日本でビットコインが流行らない理由について

f:id:jyutakugyoseiku:20170303224742p:plain

 

未だにビットコインや仮想通貨は「怪しい」という印象が日本では主流です。(怪しい仮想通貨も中にはありますが笑)ビットコインやブロックチェーンに少しでも興味があって調べたことがある方はこのような印象は持っていないと思いますが、全くの初心者の方にとっては何故こんなにも「怪しい」と言われたり、そもそも通貨は日本円があるのではないか?と思われると思います。

しかし、仮想通貨業界では日本はそのようなイメージから後れを取っていると言われたりもしております。なぜこのような事態が起こっているのか、初心者の方向けに解説をしていきます。

 

日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin 

 

ビットコインに対するイメージ

 

日本での「ビットコイン」と言えば「Mt.GOX」だと思います。Mt.GOXとは2014年まであった日本のビットコイン取引所で、そこの取引所からビットコインが流出してしまい「ビットコイン消失」と報道されたことにより日本では「ビットコイン=怪しい」というイメージが大きくつきました。詳しくは⇒2014年ビットコイン取引所「Mt.GOX」事件を学ぶ

 

もちろんこのMt.GOX事件の報道の仕方によるイメージの悪化はありますが、結果的にこれは「ビットコインの消失」ではなく数多くあるビットコイン取引所の一つが不正を行っていたという見方で落ち着いております。つまりビットコインシステム自体に問題があったという訳ではないという事です。

 

本来であればMt.GOX事件の誤解が解けて、ビットコインや仮想通貨システムの凄さに注目が集まるはずなのですが正直未だにそれを払拭するほど話題になる事がありません。それには日本という国にいる事で仮想通貨の凄さに気づきにくいという事が一つの理由で挙げられると思います。

 

 
スポンサー

 

 

日本円と仮想通貨

 

日本は先進国です。しかも世界的にとても経済の進んだ国です。その為あらゆる面でシステムが確立されております。まず日本円です。日本円はとても安定した通貨という印象が日本国内には流れております。「日本円が大暴落」や「日本円が紙くずと化す」なんて想像もつかないと思います。正直私も想像はつきません笑

 

その為に「仮想通貨」という得体の知れないものに興味を出す事自体に抵抗があります。通貨は日本円が一番。そのイメージが定着しきっている為に日本人は仮想通貨に対して拒絶反応を見せます。さらに外貨と触れ合う機会も極端に少ないです。ですので日本円は日本円として価値を持つので日本円の価格が変動すること自体に馴染みがありません。

 

外国為替などの投資に興味があれば別ですが日本は投資もそこまで普及していないので日本円の価値については話題にすらしたことない方が大勢います。

 

次に日本人の銀行に対するイメージと銀行の確立されたシステムです。日本では銀行の支店がいたるところにあったりATMもいたるところにあります。電車もそこかしこに(特に首都圏や大都市)走っていて駅のそばには銀行があります。

 

すると銀行振り込みなどに対して不便を感じる事もまずありません。しかも日本の銀行はシステムが整っている為に「全然振り込まれない」などのトラブルもほとんどありません。

 

外国では銀行の支店が全然ない地域があったりします。日本人が銀行に抱く感覚と外国の方が銀行に抱く感覚は違います。日本では銀行=安心安全というイメージがあるので仮想通貨で銀行がいらなくなる、と言っても「銀行無くなって意味があるの?」となります。ですのでそこに食いつく人も多くはありません。

 

日本人の国民性も関係

 

以上のような日本円と銀行のシステムが悪いとは思いません。しかし、このような確率されたシステムに慣れた方が多い為「ビットコイン」「仮想通貨」といった革新テクノロジーが浸透しにくいのもまた事実だと考えます。

 

日本人は基本的に「皆同じ」を好みます。異端児になることを嫌う文化があります。それ自体にはメリットもデメリットもあるのでいいとは思いますが、イノベーションは確実に起こりにくいです。これは色々なところで言われる事です。

 

仮想通貨普及というイノベーションを起こす必要があるのか?ということですが世界では日本以上に必要とする場所があり、それを利用したほうが人々が便利になるという事実は存在します。これは少し仮想通貨を学べばすぐに分かる事です。もし日本が旧態依然としたシステムのまま仮想通貨にを用いたよりグローバル化した世界各国と経済で対等な立場になろうとすればそれはとても大変な事です。不可能かもしれません。

 

まとめ

 

ビットコインや仮想通貨にアレルギーを起こす文化が日本にはあると思います。しかし、その本質を見極めていかなければ日本が出遅れてしまう可能性があります。確かに今日本は先進国かもしれませんがだからと言って5年後10年後も先進国である保証はありません。偉そうなことは言えませんが、仮想通貨についてはもし興味を少しでも持たれた場合は少し深く調べてみるといいと思います。シンプルに面白く、この革新を肌で感じられる珍しい時期だと私は思います。

 

日本で一番簡単にビットコインが買える取引所 coincheck bitcoin 

この一冊でまるごとわかる ブロックチェー ン&ビットコイン(日経BPムック)

この一冊でまるごとわかる ブロックチェー ン&ビットコイン(日経BPムック)

 

 

スポンサー

“日本でビットコインが流行らない理由について” への4件の返信

  1. いつも参考になる記事をありがとうございます。サトシナカモト氏について、news weekに記事が載っていたと思いますが、パブリックな監視者達によって取引が監視・承認等されているとは言っても、中央管理者(開発者グループ)が存在していることは確かだと思います。その中央管理者が、最大のブラックボックスで不安要素と思います。中央管理者達がシステム自体を書き換えたり、大量に保有するビットコインを大量売却することが可能だからです。中央管理者についての情報をお願いできますでしょうか?

  2. >田舎の初心者様
    コメントいただき誠に有難うございます。
    確かに中央管理が無い、とは言ってもマイニング参加者やコア開発者がいる時点で完全な中央管理不在とは言えないと思います。ただビットコインのシステム書き換えは既存の金融システム程容易ではない(中央が操作できる範囲が極めて低い)のは事実だと思っております。なぜならシステム書き換えには開発者でも高いハードル(得票率)が設けられているからです。ご質問の中央管理者についての情報とは「どんな人がビットコインの開発をしているのか?」という意味でよろしいでしょうか?ビットコインコア開発者は基本的に誰でも参加でき、今はボランティアなどで構成されていると私は認識しております。このような回答でよろしいでしょうか?疑問を解決出来ていなければ申し訳ございません。

  3. お返事頂き誠にありがとうございます。
    私はビットコインやブロックチェーンのアイデアは、高度なアイデアであると思いますが、一種の「プラットフォーム」と考えています。つまり、例えば、facebookは皆がfacebookに集まってくるから、より価値が高まる訳で、facebookを利用する参加者達の活動によってそのプラットフォームの価値が作られ高められていき、結果的にfacebookの時価総額は世界トップ企業10位以内に入り、最終的に、初めからその株式を大量に保有するマークザッカーバーグの資産が増大していく訳です。同様に、ビットコインの価値はそれを利用する参加者、それを監視・承認するマイニング参加者達によって高められていき、結果的に、初めから大量のビットコインを保有しているコア開発者たちが儲かるよう仕組まれていると考えるのが自然と思います。ビットコインの総量に上限があるのは、facebookの株式をむやみに追加発行しないのと同様に、それを欲しがり購入する人さえ増えれば、値上がりが期待できるからです。Satoshiという単位が1億分の1BTCに設定してあるのは、1BTC=100,000円 の場合1Satoshi= 0.001円で、ビットコインの価値が高まり、最終的に今の1000倍の価値になった時、1Satoshi=1円=0.01アメリカドルとなり(扱いやすい単位となり)、そうなることを見越してSatoshiという単位が1億分の1BTCに初めから設定してあるのではないかと推測します。そう考えると今後もビットコインの値上がりが期待できると思われる訳ですが、facebookは経営者の顔が見えますが、ビットコインはちょうど初期の2チャンネルのようにコア開発者の顔が見えないので不気味さがややあると思う次第です。ボランティアがいるとしても、コア開発者は別格で存在していると推測しています。
    今後も様々な情報を楽しみに見させていただきます。お返事頂き、ありがとうございました。

  4. >田舎の初心者様
    確かにおっしゃる事はとても理にかなっていると私も思います。facebook、マークザッカーバーグの例も発行上限の推論もその可能性は大いにありビットコインの「管理団体不明」は不気味で何が起こるか分からないところではあります。
    しかし、もし仮にその通りだったとしても現在のビットコインは既にそれら開発者の手ではどうしようもないくらいに広まり(マイニング団体の増大・増強や世界中でスタートアップ企業が存在している)操作できる範疇を越えているような気もしております。それにビットコインをそのような一部の開発者が崩壊させる(または疑惑をもたれるような行為をする)動機はないとも思います。保有しているのであればなおさらもっと正常なシステムと証明してもらうためにシステムを良くするのが動機としては普通のような。
    つまり、「結果的に」少なくとも既存の金融システムよりも中央不在を実現している部分にビットコインの良さがある、と私は認識しています。
    しかし、私も全てを知っている訳ではないので期待も含めてバイアスがかかっていて客観的でない考察が入っております。今後田舎の初心者様のような意見も頭に入れた上でそのあたりも調べていきたいと思います!
    今後とも宜しくお願い致します。

田舎の初心者 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。