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ビットコインやその他仮想通貨に対応するのハードウェア型のウォレット「Ledger Nano S」について解説をしていきます。初心者の方も安心安全にビットコインを保管できるように分かりやすく解説をしていきます。
目次
Ledger Nano S(X)とは
Ledger Nanoシリーズは仮想通貨のハードウェアウォレットの一つです。ビットコインや、その他の仮想通貨をLedger Nanoで保管することで、紛失や盗難などのリスクを防ぐことができます。
ハードウェアウォレットは、常にインターネットに接続しているモバイルウォレットなどとは異なり、インターネットに接続されていない端末で保管することなどから、安全に仮想通貨を保管することができます。
長期的に仮想通貨を保有したい方は、ハードウェアウォレットに仮想通貨を保管し、安全な場所へハードウェアウォレットを置いておくことが推奨されています。
Ledger Nano端末に仮想通貨を保管した後は、その端末と「PINコード」と呼ばれる暗証番号、そして「リカバリーフレーズ」と呼ばれる24単語を大切に保管することで、仮想通貨を守ることができます。
端末とPINコードのセット、もしくはリカバリーフレーズ単体があれば仮想通貨を取り出すことができます。これらを盗まれてしまった場合は、仮想通貨も取られてしまうので注意しましょう。
対応仮想通貨
Ledger Nanoが対応している仮想通貨は1100種類以上あります。
ビットコイン・イーサリアム(ETH)・ポルカドット(DOT)・リップル(XRP)など、有名な仮想通貨をはじめとし、イーサリアム上で作られたERC20規格のトークンなども保管することができます。
今後もアップデートされ、さらに多くの仮想通貨に対応するとされています。
Ledger Nanoの種類
日本で入手できるLedger Nanoは、2つの種類があります。
・Ledger Nano S(8,990円)
・Ledger Nano X(17,380円)
これら2種類があります。
安全性やセキュリティには違いがありません。中で保管できる仮想通貨の種類数や、Bluetooth対応か否かなど、使い勝手に差があります。いくつかの仮想通貨を長期で保管し続けたい、という方はLedger Nano Sで十分です。ただ、多くの種類の仮想通貨を保管したかったり、USBのコードなしでBluetooth機能でLedger Nanoを利用したい場合はLedger Nano Xを購入するといいでしょう。(Ledger Nano SはBluetooth機能がありません)
正規品の購入はこちらから。
Ledger Nanoを使うために必要なもの
Ledger Nanoを最初に利用するためには、以下のものを用意する必要があります。(保管する際は本体のみ保管すればOKです)
・Ledger Nano本体
・インターネット環境
・パソコン or スマホ
・Ledger Nanoのアプリ(デスクトップ or モバイル)
これらがあればすぐにLedger Nanoを利用することができます。操作方法は非常に簡単なので、もし購入するか迷っている場合は、大切な仮想通貨を安全に保管するためになるべく早く手に入れると良いと思います。(売り切れになることもよくあります)
Ledger Nano S(X)の初期設定
Ledger Nanoを開封する
まず、Ledger Nano Sを購入したらそれが新品未開封である事を必ず確認しましょう。中古品は絶対に購入しないでください。端末に不正な操作をしておいて、後から中に保管してある仮想通貨を盗む、という手口の盗難も存在します。
正規販売店からの購入であれば基本は安心ですが、念のために以下のポイントは確認しておきましょう。
・フィルムが剥がれていないかチェックする
画像のようにしっかりとフィルムに包装されている事を確認してください。フィルムはぴったりと外箱に密着する形で包装されています。Ledger Nano Sではこのフィルムがぴったりと包装しているか確認する事で、未開封である事を確認します。
・内容に誤りがないかチェックする
Ledger Nano Sで同封されているのは以下です。
1 「Getting started」スタートガイドURL記載の紙
2 「Recovery sheet」復元パスを記入する紙
3 「Did you notice?」改ざん防止シールが無くても安全である旨などを伝える紙
4 アクセサリー4点
5 Ledger Nano S本体
これらが入っている事を確認しましょう。
オーナー登録を行う
Ledger Nano Sを購入すると下図のような紙が同封されています。
これは、今後Ledger Nano Sがアップデートなどをした際にお知らせしてくれる「オーナー登録」です。登録してもしなくても使用上は問題ありませんが、Ledger Nanoではアップデートが必要になる場合があったり、ウォレットや仮想通貨の保管に関する最新情報を知っておく必要があったりします。オーナー登録しておけば、これらの情報を配信してくれるため、なるべくオーナー登録をしておくといいでしょう。
オーナー登録を行う場合は、同封されている紙に記載のQRコードにアクセスします。
そしてシリアルナンバー・メールアドレス・名前・電話番号を記入して登録します。 シリアルナンバーは同封の紙に記載されていたり、箱にシールで貼られていたりします。
登録したメールアドレス宛にお知らせが届きます。
以上がLedger Nano S購入時・開封時に注意すべきことと行っておくべき事です。続いては、Ledger Nano Sの初期設定を行いましょう。
初期設定
まずLedger Nano S本体をUSBケーブルを使い、パソコンのUSBポートに接続しましょう。
すると、上に付いている二つのボタンを押すようアナウンスが本体に表示されますので、両方のボタンを同時に押します。
端末の操作方法について説明が出ます。
Ledger Nano Sではサイドにあるボタンを使用してユーザーは端末を操作します。右と左のボタンを用い、いくつかの選択肢を変更して操作します。確認したい・続けたい・アプリを開きたい場合は両方のボタンを押します。
両方のボタンを押して設定を始めましょう。
上記のような説明が行われています。二つのボタンを同時に押すと、次に進みます。
今度は「新しいデバイス(端末)として確認しますか?」と表示されるので、「OK」である右のボタンを押します。
「PINコード」を設定します。このコードは端末を利用する時の暗証番号となり、今後もずっと使い続けます。他で使用していないものや、他人に推測されにくいものにしましょう。PINコードを忘れてしまうと、操作できなくなってしまうため、どこかにメモをしておき、安全な場所へ保管しておくと良いでしょう。
両方のボタンを押して次に進みます。
0~9までを、右(数字が増える)と左(数字が減る)のボタンを利用して設定します。数字がOKなら、両方のボタンを押して次の数字を選択していきます。4~8桁の数字を入力します。入力が完了したら「☑チェック」を選択します。
続いて、設定したPINコードを確認します。
今設定したものを同じように入力していき最後に「☑チェック」を選択します。
続いて、リカバリーフレーズ(復元パスフレーズ)を記録していきます。Ledger Nano Sに同封されている、リカバリーフレーズを書く紙に記入するといいでしょう。パソコン上などで記録してしまうと、紛失や流出のリスクがあるので避けましょう。
このリカバリーフレーズは、ウォレットを復元できるパスワードのようなものです。非常に大切なものです。リカバリーフレーズは紛失したりしてしまうと、端末を無くしてしまった時やアップデートの際に仮想通貨を復元できなくなります。注意して記載・保管するようにしてください。
このように24語表示されていきます。スペルミスを防ぐために、意味を日本語で横に書いておくなどの対策もあります。
全てを記録したら両方のボタンを押して次に進みます。
記録したリカバリーフレーズを確認します。
例えば、この画面では9番目の単語が何であったかを確認しています。記録した単語の9番目の文字を選択し、両方のボタンで決定しましょう。このように、いくつか確認していきます。
購入方法・注意点
Ledger Nano Sは公式HPかamazonで購入する事ができます。
【日本正規品】Ledger Nano S (レジャー ナノS)仮想通貨ハードウェアウォレット ビットコイン イーサリアム リップル 日本語サポート付き
- 出版社/メーカー: Ledger
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
購入する際の注意点は以下でまとめてありますのでご参考にしていただければと思います。
ハードウェアウォレット「Ledger Nano S」購入方法と注意点
「Ledger Nano S」購入時・開封時に注意すべき事と行っておくべき事
初期設定方法
購入して利用する場合は初期設定が必要になります。以下で解説をしておりますのでご参考にしていただければと思います。
Ledger Nano Sの使い方① <初期設定とリカバリーフレーズ>
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送受信方法
ビットコイン
ビットコインを安全に保管する為にビットコインをLedgerNanoS内に受信したり、LedgerNanoSから他のウォレットへ送信する事ができます。以下でその方法を解説しております。
Ledger Nano Sの使い方② <ビットコインの送受信>
イーサリアム
イーサリアムを安全に保管する為にイーサリアムをLedgerNanoS内に受信したり、LedgerNanoSから他のウォレットへ送信する事ができます。以下でその方法を解説しております。
Ledger Nano Sの使い方③ <イーサリアムの送受信>
ビットコインキャッシュ
ビットコインキャッシュを安全に保管する為にビットコインキャッシュをLedgerNanoS内に受信したり、LedgerNanoSから他のウォレットへ送信する事ができます。以下でその方法を解説しております。
LedgerNanoSの使い方 <ビットコインキャッシュの受信・送信>(近日アップ予定)
Ledger Manager
LedgerNanoSをカスタマイズする為のアプリ「Ledger Manager」を利用すれば全ての仮想通貨をLedgerNanoSに保管する事ができます。ビットコインゴールドやリップル(XRP)にもLedgerNanoSは対応しています。
LedgerNanoS「LedgerManager」の使い方 <ダウンロード・アプリの登録、削除>
その他ハードウェア型ウォレット
ハードウェア型のウォレットはLedger Nano Sの他にもあります。機能はそこまでどのハードウェア型ウォレットも変わりませんがデザインの違いがありますので自身が愛する事のできるウォレットを選んで、長く使用しましょう。
<その他のハードウェア型ウォレット>
Ledger Nanoウォレットとは <使い方・機能・初心者向け>
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