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2016.11.03.にビットコインをクレジットカードで不正に購入して、約60万円をだまし取ったとして都内で逮捕者が出ました。
いい機会ですので、ビットコインの匿名性とビットコインの透明性について解説させていただければと思います。
ビットコインの匿名性を狙った詐欺であると考えられます。ビットコインは匿名性の高い通貨だと思われております。その理由は全員が閲覧できる取引履歴に載るのはビットコインアドレスという個人情報の分からない文字列だけだからです。取引履歴を見ただけでは個人情報がわからない事や、ビットコイン口座を作成するだけでは個人情報がいらなかったりします。
ですので匿名性が高いと思われます。
しかし、実際は今まで当ブログでも説明してきたようにほぼ確実に最終的に個人まで特定できるところに行くのです。
どういうことか、というと取引履歴が全て残るという点が挙げられます。
現金ですと手渡しをすれば元の犯人までたどり着くのが困難になります。しかし、取引履歴が全て残ってしまうビットコインであれば確実にそのビットコインを利用したことのある人をたどることができます。
また、口座作成だけであれば個人情報はいりませんが、今回の事件のように取引所を利用する場合は個人情報と紐づけることが決まりになっております。
その法律がこちらです⇒「仮想通貨法」について学ぶ!
ですので今回のように最終的に現行通貨に換える場合は確実に犯人までたどることができてしまうのです。
つまり、「ビットコインが犯罪に利用されるから危ない」というのは間違いで、今回のように簡単に犯罪に利用されてしまった「クレジットカードが危ない」というのが正しい理解です。
ビットコインは匿名性は高いですが、現在は探そうと思えば人物を特定できるようになっているのです。
ビットコインは現金よりも犯罪を抑制できる通貨になり得るのです。
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