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2016年11月9日(日本時間)に時期大統領を決める投票がアメリカで行われました。
トランプ氏が当選したことにより、ビットコインが今後どのようになるのかビットコイン保有者やビットコインに興味のある方でしたら必ず気になるところだと思います。
もちろん今後ビットコインが上がるとか下がるとかは誰にも分からないわけですが、分析をしようとすれば色々と考察する事ができるので予測をたてることは可能です。
当ブログは初心者向けですので、そこまで詳細に分析はしませんが、ビットコインと世界情勢の繋がりについて分かりやすくご説明させていただければと思います。
ビットコインの特徴
まず、世界情勢とビットコインの繋がりを考える際にはビットコインの特徴を分かっていなければなりません。
ビットコインの特徴を簡単にご説明させていただきます。
ビットコインの最も大きな特徴の一つとして「中央管理者が不在」という事が挙げられると思います。
中央管理者不在だと、メリットの一つに今回の大統領選ような「中央」の方針によってビットコインの発行量をどうするかとか、ビットコインのシステムに関する決定が変わらない事が挙げられます。
もちろんその中央の決定が吉と出る場合もありますが、凶と出る場合もあります。どうなるのかが中央の決定により左右されてしまうので、私たち一般人はその決定を待ってからの行動や、中央がどのような選択をするのか予測を立てた行動、つまりリスクをいくらか取っての行動になります。
ですので「中央」の決定によって行動する中央集権よりも「中央管理者不在」のシステムの方が個人は自身の考えによって行動する事ができ、より自由な意思決定がしやすくなります。
あと、ビットコインの特徴は世界共通で使える通貨を目指しているところにあります。これも「中央管理者不在」に関わってくるのですが、ビットコインのこの性質上、どこかの国の情勢に左右されずらくなるという事がメリットとして挙げられます。
そうなると個人という単位で見れば他の国の国民の民意によって左右されることが少なくなるので自分達の意思がより尊重されている通貨であるという事になります。
大統領選とビットコイン
このようなビットコインの特性を考えると今回のトランプ氏に決まった大統領選はビットコインにとっては特に悪い要素ではないと思います。実際ビットコイン価格は今日だけで約2000円上昇しました。(※確実に大統領選の要因とは言い切れません。ビットコインは変動率がもともとかなり高いです)
ビットコインは独立した通貨との見方が大きい為、以前のイギリスのEU脱退でも相場は上がっていました。つまりビットコインというものは一つの国の経済危機により影響を受けるものではない、受けにくい通貨であると言えますし、大抵の方もそのような認識であると言えるでしょう。ビットコインが「中央管理者不在だから不安」という声は逆に言えば「中央の揺らぐ時はビットコインがいい」という事にもつながります。ですので「国」という単位が揺らぐようなことがあった時はビットコインの7年間無傷のシステムに信用が集まるのだと私は感じました。
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ビットコインがこれから上がるのか?
しかし、一部の方が指摘するビットコインの問題点は実際存在するとも私は思っております。ビットコインのシステム上で「マイニング」という行動を誰かがしてシステムが動くのですがこの「マイニング」が中国に集中している。だから完全な中央管理者不在ではない。というものです。(マイニングについてはこちら⇒ビットコイン用語最頻出⁉「マイニング」とは)
それは実際あると思います。しかし、じゃあ中国が管理しているのかと言えばそうではありませんし、中央管理が悪い事であればさらに中央管理の現行通貨はどうなるんだ?という反論はできます。
この論争はビットコインにとってはあまり関係ないものだと思います。実際ビットコインを集めたMt.GOX社が破たんしてもシステムは関係なかったためビットコインは再注目をされていますし、ビットコインはその投機性よりも技術やシステムに需要が必ずあると思うからです。
まとめ
私は個人的に今回の大統領選はビットコイン価格をあげることになると思います。世界が不安定になる事は望みませんが、今の格差社会が耐えられ無くなれば一度不安定になりビットコインのような技術により再び違う形での安定が訪れると思います。
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