ビットコインが実現する4つのこと。ビットコインの誕生は次の世界を作り出すきっかけとなるか。

ビットコインの未来

 

ビットコインは2009年に誕生し、「仮想通貨」「暗号資産」という概念を生み出しました。今や世界中で認知されているビットコイン。これからビットコインがより普及していくことで様々な世の中の変化が訪れます。どのようなことをビットコインは実現することができるのか、初心者の方にもわかりやすく解説します。 

 

 

コインチェック

 

ビットコインとは

まずはビットコインとは何か、について概要を説明します。

ビットコインは「一番最初に作られた仮想通貨で、デジタル上の貨幣」です。日本の「円」やアメリカの「ドル」などとレートが存在し、例えば1BTC(=ビットコインの単位)が400万円、などのレートで交換されたりします。

ビットコインを含めた仮想通貨は全てインターネット上でやり取りされるため、インターネット環境さえあれば世界中のあらゆる場所から、どこへでも送ったり、受け取ったりすることができます。

仮想通貨とは

仮想通貨とは?

仮想通貨は日本では「暗号資産」とも呼ばれますが、どちらも同じ意味で使われます。(法律上の名称は「暗号資産」です。)ビットコインは、サトシナカモトというペンネームの人物(数人なのか、正体は未だ不明)によって書かれた論文を元に作られました。

ビットコインは、スマホやパソコンの中でやり取りをすることができます。スマホやパソコンに「ビットコインウォレット」と呼ばれるお財布をダウンロードし、その中にビットコインを入れておけば、いつでもビットコインで支払いをすることができます。(多くの場合、インターネットに接続されている必要があります)

もちろん、支払う相手やお店がビットコインで支払うことをOKしてくれた場合だけ、ビットコインをお金として使うことができるのですが、世界中にはビットコイン支払いOKのお店がたくさんあります。中央アメリカのエル・サルバドルという国では、ビットコインが国の通貨として2021年6月に認められ、お店はビットコイン払いを拒否することができません。(参考:ビットコインがエルサルバドルで法定通貨として採用する法案が可決。初心者向けにわかりやすく解説

このように、ビットコインはデジタルなお金として世界に広く普及しているのです。

また、ビットコインは特定の運営者が存在しません。特定の企業や団体によって稼働しているわけでなく、あらかじめ決められたプログラム(ルール)に従って動き、そして誰でも参加できる取引確認作業によって動いています。

そのため、日本が発行している「円」や、アメリカが発行している「ドル」などと異なり、特定の国の影響を受けないお金(資産)として保有したい、という人が増えています。日本ではあまり考えられないかもしれませんが、情勢が不安定な国の通貨は国民が信頼していないことも多く(事実、お金が紙くず同然になってしまう事態が起こっている国もあります)、そのような国に住む人たちからはビットコインが「安全資産」として考えられることもあるのです。

 

〜ビットコインの概要について知りたい方はこちら〜

ビットコインを初心者にもわかりやすく解説!今後・仕組み・投資方法・儲かる?・買い方…の入門

 

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ビットコインが実現する未来

ビットコインが普及していくとどのような未来になるのでしょうか。以下のことが実現されると考えます。

・銀行口座を作れない17億人がグローバルな富の移動手段を得る

・インフレ通貨よりも利便性が高くなる

・対立国家の国民同士の取引が容易になる

・世界的な基軸通貨として機能する

これらはあくまで可能性ですが、広くビットコインが普及することで実現があり得ることです。

 

銀行口座を作れない17億人がグローバルな富の移動手段を得る

世界には銀行口座を作ることができない人が17億人いると言われています。(2017年世界銀行統計:https://www.worldbank.org/en/homeビットコインは特定の組織による審査なく、口座を作成することが可能です。ビットコインの口座はビットコインアドレスと呼ばれ、誰でも作ることができ、スマホなどがなくても作成することができます。(一般的にはスマホアプリなどの「ビットコインウォレット」と呼ばれる、ビットコインの財布で口座を作成します。)

さらにビットコインは世界中のどこからどこへでも送ることができるため、ビットコインが普及することで、銀行口座を持っていなかった17億人がグローバルな富の移動手段を得ることになります。そうなると、17億人分のマーケットがグローバルに展開されることになるため、世界経済に影響が出るでしょう。

 

インフレ通貨よりも利便性が高くなる

既に事例が出ていますが、ビットコインを法定通貨(国が定める通貨)として採用する現象が起こります。情勢が安定していない国の通貨よりも、安心して利用することができます。

国が発行している通貨は、国の信用が無くなることでその通貨の信用も失われることになってしまいますが、ビットコインはあらかじめ決められたプログラムコードやルールによって動いているため、情勢不安な国の通貨よりも安定感が高くなることがあります。インフレが進んでしまう恐れがある通貨よりも、多くの人が安心して利用できるビットコインは、利便性の高い通貨として利用することができます。

 

ビットコインがエルサルバドルで法定通貨として採用する法案が可決。初心者向けにわかりやすく解説

 

対立国家の国民同士の取引が容易になる

ビットコインは発行している国や組織がいないため、国家間での対立が関係なく利用することができます。先に述べたように、ビットコインの口座はビットコインアドレスと呼ばれ、誰でも作成することが可能です。そして相手のビットコインアドレスさえわかれば、誰にでもどこへでも送ることができます。

対立している国家に住む人へ送金する場合、そもそも送金できる手段が非常に限られます。金額によっては手続きや審査も必要になるでしょう。ビットコインという世界共通通貨で、さらに特定の組織に管理されていないシステムであれば、すぐにいつでも送金することができます。そのため、(良いか悪いかは別として)国家間の対立が関係のない取引が容易になるのです。

 

世界的な基軸通貨として機能する

ビットコインの普及が進めば、ビットコインが国際的な基軸通貨のような立ち位置になることもあり得ます。金本位制が上手くいかなかったため、それをなぞったビットコイン本位制のようなシステムにはならないと考えますが、多くの国がビットコインを保有し、それを担保としながら通貨を発行したり、財源の一部としたりする可能性は大いにあるでしょう。

ビットコインを法定通貨として定めたエルサルバドルでは、国が国民へビットコインを配った、という事例もあり、国が政策の一環としてビットコインを利用することはあり得るでしょう。

 

ビットコインは国家を超越する?

ここまで、ビットコインが普及していった先に実現する4つのことを解説してきました。ビットコインについて、なんとなくどのようなものか理解いただけたのではないでしょうか。ただし、ビットコインは万能な存在ではありません。ビットコインは価格の調整(金融政策)ができないことなどから、ビットコインだけあればそれでOK、という話ではありません。

国の通貨は不安定なものである、という側面はありますが、その国の通貨のおかげで回っている経済があるのも事実です。ビットコインのおかげで国家を超越した経済活動や金融活動ができるようになりますが、ビットコインだけで世界を回すことができないのが現状です。

そうなると、ビットコインと共存していく社会が到来する、というのが最も現実的な未来予想なのではないでしょうか。日本円・米ドル・株式・債券・ゴールド・ビットコイン…といったように、ビットコインも価値のある場所で利用されていく未来が現実的です。ビットコインが投機的な側面で一部の人に嫌われているのは確かですが、使い方によっては世界をより良くすることができます。ビットコインに興味を持った方は、ぜひ情報収集をして、学んでいただければと思います。

 

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