本ページはプロモーションが含まれています
11月6日から行われていた仮想通貨取引所「QUOINEX」を運営するQUOINE社のプロジェクト「LIQUID」のICOが11月9日までの3日間で約100億円を調達して終了しました。その後の方針は今後順次発表されていきます。
QUOINE社のICO
QUOINE社は仮想通貨の流動性を高めるプラットホーム「LIQUID」というプロジェクトを立ち上げ、2017年11月6日からICOを通して開発資金の調達をしていました。(参考:QUOINE社ICOのLIQUIDとは <QASH・特徴・評判・会社概要>)
11月9日の発表では約100億円を調達したとしており販売は一時ストップしています(今後の販売は未定)。参加者は約5000人であったとしています。
ICOではLIQUID内でサービス利用できる仮想通貨トークン「QASH」が販売され、参加者はQASHをビットコイン・イーサリアム・法定通貨(日本では日本円)からの購入が可能でした。
1QASH=約27円(先行販売20%off価格)で販売され、3.5億QASHが購入されたという発表より3.5億QASH×27円=94.5億円の調達に成功しました。
これは取引所Zaifを運営するテックビューロ社が行ったICO「COMSA」と同じくらいの資金を調達した事になります。(「COMSA」ICOが調達額100億円を突破)
約100億円の調達を3日間という短期間で行ったことや日本でそこまで話題になっていなかった事などから購入者の多かった地域やどのような購入者がいたのかは不明ですがQUOINE社は世界的に展開する事業者なので各国の参加者が集まった結果かもしれません。発表では98か国から参加があったとしています。
今後のスケジュール
今後の予定では2018年第2四半期より公式にLIQUIDプロジェクトは開始されるとしています。
QASHのブロックチェーンが開始されるのは2019年の予定ですので約2年をかけてスタートするプロジェクトです。それまでにQASHの売却や購入がどのようにできるのかは未定ですので今後の発表を待ちましょう。
ICOについて
ICOではトークンの発行者が存在しており、そのプロジェクトの成否によって購入したトークンによるサービス利用ができない場合やトークンの価値が購入時よりも下がる事があります。
実際ICOでは多くの資金を集めたからと言ってそのプロジェクト自体が成功する訳ではありません。多く集めれば開発資金が多くなるのは事実ですがそれが開発を成功させるかどうかの一要因にしかなり得ず途中で頓挫してしまう可能背は大いにあります。
今後QASHが販売をされるかどうか分かりませんがどのようなICOでも購入・参加の際にはリスクを深く認識し、慎重に行動するのが望ましいでしょう。
関連記事
スポンサー
スポンサー