はbitFlyerという取引所です。(bitFlyerについてはこちら⇒ビットコイン取引所紹介~bitFlyer~ – とってもやさしいビットコイン)
注目されるビットコイン
ビットコインは現在多くの企業から注目を浴びております。
The number of bitcoins in circulation is limited, which means that it can’t be inflated and thus would retain a relatively stable purchasing power as compared with other currencies. The ability to retain its value makes it attractive as a long-term investment especially for retirement purposes.Bitcoin has a market capitalization value of $11.62 billion and is trading at about $700.The digital currency’s price has shown signs of maturity and is fast shedding the image of being considered speculative in nature. Bitcoin-related ventures have also been attracting a decent number of funds, which demonstrates the increasing confidence of angel investors and entrepreneurs.https://www.thestreet.com/story/13877214/1/bitcoin-may-be-a-portfolio-diversifier-but-there-are-still-risks.htmlより
TheStreetの記事によればビットコインはビットコインは長期投資という面においてはとても魅力があると言います。私もビットコインの長期投資には一定の期待が持てるものではないかと思っております。一つの理由としてはビットコイン関連のスタートアップ企業はエンジェル投資や企業出資により多くの資金調達に成功を収めているという事です。これはビットコイン関連のスタートアップに出資するのはビットコインが今後成長していくことで金融の、それもFinTechというデジタルな金融という面でのインフラの役割を持っていくからというのがあると思っております。
インターネットとよくビットコイン・ブロックチェーンは比較をされますが、インターネットが普及した歴史には通信会社などのネットインフラの整備がまず先にあって、その後インターネットサービスを使った人々への価値の創造がありました。まずインターネットインフラが無ければ現在の一般的な人々へのインターネットの浸透は有り得ませんでした。つまりそれと同様の事がビットコインというFinTechの分野でも起きていると考える人が多くいて注目をされているのです。
実際に浸透していない今では賛否両論があるのは当たり前の事で、価格が短期的に見ると変動しているのは仕方のない事です。しかし、デジタル金融的インフラとしてビットコインを見た場合は長期投資の一つの選択肢として分散投資の一つの選択肢としてビットコインに投資するというのは悪くない考え方であると言えるでしょう。事実、長期的に見ればビットコインの価格は徐々に上昇をしております。
まとめ
投資という面で考えた時にTheStreetの記事中では株式やその他金融商品とは仮想通貨投資は相関関係が低いと言います。中央管理者不在で独立して稼働するビットコインは資本市場資産とは低相関関係にあるという考え方です。
もちろんビットコインにリスクが少ないわけではありません。しかし、世界的に見て投資の一つの選択肢になりつつあるのは事実です。またビットコインは実は技術的にも日々進化しております。投資以外でも利便性のある技術ですので今から始める事には損はないと思います!
※参考記事
Bitcoin May Be a Portfolio Diversifier, but There Are Still Risks – TheStreet
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