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ビットコインなどの仮想通貨では「オフチェーン」と呼ばれる用語が出てきます。オフチェーンとは何か、初心者の方にも分かりやすく解説をしていきます。
オフチェーンとは
オフチェーンとは直訳すれば「ブロックチェーン(chain)の外(off)」で、仮想通貨の台帳であるブロックチェーンの外でデータをやり取りする技術の事を指します。
仮想通貨はブロックチェーンにデータが記載される事で存在証明や送金が完了します。簡単に言えばビットコインをAさんが保有しているという証明はブロックチェーン上に「Aさん1BTC(ビットコインの単位)所有」と記載されているからAさんは1BTC保有しているとされます。その為本来であればブロックチェーンに関係の無いところに「Aさんが1BTCをBさんに送った」というデータがあってもそれは何の証明にもなりません。
しかし、オフチェーンではその証明や送金をブロックチェーンの外でも行おうとする技術でブロックチェーンとオフチェーン技術を繋げる事でこれを可能にします。
<オフチェーン技術概念図>
オフチェーン技術を導入する事で容量の決まっているブロックチェーンにおいてやり取りが増えすぎて容量オーバーでパンクしてしまう問題(スケーリング問題と呼びます)を解決する動きが見られています。
仮想通貨は基本的にブロックチェーンで取引や証明が行われているのでどのような仮想通貨でも大なり小なりスケーリング問題は存在します。ビットコインだけに限らず、多くの仮想通貨で開発が望まれる技術と言えるでしょう。
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オフチェーンの仕組み
ビットコインの有力なオフチェーン技術に「ライトニングネットワーク」と呼ばれるものがあります。これはブロックチェーンとは別の場所でネットワークを作り、そしてネットワークを作っている構成員がブロックチェーンと繋がる事でビットコインをオフチェーンで送受金していきます。
例えばライトニングネットワークを利用してAさんとBさんがビットコインを送受金する時には最初の結果と最後の結果をブロックチェーンに記載する事でその間の取引をオフチェーンで行います。
最初の所持金がAさん10BTC、Bさん10BTCそして最後の所持金がAさん15BTC、Bさん5BTCであったとすればBさんからAさんに5BTC渡った事が分かります。ブロックチェーンではそのような処理になっていてもその間にライトニングネットワークというオフチェーンで1BTCを5回に渡ってBさんからAさんに送っていたとしても結果は同じになります。
ブロックチェーンを利用して(オンチェーンで)この動作を行っていればブロックチェーンには5回取引データを記載し、マイナーに手数料をその分払わなければいけませんがライトニングネットワークを利用して(オフチェーンで)この動作を行えば最初と最後の2回だけマイナーに手数料を支払うだけで済みます。
<ライトニングネットワーク概略図>
このような仕組みでオフチェーン技術を利用しブロックチェーンの負担軽減・スピード向上・手数料低下を行います。ライトニングネットワークについて詳しくはこちらライトニングネットワーク(Lightning Network)とは? <初心者向け>などをご参照ください。
ビットコインではライトニングネットワークというオフチェーンがありますがイーサリアムではライデンネットワークというオフチェーンが有力です。(参考:イーサリアムのライデンネットワーク(Raiden Network)とは <初心者向け>)
オフチェーンとオンチェーン
ただし、取引をオフチェーンで行うべきかオンチェーンで行うべきかは議論が分かれます。ビットコインから分裂したビットコインキャッシュなどはオンチェーンでやっていこうとする仮想通貨でどちらもメリットデメリットは存在します。
これらの問題を詳しく調べる事で仮想通貨の現状が明確になっていきますので詳しく知りたい方は様々な意見を考察して仮想通貨の将来について予測してみるのが良いかと思われます。
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