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ここでは、イーサリアムのレイヤー2プロジェクトに関する仮想通貨、レイヤー2銘柄を紹介します。
レイヤー2プロジェクトの中には、まだ独自トークンを発行していないものがあります。今後、エアドロップなどが行われる可能性もありますので、気になる方はチェックしておくと良いでしょう。
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目次
レイヤー2とは
レイヤー2(レイヤーセカンド)とは、レイヤー1であるブロックチェーン以外の部分でデータ処理をする際に使用されるチェーン、またはその技術のことを言います。
ビットコインやイーサリアムなどで使用されているブロックチェーンと合わせて利用することで、膨大な量のデータ処理を行うことや、よりスピード感のあるデータ処理を行うことを目的に開発されています。
レイヤー2(レイヤーセカンド)と一口に言っても、現在では様々なパターンの技術があり、いくつものレイヤー2プロジェクトが進められています。特定のデータのみを処理するために開発されているものや、すべてのデータを丸ごとレイヤー2で処理することを目指すものなどがあります。
レイヤー2の技術自体が開発段階のため、言葉の定義はその時やそのプロジェクトなどによって異なることが多いです。
ただ、大元であるレイヤー1の補完的な役割を目指していること、そしてレイヤー1以外の部分でデータ処理を行うのを目指していること、などの技術やプロジェクトが一般的にはレイヤー2と呼ばれてます。
ちなみに、レイヤー2が使われたプロダクトやプロトコルは「セカンドレイヤー」などとも呼ばれます。
レイヤー2(セカンド)とは?仮想通貨の今後を占う最新技術を初心者にもわかりやすく解説!
主要レイヤー2銘柄一覧
ここでは、主要レイヤー2銘柄を一覧でご紹介します。銘柄別(仮想通貨自体)の解説はさらに下で行っております。
名称 | シンボル | 時価総額(Y) | TVL($) | 技術 | 用途 |
Optimism(オプティミズム) | OP | 約1250億円(50位) | 22億 | OP | 汎用 |
Polygon(ポリゴン) | MATIC | 約9310億円(13位)※3 | 4000万※3 | ZK※3 | 汎用 |
ImmutableX(イミュテイブルX) | IMX | 約1117億円(54位) | 1億 | Validium | NFT |
dYdX | DYDX | 約480億円(97位) | 3.4億 | ZK | トレード |
Metis Andromeda(メティス) | METIS | 約120億円(267位) | 9500万 | OP | 汎用 |
Boba Network(ボバ) | BOBA | 約30億円(552位) | 1000万 | OP | 汎用 |
Arbitrum(アービトラム) | ARB | 約2140億円(36位) | 59億 | OP | 汎用 |
zkSync(ジーケーシンク) Era | - | - | 7.2億 | ZK | 汎用 |
Sorare(ソラレ) | - | - | 2300万 | Validium | NFT |
Aztec(アステカ) | - | - | 900万※2 | ZK | ウォレット、DeFi |
Stark Net(スタークネット) | STRK | - | 7100万 | ZK | 汎用 |
Scroll(スクロール) | - | - | - | ZK | 汎用 |
レイヤー2銘柄紹介
Polygon(ポリゴン)
Polygonは元々MATIC(マティック)というプロジェクト名で2017年にスタートしました。
2020年6月からPolygon PoSチェーンが稼働し、現在までDeFiやNFT発行に利用されています。その後、2021年2月にプロジェクト名をMATICからPolygonに改名しています。
Polygon独自のトークンが「MATIC」です。プロジェクト名の変更があったため、今でもPolygonとMATICの名称がこんがらがってしまっている人は多いのではないでしょうか。
基本的に今ではトークンの名称としてのみMATICの名前が使われており、その他は全て「Polygon」という名称に変わったと考えて問題ありません。
MATICは主に、
- Polygonネットワークにおける手数料の支払い
- ステーキング
- ガバナンス
に利用されています。
Polygon(ポリゴン|MATIC)とは?注目されるイーサリアムのレイヤー2を初心者にもわかりやすく解説!
<主な取り扱い取引所>
Optimism(オプティミズム)
Optimism(オプティミズム)は2019年に発表され、2021年12月にメインネット(アルファメインネット公開は2021年1月)がローンチされました。
元々はイーサリアムのスケーリング技術(処理能力を拡張する技術)である「Plasma(プラズマ)」を開発していたPlasmaグループから派生して作られた組織です。Plasmaグループで研究を行なっていたJinglan Wang氏らによって、Optimismは創業されました。
Optimismは、仮想通貨業界で有名な投資家の一人、アンドリーセン・ホロヴィッツ(Andreessen Horowitz:通称a16z)氏からも出資を受けるなどしており、業界でも非常に注目されています。
また、Optimismの独自トークンである「OPトークン」を2022年に入り発行したことでも話題を読んでいます。
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<主な取り扱い取引所>
国内取引所の取り扱いはありません。
ImmutableX(イミュテイブルX)
Immutable Xは、NFTに特化したレイヤー2プロジェクトです。同プロジェクトの公式サイトによれば、イーサリアムのレイヤー2の中でNFT特化型はImmutable Xが初となるとされています。
処理速度の単位としてよく使われる「TPS(Transactions Per Second:1秒間に処理できる取引量)」は9000以上としており、他のレイヤー2プロジェクトに引けを取らない速度のほか、中央集権的なサイドチェーンではない点などが特徴として挙げられています。
Immutable Xを開発するImmutableは、Immutable Xの他にブロックチェーンを利用したカードゲーム「Gods Unchained」を2018年にリリースしています。比較的長期にわたってNFT技術に取り組んでいる企業と言えるでしょう。
ベンチャーキャピタルからの出資も幾度か受けているため、業界では注目されている存在です。
Immutable X(IMX)とは?イーサリアム×レイヤー2×NFTの要注目プロジェクトをわかりやすく解説
<主な取り扱い取引所>
国内取引所の取り扱いはありません。
dYdX(DYDX)
dYdXはレイヤー2上で稼働するDEX(分散型取引所)です。2017年に元CoinbaseのエンジニアだったAntonio Juliano(アントニオ・ジュリアーノ)氏が創業しました。
ネイティブトークンのDYDXはガバナンストークンとしての機能を持ち、コミュニティのルールや方針を決定する際の投票権として機能する他、ステーキング報酬としても用いられています。
dYdX(DYDX)とは?レバレッジ取引も可能なレイヤー2のDEXについて解説
<主な取り扱い取引所>
国内取引所の取り扱いはありません。
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Boba Network(ボバネットワーク)
ボバネットワークは「Enya」と呼ばれるチームによって開発されています。
Enyaは、複数の分散型スケーリングソリューションに関するプロジェクトを開発した実績を持ち、1,000万人以上のユーザーと91カ国以上にサービスを提供しています。またBand Protocol(BAND)や、My Ether Wallet(MEW)など複数の有名なパートナーと提携しています。
独自トークンであるBOBAは、BOBA DAOで利用されるガバナンストークン(運営に関わる投票権のような役割を持つトークン)になっており、ステーキングにも利用することができます。
Boba Network(ボバネットワーク|BOBA)とは?国内初上場のレイヤー2についてわかりやすく解説
<主な取り扱い取引所>
レイヤー2銘柄紹介(トークン未発行)
ここからは、今後エアドロップの可能性がある、独自トークン未発行(未配布)のレイヤー2プロジェクトを紹介します。
エアドロップを狙いたい方は、プロジェクトに資金をブリッジさせるなど、触れておくと良いでしょう。
※ただし、開発途中のプロジェクトもあるため、資金を入れる際は最新の注意のもと、リスクを認識した上で入れるようにしましょう。
Arbitrum(アービトラム)
Arbitrum(アービトラム)は、イーサリアムのレイヤー2プロジェクトのうちの一つです。アービトラムを利用することで、イーサリアム上アプリケーションの処理能力を向上し、安い手数料を実現することが目指されて開発されています。
正確には、ユーザーが接続するアービトラムのアプリケーション名は「Arbitrum One(アービトラム ワン)」ですが、アービトラム ワンは多くの場合「Arbitrum(アービトラム)」という名前で呼ばれます。
アービトラムは、2018年に創業されたOffchain Labs(オフチェーン ラボ)という企業によって開発されています。2021年にメインネットが公開された比較的新しいプロジェクトですが、資金ロック額(TVL)はレイヤー2プロジェクトの中で最も多く、2022年1月時点では約29億ドル(約3,300億円)となっています。
この額は、イーサリアムのレイヤー2プロジェクトの総資金ロック額の50%を占めており、いかにアービトラムが注目されている、そして既に利用されているプロジェクトかがわかります。
Arbitrum(アービトラム)とは?イーサリアムレイヤー2で最も資金ロックされる要注目プロジェクト
zkSync(ジーケーシンク)
zkSyncも、イーサリアムのレイヤー2プロジェクトです。
送金手数料を比較するサイト「L2 Fees」によると執筆時点では、イーサリアムで送金した場合に約10ドルかかる手数料が、zkSyncを利用すると約0.5ドルで済むと表示されています。
zkSyncが特徴的なのは、レイヤー2の技術である「ZK Rollups(ZKロールアップ)」が利用されていることです。送金などに特化したZKロールアップが利用されているレイヤー2プロジェクトの中で、最も資金ロック(TVL)が多いプロジェクトです。
ZKロールアップが実装されているプロジェクトの中で、zkSyncは非常に注目されているプロジェクトなので、ZKロールアップに関心がある方は、ぜひ深くまで調べてみると良いでしょう。
zkSyncは、「Matter Labs(マターラボ)」というスタートアップ企業によって開発されています。2021年11月には複数パートナーから5,000万ドル(約50億円)の出資を受けたことが発表されています。
過去にはイーサリアム公式の非営利財団である、イーサリアム財団から助成を受けるなどしており、資金調達の面からも注目を集めていることが伺えます。
zkSyncは2020年の6月にメインネットが公開されており、現在はアップデートバージョンのzkSync2.0の公開に向け開発が行われています(2.0のテストネットは公開済)。
zkSync(ジーケーシンク)とは?注目されるZKロールアップのレイヤー2ソリューションを初心者にもわかりやすく解説!
Aztec(アステカ)
Aztecはプライバシーに特化した、イーサリアムのレイヤー2ソリューションです。
Aztecは、特に金融領域で求められるプライバシーの課題を解決することを目的としています。
最大の特徴は、「ゼロ知識証明」を用いることで効率的な機密取引を可能にしている点です。
ゼロ知識証明とは、証明者が「自身の主張は真実である」ということ以外の情報を検証者に開示することなく、その主張が「真実である」と証明できる技術です。
具体例をあげると、住所や年齢を公開することなく、自分が日本在住の成人であることを証明できるというようなイメージです。
ゼロ知識証明は非常に便利な技術ですが、検証にかかるコストが大きい点が課題とされています。イーサリアム上で検証しようとすると、ガス代は高騰します。
この課題に対し、Aztecはゼロ知識証明の中で大きなコストになっている「範囲証明」のプロセスを改善し、検証コストを削減することで対応しています。範囲証明は、ある数値が特定の範囲内にあることを証明するものです。
Aztec(アステカ)とは?プライバシー問題を解決するレイヤー2の評判・将来性・特徴についてわかりやすく解説!
Stark Net(スタークネット)
スタークネットは、2021年11月29日に「StarkNet Alpha(スタークネット アルファ)」という名前でメインネットが公開され、2022年2月に正式稼働されました。開発者はスタークネット上にDapps(分散型アプリケーション)を開発する事ができます。スタークネットでは、Cairo(カイロ)と呼ばれる独自言語で開発を行います。
ただ、スタークネット アルファもまだ今後改良されていくと発表されており、アップグレードされた場合には全く別のネットワークとして稼働することになるとされています。
今後の予定としては、イーサリアムとの連携がより強化されていく事が発表されています。その他、現在はまだ完全に分散されていない(一部許可が必要な)Dapps開発の工程を、分散化するなどを予定しています。
StarkWare|StarkNet(スタークウェアー|スタークネット)とは。レイヤー2に欠かせない存在のソリューションをわかりやすく解説
StarkNet Token(スタークネットトークン)とは?評判・将来性・特徴についてわかりやすく解説!
以上、イーサリアムのレイヤー2プロジェクトに関する仮想通貨、レイヤー2銘柄を紹介しました。レイヤー2プロジェクトは次から次へと出てくる反面、競争が激しくなっています。
興味のある方は、ぜひ情報を追ってみると良いでしょう。
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