ビックカメラでビットコイン利用するメリットとデメリット 

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ビックカメラやビックカメラの通販サイトビックカメラ.comではビットコインでの支払いをする事ができます。ビックカメラでビットコイン支払いをするメリットデメリットをご紹介させていただきます。

 

 

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ビックカメラのビットコイン支払い

ビックカメラでは2017年から全店舗でビットコイン決済が可能になりました。2017年12月14日現在ではその利用可能金額が30万円になっています。12月13日からはビックカメラのネット通販サイト「ビックカメラ.com」での決済が利用可能になっています。(ビックカメラ.comでは利用上限10万円)

 

ビックカメラがビットコイン決済導入を進める理由として「訪日観光客の販売促進」を挙げています。ビットコインは世界共通の通貨なので外国のお金を日本円に両替する際に発生する両替手数料や為替レートがありません。

その為海外から来た観光客が元々保有していたビットコインで日本の商品を購入する事ができる為訪日観光客の販売促進に繋がっていくという事です。

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メリット

ビックカメラでビットコイン支払いを行うメリットは以下のようなものが挙げられます。

 

・現金を持つ必要が無い

ビットコインはスマホのアプリなどでウォレットをインストールし、その中にビットコインを入れておくだけでスマホが財布のような役割になります。

その為、現金を用意したりカードを持つ必要がありません。大きな金額で家電を購入する場合現金を用意する事に躊躇する場合スマホ一つで決済を行う事ができます。

 

またクレジットカードのようにカード会社に一時的でも借金をする方法とは異なりビットコインは送金が完了した時点で残高が減る為現金のような使い方をする事ができます。この点においては預金から即時に引き落とされる「デビットカード」と同様です。

 

※ただし、ビットコイン支払いは現金と同様の10%ポイント還元(対象商品のみ)なのでデビットカード(8%ポイント)を利用するよりビットコインで支払う方がお得です。

 

・投資益で買い物ができる

ビットコインは日本円に対しレートが変動する為持っているだけで投資を行う事ができます。例えば1BTC(ビットコインの単位)=10万円の時に1BTC購入しそれが15万円になった時にビックカメラで決済すれば5万円分お得に商品を購入する事ができます。(もちろんビットコインの価格が下がれば使える金額も減ります)

 

その為、投資として購入したビットコインの値上がり益でお得にビックカメラの商品を購入する事ができます。

 

・ビットコイン支払いを体感できる

ビットコインは2009年から稼働し始め、革新的なテクノロジーと言われる「ブロックチェーン」を利用した最新決済システムです。

 

そこから誕生した多くの仮想通貨は今後の社会を変えていくとも言われています。そんな仮想通貨を実際に利用してみる事は今後の社会を生きてく上での参考になります。実際に利用してみて便利なのか不便なのか、机上で考えているより実際に利用する事で生じる考えはとても重要です。

 

また不便である場合なぜ不便なのか、今後どのようなシステムが受け入れられていくのか、ビットコイン以外の仮想通貨はどうなのか、というように考察の幅が広がっていきます。今から生まれてくる仮想通貨ネイティブとも言える世代が大きくなった時にどのように考えるのかを知るきっかけを掴む事で単純なお金の利益ではない利益を享受する事ができます。

 

デメリット

・bitFlyer利用でないと決済できない事がある

ビックカメラでは提携している仮想通貨事業者「bitFlyer」以外のウォレットサービスを利用すると決済が無効になってしまう場合があります。

ビットコインはbitFlyer社が開発したものではない為多くの事業者がサービスを提供しておりそれぞれに特徴があります。特にビットコインは世界共通通貨なので海外サービスも多くありそれらを利用したい場合に決済ができない可能性があるのは大きなデメリットです。

 

もちろん「ビットコインを利用する」という点においてbitFlyerのサービスが劣っている訳ではないのでbitFlyer社のサービスを利用する事で何かしらの問題がある訳ではありませんがbitFlyer以外のサービスを既に利用している人にとっては少しデメリットがあると言えるでしょう。

 

・価格変動を気にしなければいけない

ビットコイン決済を行う場合は購入したビットコインの価格から変動している事がほとんどですので決済時点の価格がどのくらいかを気にしなければいけません。価格が上がっていればいいですが下がっている場合は金額が足りない事があります。

 

日本円で表示されるビックカメラの商品を購入する場合は決済時のビットコイン価格がどれくらいか、保有ビットコインでその商品が買えるのかを気にする必要があります。

 

・税金がかかる

ビットコイン投資によって得た利益には税金がかかります。(2000万円以下の給与所得者且つ20万円以内の投資益の場合はかかりません)

利益はビットコインを市場で日本円に変えた場合だけではなく、ビックカメラなどの商品をビットコインで決済した場合に生じた利益も税金の対象となります。(購入後、保有しているだけであればかかりません。)

 

その為100万円で購入したビットコインが150万円に値上がりしそれを利用して15万円の商品を購入した場合50万円の利益になり、課税対象となります。

その為合計で20万円以上の利益が出てしまうと確定申告をしなければならず時間・お金・労力がかかる事になります。クレジットカードなどの場合は日本円で全てが決済されるのであまり気にする必要がありませんがこれを気にしなければならないのはビットコイン決済のデメリットと言えます。

 

税金の事を気にし、最悪税金を支払わなければならないビットコイン決済は多くのビットコインを保有している人にとって悩ましい問題です。

参考:初心者が知っておくべき仮想通貨と税金① <課税対象者と「利益」「損失」「雑所得」の考え方>

 

まとめ

以上がビットコイン決済をビックカメラで利用する際のメリットとデメリットです。ビットコインはまだ法的にも通貨として確立されたものではない為決済には向いていないのが現状です。

ただ、ビットコインを知る為には一度決済をしてみると実感が掴めて良いでしょう。今後税金などの問題は変わっていく可能性がありますのでそのような点に注目して決済を行うかどうか考えていくのが良いでしょう。

 

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