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決済ネットワークプロジェクト「リップル」にはXRPという通貨が用いられます。XRPは日本の取引所などで購入する事ができます。XRPについて初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。
リップルとは
リップルとはアメリカのリップル社が開発する送金ネットワークプロジェクトです。国内・国際間の決済をより安価に、よりスピーディに行えるような開発が進められています。
そのリップルではネットワーク上で「XRP」という通貨が利用されておりビジネスでの利用だけではなく個人での購入や保有が可能です。XRPはリップル社が独自に発行する通貨で、その他の仮想通貨や法定通貨と取引所などで交換ができます。
そのXRPの需要と供給によってXRPの価格も変動します。XRPはリップル社が発行する通貨なのでビットコインなどの仮想通貨とは違い発行主体となる企業が存在し、一部リップル社が保有もしています。
リップルについてはこちらリップルとはもご参照ください。
XRPとは
XRPはリップルプロジェクトの中で用いられる通貨です。ビットコインがビットコインネットワークで利用される通貨なのと同様にXRPはリップルネットワークの中で用いられます。
リップルネットワークはビットコインから誕生したブロックチェーン技術を元に作成されており、分散台帳技術(DLT)という技術が利用されています。その分散台帳技術を利用してXRPも発行されていて世界中どこでも素早く送金する事ができます。
参考:分散台帳技術(DLT)とは ブロックチェーンとの違い <初心者向け>
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XRPの特徴
XRPは1000億XRPが総発行量として定められています。その内の多くのXRPをリップル社が管理しています。(最低550億XRP。2017年12月7日時点)これはリップル社によればXRPの流動性を保つ為などの理由としています。
そしてその保有するXRPをロックアップ(凍結)している事も発表しており、急にリップル社が保有XRPを売り出す事でXRPの市場価格が暴落するような事はないとも発表しております。
XRPもビットコインなどの仮想通貨と同様に総発行量が定められている(ビットコインは2100万BTC)ので市場の需要と供給によって価格が変動します。日本円とのレートも存在し1XRP=〇〇円というように価格が定められます。
XRPは送金完了時間が約4秒とビットコインの10分より圧倒的に短い事、送金処理が毎秒1500件とクレジットカードVISA並の処理能力を持っている事などが特徴として挙げられます。
ブリッジ通貨としての機能
XRPは法定通貨とのブリッジ通貨としての機能もリップルネットワークを利用する事で果たす事ができます。例えば日本円ータイバーツの取引をしたい場合「日本の銀行」⇒「中継銀行」⇒「タイの銀行」というような経由を行う事になります(そうではない場合もありますが一例として)。
そうなると銀行であるが故に例えば営業時間の問題・為替手数料(両替手数料)の問題が必ずあります。その為送金時間がかかる事や手数料が多くかかってしまいます。
XRPが介入する事で日本円をXRPに変換⇒リップルネットワーク上で即時送金⇒タイでXRPをタイバーツに変換、という事ができます(ここでは説明を簡略化しています)。
このような送金は実際に行われています⇒SBIレミットとリップルによる国際送金サービスとは <初心者向け>
リップルネットワークのスピードがとても速い事や利用コストが低い事などから従来の国際間送金がよりスピーディにより安価に行う事ができます。このような特性をXRPは持ち、これをブリッジ通貨と呼びます。
ブリッジ通貨は例えば南アフリカのランドとトルコのリラ間で取引を行う場合基軸通貨として知られる米ドルが用いられる事があります。そうなれば更にコストがかかります。この役割をXRPが担おう、という事です。
XRPのブリッジ通貨機能についてはこちらXRPのブリッジ通貨機能とは <初心者向け>もご参照ください。
まとめ
以上が簡単なXRPの説明です。XRPとリップルプロジェクトは密接な関係にあります。大量のXRPをリップル社が保有している事などからもリップル社のプロジェクト如何によって価格も変動します。一つ一つリップル社がどのような事を行っていこうとしているか知る事が大切な事だと考えます。
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