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この度、仮想通貨初心者向け解説書籍「仮想通貨のすべてがわかる本」を執筆させていただきました。本の内容や仮想通貨についての認識などをこの場でお伝えさせていただければと思います。
目次
書籍出版に際して
2017年から2018年初頭にかけての仮想通貨の盛り上がりは凄まじいものでした。「仮想通貨」「ビットコイン」という名前が普及していくのみならず価格も急上昇し有名な仮想通貨だけではなく、今まで誰も名前も知らなかったような仮想通貨でさえ価格が付き、上昇していきました。
仮想通貨自体は2008年のビットコイン原論文誕生からスタートしており、テクノロジーの革新性は多くの人が気づき熱中していましたので、価格がこれほどまで急激に上昇した事や存在が広く知られるようになったのは多くの人が「投機の熱狂」に巻き込まれていったことであろうと想像しています。
事実、coincheck(コインチェック)の仮想通貨流出事件を境に日本では仮想通貨=儲かるという声が聞こえなくなり、それと共に「仮想通貨」「ビットコイン」「イーサリアム」という声も2017年以前程度しか聞こえなくなった印象があります。
しかし投機の熱狂が渦巻いていても、メディアで仮想通貨の話題が無くなってもテクノロジーは日々進んでおり仮想通貨自体が衰えていっているわけではありません。事実仮想通貨のテクノロジーを利用したサービスは開発され続けており世の中に少しずつですが誕生し始めています。最近ではMoney Tap(マネータップ)というリップル社の技術を用いたアプリが誕生し業界が少しずつ変わっていく様相を呈しています。
今回の著書「仮想通貨のすべてがわかる本」では初心者の方がゼロから学び、そんな激動の仮想通貨全体を俯瞰できるような構成を目指し執筆をしました。
前著「ビットコインのすべてがわかる本」は中央集権でない通貨「ビットコイン」の仕組み・ビットコインでどう世の中が変わるか、について書きました。
しかし今回の「仮想通貨のすべてがわかる本」では中央管理、非中央管理という相反する利用方法が同時に進行する仮想通貨テクノロジーが向かう将来について読み終えた時に考察する事が読者の方ができるよう初心者に必要な知識を詰め込みました。
投機だけで仮想通貨を見ていてはもったいない、という事が一人でも多くの方に理解していただければ幸いです。もちろん書籍は参考書として、最新情報は移り変わりの早い仮想通貨業界ではインターネットなどを駆使して得ていただければと思います。当サイトもその役割の一部を担っていければと考えますので今後ともよろしくお願い申し上げます。
尚、書籍販売は2018年3月27日からとなります。amazonでは既に予約受付を開始しておりますので是非ご興味のある方はお読みいただければ幸いです。「ビットコインのすべてがわかる本」も重版4刷(2018年3月時点)となっておりどちらも投資側面ではない仮想通貨の面白さを強調した内容となっておりますので是非書店でもお手に取っていただければと思います。
「仮想通貨のすべてがわかる本」目次
第一章 仮想通貨とは
01 仮想通貨とは
02 仮想通貨の歴史と種類
03 仮想通貨への投資
04 仮想通貨の仕組み
05 電子マネーと仮想通貨の違い
06 仮想通貨の種類
07 仮想通貨の利用用途
08 仮想通貨のリスク
第二章 ビットコインとは
09 ビットコインとは
10 ビットコインの仕組み
11 ビットコインのルール
12 ビットコインシステムを支える「マイニング」
13 ビットコイン(仮想通貨)でできること
14 ビットコインの分裂騒動を理解するために
15 ビットコインはなぜ分裂を繰り返すのか
第三章 イーサリアムとは
16 イーサリアムとは
17 プルーフ・オブ・ワーク(PoW)とプルーフ・オブ・ステーク(PoS)
18 イーサリアムの今後
19 イーサリアムでできること
20 The DAOとは
第四章 リップルとは
21 リップルとは
22 リップルの通貨「XRP」
23 リップルが進める国際送金ネットワーク「ILP」
24 分散台帳技術(DTL)とは
第五章 ビットコインキャッシュとは
25 ビットコインキャッシュとは
26 ビットコインとの違いと関係性
27 ビットコインキャッシュのソフトウェア
28 ビットコインキャッシュの中期的開発計画
29 ビットコインキャッシュが今後盛り上がる可能性について
第六章 仮想通貨の所有・管理・使用
30 仮想通貨を所有する
31 仮想通貨取引所の利用方法
32 仮想通貨ウォレット
33 仮想通貨を決済で利用する
第七章 仮想通貨と日本の法律
34 国による仮想通貨の定義
35 仮想通貨交換事業者登録
36 仮想通貨と税金
37 仮想通貨取引の利益と損失
38 証拠金取引(FX)の取り扱い
39 マイニングと税金
第八章 次世代の資金調達方法「ICO」
40 ICOとは
41 ICO参加時の注意
42 国内ICOの事例①「COMSA」
43 国内ICOの事例②「LIQUID」
44 ICOの規制
第九章 仮想通貨の最新動向
45 ビットコインの最新技術「ライトニングネットワーク」
46 SBIグループの仮想通貨への取り組み
47 アメリカのビットコイン先物取引とビットコインETF
48 仮想通貨NEM(XEM)流出事件
書籍詳細
書名:仮想通貨のすべてがわかる本
著者:高橋諒哲
体裁:A5判・256ページ・2色刷り
予価:1,480円+税
ISBN:978-4-8007-1199-1
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