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日本でも人気の高い仮想通貨にリップル(XRP)という通貨があります。リップルは、国際送金分野で新たなサービスを提供している仮想通貨(暗号資産)です。
しかし、リップルがどのような国際送金のシステムを提供しているのかについて知らない人も多いのではないでしょうか。リップルの国際送金サービスは、「Ripple Net(リップルネット)」と呼ばれており、3つのソフトウェアを展開しています。
このページでは、リップルネットのサービス内容や、仮想通貨リップルとの関連性について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
Ripple Net(リップルネット)とは
Ripple Net(リップルネット)とは、リップルのブロックチェーン技術を活用した国際送金ネットワークシステムです。
通常、国際送金を行う際には金融機関を通じて振込を行う必要があり、手数料や送金に時間がかかることがデメリットでした。
しかし、リップルネットでは金融機関や仮想通貨交換業者と提携することで、それぞれの通貨の送金を手軽に行えるようになります。
また、送金にかかるコストも従来の振込より抑えられるため、海外での決済やサービスの支払いにも便利です。
リップルネットのサービスは、日本でも利用することが可能です。SBIホールディングスの傘下であるSBI Ripple Asiaは、リップル社と業務提携を行なっています。(参考:https://www.sbigroup.co.jp/company/group/sbirippleasia.html)
そのため、SBI Ripple Asiaの送金サービスを通じてリップルネットを利用することが可能です。
リップルネットの3つのソフトウェア
リップルネットには、以下の3つのソフトウェアがあります。
- xCurrent
- xRapid
- xVia
ここでは、それぞれについて紹介していきます。
xCurrent
xCurrentは、即時で国際送金を行うためのシステムです。
それぞれの銀行や金融機関等がxCurrentと提携し、サービスを活用することで送金を可能にしています。
また、金融機関の間で送金の際にメッセージを行うことが可能です。
したがって、取引の前後で確認のメッセージをやりとりし、間違いのないよう手続きできることが利点となります。
xRapid
xRapidは低コストでスピーディーな国際送金を可能にするソフトです。
xRapidの特徴は、異なる通貨間であっても送金ができるということです。
例えば、米ドルの通貨を送金したい場合に、米ドル以外の通貨であっても送金できます。
xRapidは送金前の通貨を仮想通貨リップルへ交換し、リップルを送金したい通貨に交換することで異なる通貨の送金を可能にしています。
通常、2つの異なる通貨で送金のやり取りを行う場合には一度両替を行う必要があり、コストや手間がかかりました。
しかし、xRapidは両替の必要なく送金が行えるため、コストを抑えられるのがメリットです。
xVia
xViaは、外部サービスとRipple Netとを接続可能にするAPIです。
例えば、企業が商品・サービスの支払いに国際送金を利用したい場合に、xViaを通じてRipple Netに接続し送金を行うことができます。
xViaでは請求書のデータ情報の送信や、送金ステータスの透明化が可能で、企業や銀行が送金を行う際に便利です。
仮想通貨リップル(XRP)とリップルネットの関連性
リップルネットと仮想通貨リップル(XRP)は、xRapidによる通貨の変換で関連しています。
xRapidでは、異なる2つの通貨を利用して送金を行いたい場合に一度リップルに交換してから送金が行われています。
例えば、日本円を利用して海外に米ドルを送りたい場合に、日本円→リップル→米ドルのように交換して送金することが可能です。
したがって、リップルはリップルネット上で異なる通貨の橋渡し的な役割を担っているため、「ブリッジ通貨」と呼ばれています。
このように、仮想通貨リップルはその他の仮想通貨であるビットコインやイーサリアムなどとは少し異なる形で、世界の送金システムを変えるプロジェクトです。ビットコインやイーサリアムなどとは思想も仕組みも異なりますが、仮想通貨としては非常に歴史の古いものですので、興味のある方は調べてみても良いでしょう。
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