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dYdX(DYDX)は暗号資産の証拠金取引(レバレッジ取引)をメインとする分散型取引所(DEX)です。
取引所の名称がdYdX、ガバナンストークンとして取引ができるネイティブトークンがDYDXと表記されるため、本ページでもそのように使い分けます。
dYdXは2017年に設立されたプラットフォームですが、最近では中国の暗号資産規制の強化、それに伴って2021年10月に大手暗号資産取引所Binanceが中国市場から撤退したことを受けて、dYdXの人気は急速に高まりました。
このページでは、dYdXの基本的な特徴や直近のニュースについてわかりやすく解説します。
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目次
dYdX(DYDX)とは?

名称 | dYdX |
ティッカーシンボル | DYDX |
発行者 | dYdX |
発行上限 | 1,000,000,000DYDX |
時価総額 | 約141億円(199位) |
公式サイト | https://dydx.exchange/ |
※2022.9.9.時点
dYdXはイーサリアムブロックチェーンで運営されているDEXです。2017年に元CoinbaseのエンジニアだったAntonio Juliano(アントニオ・ジュリアーノ)氏が創業しました。
ネイティブトークンのDYDXはガバナンストークンとしての機能を持ち、コミュニティのルールや方針を決定する際の投票権として機能する他、ステーキング報酬としても用いられています。
DYDXは2021年9月より複数の海外取引所に上場し、広く取引されるようになりましたが、日本国内の取引所にはまだ上場していません。
dYdXの特徴
dYdXには以下のような特徴があります。
- レイヤー2の上に設計されたDEXである
- DeFiプラットフォームでレバレッジ取引ができる
- ステーキングによる報酬を受け取ることができる
- ガバナンスに参加できる
これらについて順に解説していきます。
レイヤー2の上に設計されたDEXである
dYdXは、イーサリアムレイヤー2に設計された分散型取引所です
レイヤー2は、レイヤー1と呼ばれるメインのブロックチェーンの上に設計されるプロトコルであり、レイヤー1との互換性や相互運用性を保ちながらレイヤー1の課題を解決するために作られています。
レイヤー1の代表格であるイーサリアムブロックチェーンは、利用者や取引量が非常に多く、そのために処理速度が落ちたり、ガス代が高騰するなどの問題(スケーラビリティの問題)があります。
そこでdYdXは、スケーラビリティの向上を図るプロジェクトであるStarkWareと提携することで、レイヤー2へ移行しました。
レイヤー1の速度遅延等の問題は、大量の取引をレイヤー1上で処理しようとすることで起こります。
そこでレイヤー1の負担を軽くするために、レイヤー2を用います。レイヤー2では、レイヤー1に代わって取引等の処理を行い、その処理の結果だけをレイヤー1に返すという形で処理を行っています。
この仕組みにより、メインのブロックチェーンの処理機能と互換性を持ちながらも、処理自体はレイヤー2で行うため手数料も安く済み、処理速度も速くなります。
そしてdYdXがレイヤー2に移行したことで、分散型取引所で行われる取引のガス代や処理速度の問題も解決しました。
DeFiプラットフォームでレバレッジ取引ができる

dYdXでは、分散型金融アプリケーションであるDeFiを提供しています。
証拠金取引は、証拠金と呼ばれるまとまった資金を預けて行う取引です。レバレッジをかけることで、預けた証拠金の何倍もの額で取引ができます。
現物取引の場合、10万円の資金で取引できる量は最大で10万円までです。
一方、dYdXでは2~25倍のレバレッジ倍率で取引ができます。10万円の資金を証拠金として預け入れた場合、レバレッジ2倍ならば20万円分まで、レバレッジ25倍なら250万円分までの取引ができます。
日本の取引所ではレバレッジ倍率は最大2倍までと決められていますが、dYdXは海外のDeFiプラットフォームであるため、このような高い倍率が実現しています。
dYdXは、一般的な株取引やFXと同じように価格が板状に並べられている「板取引」も提供しています。成行注文や指値注文も可能になっており、少し投資経験のある人であれば使いやすいインターフェイスになっています。
本人確認や資産状況の提出も不要なので、すぐに取引が開始できます。
このように、とても便利なプラットフォームになっていますが、暗号資産のレバレッジ取引は現物の取引以上に注意が必要です。
レバレッジ取引も現物同様に、保有暗号資産の価格が上がれば利益が、下がれば損失が発生します。
そしてdYdXでレバレッジ取引を行う際は、損失が発生したことでdYdXが定める証拠金の維持率を下回ると、強制的に注文が終了して精算される点には注意しなければなりません。
ステーキングによる報酬を受け取ることができる
dYdXでは2019年のDYDXトークン発行と同時に、ステーキングサービスも開始しました。
ステーキングとは、対象の暗号資産を保有するだけで報酬を獲得することができるサービスです。
暗号資産をトレードすることで利益を狙う投資手法に比べると、資産を減らすこと無く利益を獲得できるため、低リスクでリターンを得られる投資方法として多くの投資家が利用しています。
dYdXではステーブルコインのUSDCをステーキングし、流動性を提供することができます。
流動性の提供により、dYdXのDeFiプラットフォームのマーケット構築に貢献でき、その対価として報酬を受け取ることができます。
ガバナンスに参加できる
DYDXトークンは、ステーキングの報酬として受け取ったり、dYdXのプラットフォームで一定の取引をすると配布されたりするので、dYdXのユーザーはサービスを利用するだけで無料で獲得することもできます。
そしてこのDYDXトークンは、ガバナンストークンとして機能します。
ガバナンストークンとは、これを所有することでサービスの方向性を決定する「投票権」を獲得できるトークンです。
dYdXでは、DYDXを保有することでコミュニティの方針やルール決定の際に投票することができます。
DYDXを保有するユーザー間で行われる投票には、以下のようなものがあります。
- 新規市場の開拓
- 流動性提供者への報酬額
- ステーキング・トレード報酬額
- 流動性プールに預け入れる暗号資産の種類
DYDX自体は上場済みのため、海外取引所で直接購入することもできます。
dYdXに関する最近のニュース
dYdXに関連する大きなニュースとして、以下の2つがあります。
- コスモスエコシステムでの稼働
- 月間取引額10万ドル未満ユーザーの取引手数料無料化
コスモスエコシステムでの稼働
1つめのニュースは、今後はこれまで利用してきたイーサリアムを離れ、コスモス(ATOM)のエコシステム上でプロトコルを構築していくことが発表された点です。
現在稼働しているdYdXはバージョン3ですが、バージョン4からコスモスに移行します。
コスモスの独自ブロックチェーン開発キット「CosmosSDK」を利用して開発することで、バージョン4では完全な分散化と取引速度の向上(現行の100倍)が実現するようです。
月間取引額10万ドル未満ユーザーの取引手数料無料化
2つめのニュースは、dYdXでの月間取引額が10万ドル(約1,300万円)未満の一般ユーザーの取引手数料を無料化するというものです。
dYdX担当者によると、暗号資産を取り扱う取引所としては初の試みになるとのことで、Binanceなどの中央集権型取引所との顧客獲得競争を睨んだ動きであると見られています。
まとめ
dYdXはレバレッジ取引をメインとする分散型取引所です。
これまではイーサリアムレイヤー2で運用されてきましたが、今後はコスモスに場を移すことで、さらなる分散性と取引速度の向上が期待されています。
また、取引額がそれほど大きくない一般的なユーザーは、手数料無料で利用ができます。手軽にレバレッジ取引をしてみたい方はぜひdYdXを利用してみてください。
TOP画像:https://dydx.exchange/
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