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ビットコインについて調べているとシステムに欠かせない事だとわかってくる「マイニング」。しかし、ビットコインの特性上マイニングには既に個人ではまかなえないほどの電気消費がかかってしまうことも同時に分かってきます。(マイニングについて⇒ビットコイン用語最頻出⁉「マイニング」とは – とってもやさしいビットコイン)
そこで出現してくるのが「マイニングプール」というもの。今回は「マイニングプール」について分かりやすくご説明させていただきます。
マイニングプールとは?
マイニングプールとは、個人では難しくなってしまったマイニング作業を「皆でやろう」というもの。
マイニングの作業を全員で分ける事によって他のマイナーよりも有利になり、報酬を得やすくなります。しかし報酬はもちろん作業の度合いによって配分されるためにマイニングプールに参加してもらえる報酬は当たり前ですが個人で行う時よりも少なくなります。
しかし、現在では1ブロック承認されるごとに12.5BTC得られます。つまり現在(2016.11.21.)のレートは1BTCあたり約8万円なので1度成功すれば100万円+取引手数料なので参加しているマイニングプールがマイニングに成功していけば十分な利益を得ることができるのです。
ですので現在ではほとんどのマイナーが個人ではなく組織を作ってマイニングに参加しているというのが現状になります。
マイニングプールの割合
Blockchain.infoではマイニング組織がどのくらいの割合で参加しているのかを見ることができます。
マイニング組織は一つ一つが巨大化していて「ビットコインは中央集権化しているのではないか」という危惧する声が上がっておりますが、現状では現行通貨ほどの中央集権もあり得ませんし、中央集権してシステムを壊す動機がマイナーにはありませんのでビットコインシステムは正常に稼働しております。(もちろん今後この中央集権化がどのように転ぶかは予測の範疇を出ない為ここでは語ることはしません。)
詳しくはこちらでも説明しております⇒マイニンググループが中国に集中すると・・・
以下、Blockchain.infoより引用です
https://blockchain.info/poolsより
まとめ
このマイニングプールというマイニング方法がビットコインに今後どのような影響を及ぼしていくのか、注目しているとビットコインに対する考え方も一段深まりリスク管理に役立ちます。マイナーの意見というのはビットコインの今後を左右する多数決に直接結びついていくのです。
ビットコインの「怪しい」というイメージでおびえるのではなく、ビットコインが現実に抱えている課題をしっかりととらえる、これをビットコインに関わるのであれば行うべきだと私は思います。
単純にビットコインは調べてみるだけでもとても興味深い革新システムです。ご興味のございます方は積極的に情報収集をしてみてはいかがでしょうか!
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