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ビットコイン・仮想通貨の価格が高騰したり、ビットコイン関連のニュースが飛び交うようになり「ビットコイン・仮想通貨を始めたい!・・・けど始め方が分からない」そんな方も多くいると思います。今回は完全に初心者の為の「ビットコイン/仮想通貨の始め方」講座です!初心者向けにわかりやすく解説しますので、ぜひこちらで正しく学び、仮想通貨の世界へ飛び込んでいただければと思います!
目次
ビットコイン/仮想通貨を始めるなら何をすべき?
ビットコイン・仮想通貨を始めたい、という方へお伝えしたいことは「まずはビットコイン・仮想通貨について知りましょう」ということです。おそらく多くの人は「ビットコイン・仮想通貨を始める=投資をする」だと思っていることでしょう。
しかし、株式投資でもFXでも不動産投資でも、知識がゼロのまま始めるのは非常にリスクが高いです。それは仮想通貨でも同様で、知識量は非常に重要です。「寝ているだけでお金が増える」「億り人になった」という話をネット上などで聞いたことがあるかもしれませんが、その人がもし知識ゼロで投資を行っていたとしたらそれはただ運任せのギャンブルに勝ったというだけのことです。
もし運任せのギャングブルに大金を投じたいのであれば、知識をつけずに仮想通貨への投資を行っても構いません。しかし、そうでなければまずはビットコイン・仮想通貨についての知識をつけましょう。
このページでは、どのようにして知識をつけていけばいいのかまで解説しますので、知識をつけてビットコイン・仮想通貨を始めたい方はぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
そもそも仮想通貨とは
そもそも仮想通貨とはどのようなものなのでしょうか?
仮想通貨とは、「ビットコインを始めとした、デジタル上の貨幣」のことを言います。日本の「円」やアメリカの「ドル」などとレートが存在し、ビットコインであれば1BTC(=ビットコインの単位)が400万円、などのレートで交換されます。
仮想通貨は全てインターネット上でやり取りされるため、インターネット環境さえあれば世界中のあらゆる場所から、世界どこへでも送ったり、受け取ったりすることができるのも特徴の一つです。
仮想通貨は日本では「暗号資産」とも呼ばれますが、どちらも同じ意味で使われます。(法律上の名称は「暗号資産」です。)
仮想通貨の歴史は、ビットコインが2009年に稼働開始したことでスタートしました。それまで、インターネット上にデジタル貨幣を作る試みは、世界中のエンジニアによって幾度も挑戦されていました。しかし、世界に広まるほどの成功はありませんでした。ビットコインはそんな中で成功し、「仮想通貨」として世界中に広がっていった最初のデジタル貨幣です。
そのビットコインで使われた、成功の要因とも言える技術が「ブロックチェーン」と呼ばれる技術です。そのため、仮想通貨と呼ばれるデジタル貨幣では、基本的にブロックチェーン技術が基盤となっています。2021年現在では、ビットコインから生まれたブロックチェーン技術が応用され、仮想通貨の中にはもはやビットコインのブロックチェーンとは異なる「応用ブロックチェーン」なるものがいくつも出てきていますが、「仮想通貨の基盤はブロックチェーン」と考えていいでしょう。
ビットコインについてさらに詳しく知りたい方は、初心者向けのビットコイン解説ページがありますので、ぜひ以下で勉強をしていただければと思います。
ビットコインを初心者にもわかりやすく解説!今後・仕組み・投資方法・儲かる?・買い方…の入門
仮想通貨の最新動向
仮想通貨は非常に変化の激しい分野です。1年前の状況とは全く異なります。そのため、仮想通貨に投資する場合には常に最新動向を追う必要があります。
2021年の業界トピックスは以下のようなものがあります。
・ビットコイン最高値700万円到達
・EV車販売のテスラ社がビットコイン決済受付&停止
参考:イーロンマスク氏とテスラ社によるビットコイン・ドージコイン騒動の顛末と今後の考察
・Twitter社CEOジャックドーシー氏がビットコインに歩み寄る発言多数
・5月にバブル崩壊で50%以上の価格暴落
参考:2021/5/19の仮想通貨暴落と今後について。中国の規制と業界の動向
・DeFi(分散型金融市場)のブーム
・イーサリアム2.0へのステーキングがスタート
参考:イーサリアム2.0とは?将来性・価格の変化・時期・今後などをわかりやすく紹介!
・中央アメリカのエルサルバドルという国でビットコインが法定通貨に
参考:ビットコインがエルサルバドルで法定通貨として採用する法案が可決。初心者向けにわかりやすく解説
これらのトピックがありました。このように業界動向や海外情勢の変化が激しい仮想通貨は、常に最新ニュースをチェックしておく必要があります。
最近よく聞くDeFiとは?
最近、仮想通貨投資で調べると「DeFi(読み方:ディファイ、デファイ)」という言葉がよく出てきます。これも仮想通貨の投資の一つです。少しだけ複雑な話なので、「私は仮想通貨を保有するだけでいい」という方は飛ばしてください。
「DeFi」は「Decentralized Finance」の略で、一般的には「分散型金融」と訳されています。少しややこしい言葉が出てきましたが、難しいことはありません。「分散型」というのは非常に簡単に言えば「特定の運営者がいない」ということ。つまりDeFiは「特定の運営者がいないのに稼働する金融システム(金融市場)」ということです。
DeFiはそのような金融システムの総称。つまり「特定の運営者がいないのに稼働する金融システム」が「DeFi」で、その中に色々なメンバー「特定の運営者がいないのに稼働する取引所」「特定の運営者がいないのに稼働する質屋」などがいる、ということになります。
例えば、今までだと仮想通貨取引所を運営するのは、どこかの企業でした。取引所を運営する企業が、みんなが安心安全に取引できる環境を整え、取引のシステムを作成し、不正が起こらないように監視して…と取引所を稼働させます。しかし、DeFiの「特定の運営者がいないのに稼働する取引所」では運営者がいなくとも、みんなが安心安全に、不正が起こらないで取引ができる、という環境が実現します。
実際に取引が安全にできるかどうかは、まだDeFiが誕生して間もないので言い切ることはできませんが、今のところ「問題なさそうだ…」ということで多くの人が利用を始めている、という状況です。
これがDeFiの簡単な概要です。とにかく、DeFiというのは、特定の運営者がいなくても稼働できる金融システムのことで、さらにその種類(取引所などのサービス)は今も増え続けている…ということなのです。DeFiでは、仮想通貨を貸し出すことで利息をもらえるサービスなどがあり、仮想通貨投資家の中には利用している人がいます。
なお、現在DeFiの主なプラットホームになっているのはイーサリアムという仮想通貨です。もしDeFiに興味がある方はイーサリアムについて学ぶといいでしょう。
〜イーサリアムについて詳しく知りたい方はこちら〜
イーサリアム(Ethereum)とは?初心者にわかりやすく、歴史・今後・仕組みを解説した入門ページ
ビットコイン/仮想通貨の始め方
ビットコイン・仮想通貨がどのようなものなのかしっかりと学んだら、少額からビットコインを購入してみましょう。「損をしたらどうしよう……」と最初は考えてしまうと思います。でも大丈夫です。最初は無くなってもいい金額で購入するのです。
仮想通貨は500円程度から始めることができます。500円は勉強代として「無くなってもいい」と考えて、仮想通貨を購入してみましょう。
仮想通貨の買い方
仮想通貨は仮想通貨取引所で購入するのが一般的です。仮想通貨取引所とは、企業が運営している、日本円と仮想通貨を交換できるサービスです。全てインターネット上でオンラインで利用することができます。
手順は基本、以下のような流れになります。
1 仮想通貨取引所で口座開設(多くの取引所が手数料無料)
2 本人確認書類(運転免許証など)をオンラインで送る
3 本人確認審査が完了
4 日本円を銀行振込みなどで入金(振込み手数料がかかる場合あり)
5 仮想通貨と日本円を交換(取引手数料がかかる場合あり)
6 仮想通貨取引所の口座内に交換した仮想通貨が保管(表示)される(口座維持費などは無料)
仮想通貨は、ほとんどの取引所で数百円から購入が可能です。1〜6の手順は仮想通貨取引所によって、変わるものではなく、どこの取引所でも簡単にイーサを保有することができます。
取引所はどこがおすすめ?
初心者の方に人気があるのは、使いやすい操作画面のCoincheck(コインチェック)です。もし購入してみたい方は無料でできるので、口座開設をしてみていただければと思います。また、仮想通貨取引所を利用する場合はインターネット銀行(オンラインバンキング)の口座を持っていると、お得に利用できます。GMOコインという仮想通貨取引所を運営している、GMOインターネットグループが運営するインターネット銀行「GMOあおぞらネット銀行」は、仮想通貨取引所を利用する場合お得になる場合が多いので、開設を検討してみてもいいでしょう。
当サイトでは取引所を選ぶ際、初心者の方は以下のポイントをチェックすべきだと考えています。
1 金融庁の登録を受けているか?
2 目当ての銘柄は取り扱っているか?
3 手数料は高くないか?損していないか?
4 取引所への入金方法は?
5 取引以外のサービスは目当てのものがあるか?
6 セキュリティ体制は問題ないか?
7 今後も長く付き合っていきたい取引所か?
これらをチェックした上で、自分にあう取引所を選ぶといいでしょう。どこの取引所を利用しても同じ「ビットコイン」「仮想通貨」を購入することができますが、手数料などの違いがあるため、お得に購入できる場合とそうでない場合があります。
しっかりと取引所を比較し、お得にビットコインを購入しましょう。
〜取引所のおすすめについてもっと知りたい方はこちら〜
ビットコイン・仮想通貨取引所比較ランキング<2021年最新版>おすすめ/手数料/選び方/評判も解説!
まずはビットコインを購入してみよう!
取引所を選び終えたら、続いて実際にビットコインを購入してみましょう!仮想通貨を始める場合は、最初はビットコインがおすすめです。その理由はビットコインが最も歴史が長く、安全に稼働している期間が最も長い仮想通貨だからです。
仮想通貨の中には、まだ歴史が短いためにあらゆる攻撃に耐えられないものかどうか分かっていないものもあります。そのため、当サイトでは最初に購入するのはビットコインをおすすめしています。
仮想通貨取引所での買い方は2パターンある
仮想通貨は、仮想通貨取引所で購入する、と述べましたが、仮想通貨取引所には購入方法が2パターンある場合があります。
それは「取引所」と「販売所」と呼ばれる売買サービスです。
「取引所」は対人で売買をマッチングします。対する「販売所」は仮想通貨取引所と売買します。
初心者の方でも、基本は「取引所」を利用するのを当サイトではおすすめしています。「販売所」はとても操作が簡単なのですが、手数料が非常に高くなりがちです。特に金額が大きくなればなるほど手数料は高くなりますので、なるべく初心者でも最初のうちから「取引所」を利用して、慣れておくようにしましょう。
取引所が難しいというわけではなく、操作方法は誰でもできるくらい易しいものです。このページでも取引所の操作方法を説明していますので、ぜひ「取引所」でお得にビットコインを購入していただければと思います。
取引所 | 違い | 販売所 |
---|---|---|
簡単 | 操作方法 | 非常に簡単 |
普通 | 手数料 | 高いことが多い |
24時間365日 | 購入時間 | 24時間365日 |
買う前に行わなければならないこと
ビットコインを購入する前に、あらかじめ仮想通貨取引所で以下のことをしておかなければなりません。
1 アカウント作成/口座開設/会員登録
2 本人確認の完了
3 日本円の入金
どれも非常に簡単に行うことができますが、少し時間がかかってしまう場合があります。仮想通貨取引所でビットコインを買いたい時にすぐに買えるよう、購入予定がある方はあらかじめこれらを完了させておくといいでしょう。
今回は例として、初心者の方にも人気の「GMOコイン」という仮想通貨取引所を参照しながらビットコインの買い方を解説していきます。
アカウント作成/口座開設/会員登録
仮想通貨を購入するにはまずGMOコインの口座開設(「アカウント作成」や「会員登録」などとも呼ばれます)をする必要があります。
まだGMOコインの口座をお持ちでない方はこちら(GMOコイン公式サイト)から口座開設をしてください。口座開設は無料かつ数分で完了します。
右上の「口座開設」ボタンを押します。
口座開設方法は3種類あります。
1 メールアドレスで口座開設
2 Facebookアカウントで口座開設
3 Googleアカウントで口座開設
どの方法でも変わりはありません。Facebookで口座開設したとしても、情報がFacebook上に流れることなどはなく、FacebookやGoogleに登録している一部の情報(メールアドレスなど)をGMOコインが取得するだけなので、自分の行いやすい方法で口座開設手続きを行いましょう。
メールアドレスで口座開設をする場合、メールアドレスを入力します。FacebookやGoogleで登録する場合も同様に、画面に従って操作していきます。
その後、入力したメールアドレス(FacebookやGoogleアカウント利用の場合はそのサービスに登録しているメールアドレス)宛てにGMOコインからメールが届きます。
上記のようなメールが届くのでURLを選択し、リンクへ飛びます。
続いてパスワードの設定です。パスワードは、なるべく他のサイトなどで使用していないものにするとより安全です。これで口座開設は完了です。
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本人確認書類の提出
続いて、本人確認書類を提出します。口座開設をしただけでは、日本円の入金や、仮想通貨を購入することはできません。日本国内の仮想通貨取引所は、取引を行う場合、取引を行う人の本人確認書類提出が義務付けられています。もし本人確認なしで仮想通貨の購入ができる場合などは、その取引所は無許可で事業を行なっている可能性がありますので、注意が必要です。
個人情報を入力していきます。提出する本人確認書類と同様の情報を入力していきましょう。
情報を入力し終わったら規約を確認し「同意する」にチェックを入れ「確認画面へ」を選択します。
「外国PEPs」とは外国の政治関係者など(大臣や議員、中央銀行の役員など参考:http://support.matsui.co.jp/faq/show/8893?site_domain=faq)の事です。該当しない場合は、該当しないを選択しましょう。
続いて、本人確認書類をアップロードしていきます。
アップロードする書類を選択(上図では「運転免許証」)し画像をアップロードします。規定のファイル形式やサイズは、各取引所によって異なりますので、利用する取引所の規定を確認してからアップロードしましょう。
本人確認書類として認められるのは多くの取引所で、以下のようなものになります。
・パスポート
・在留カード
・特別永住者証明書
・運転免許証
・運転経歴証明書
・住民基本台帳カード
・マイナンバーカード
詳しくは各取引所で「本人確認書類として有効なもの」の説明がありますので、必要な証明書や枚数をアップロードします。未成年者の場合は保護者の同意書が必要になります。
これで本人確認書類の提出は完了です。
本人確認書類の提出が完了したら、仮想通貨取引所の審査を待ちます。審査が完了すると、登録した住所へ仮想通貨取引所からハガキ(または封筒)が郵送されて来ます。ハガキを受け取り次第、本人確認が完了しますので、ハガキが郵送されるのを待ちましょう。
ハガキは混雑しているとなかなか届かないことがあります。特に仮想通貨の価格が変動しているときは時間がかかります。もし、今後仮想通貨取引所を利用する予定がある場合は、早めに本人確認書類の提出まで終わらせておくといいでしょう。
上画像のような書類が、後日GMOコインから届きます。
中の書類に開設コードが記載されています。
GMOコインにログイン後、開設コードを入力して「口座開設」を選択します。これで口座開設と本人確認が完了です。
日本円を入金する
日本円の入金方法を解説していきます。GMOコインでは日本円の入金方法は2種類あります。「即時入金」「振込入金」です。それぞれの特徴は以下です。
即時入金 | 振込入金 | |
---|---|---|
銀行口座 | 入金口座 | 指定の銀行 |
無料 | 手数料 | 銀行所定の手数料 |
即時 | 反映時間 | 銀行所定の振込時間 |
999,999円〜10,000,000円 | 上限金額 | 無制限 |
7日間送金不可※ | 送金制限 | なし |
※三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行・埼玉りそな銀行を利用した場合
まずは「即時入金」の方法から解説していきます。
即時入金は、以下のインターネット銀行にて入金が行えます。
・楽天銀行
・住信SBIネット銀行
・PayPay銀行
・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
・みずほ銀行
・りそな銀行
・埼玉りそな銀行
上記銀行以外は振込入金にて入金を行うことになりますので、もしGMOコインを利用する予定がある場合は、上記どれかの銀行口座を開設しておくといいでしょう。メガバンクも、インターネットバンキングを開設していないと利用することはできませんので、注意が必要です。(通常口座のみ開設している場合、即時入金は使えません。その場合も振込入金を利用することになります。)
また、以下の銀行口座を使用して即時入金を行なった場合は7日間、入金相当額の日本円と仮想通貨の出金・送金・振替ができないことに加え、999,999円までしか入金することができません。
・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
・みずほ銀行
・りそな銀行
・埼玉りそな銀行
そのため、できれば
・楽天銀行
・住信SBIネット銀行
・PayPay銀行
この4行の口座のどれかを開設しておくのがいいでしょう。(上記4行であれば入金金額の上限も上がり、10,000,000円となります。)
仮想通貨取引所は、インターネット銀行だとお得や便利に入金できる場合が多くあります。特に多くの取引所で、GMOあおぞらネット銀行はお得に利用できます。もし、仮想通貨取引所を利用しようと考えている方は、あらかじめGMOあおぞらネット銀行を開設しておくことをおすすめします。
・楽天銀行
・住信SBIネット銀行
・PayPay銀行
これら4行を利用して即時入金をする際は、上画面のように入金額を入力します。すると、そのまま利用するインターネット銀行のサイトへ繋がります。その後、利用するインターネット銀行のサイトの案内に沿って操作を行えば、入金を行うことができます。
・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
・みずほ銀行
・りそな銀行
・埼玉りそな銀行
上記5行を利用する場合は、Pay-easy(ペイジー)というサービスを通して入金を行います。どちらにしても、インターネットを通じて行われ、画面の案内に沿って操作すれば入金ができますので、難しいことはありません。
続いて、振込入金の方法を解説します。
2021年現在のGMOコインの振込み先銀行口座は「GMOあおぞらネット銀行」と「楽天銀行」です。GMOコインの振込入金によって日本円を入金する場合、この2つの銀行口座からであれば手数料無料で入金できるため、どちらかの口座をあらかじめ開設しておくといいでしょう。
振込入金の口座情報(上画像)に記載された「振込元(お客様氏名) 」名義(GMOコインの口座開設時に登録した名義)の銀行口座から、入金したい金額を振込みましょう。もし、記載名義と異なる名義の銀行口座から振り込んでしまうと、アカウント停止措置が取られてしまう可能性がありますので、注意が必要です。
なお、GMOコインの振込入金では、GMOあおぞらネット銀行からGMOあおぞらネット銀行口座へ入金した場合、数分で入金が反映されます(メンテナンス中などの時間を除く)。楽天銀行を利用した場合は、入金の反映が翌営業日になってしまうこともあるので、GMOあおぞらネット銀行をあらかじめ口座開設しておくと便利です。
GMOあおぞらネット銀行の口座はこちらから開設できます。
日本円の入金が完了したら、いよいよビットコイン(BTC)を購入します。
購入方法は「取引所」「販売所」の2種類があるとすでに解説しました。ここでは順番に2つの方法を解説していきます。
「取引所」での買い方
まずは、当サイトおすすめの「取引所」でのビットコインの買い方を解説します。
ログイン後、「取引所」の「現物取引」を選択します。すると取引所の画面に映ります。
ビットコインを購入したい場合は、取引する通貨を「ビットコイン」に変更します。その後、注文方法を「成行」か「指値」のどちらかを選択します。
成行注文とは、レート(価格)を指定せずに注文を出す方法です。レートを指定しないため、ビットコインを購入しようと成行注文を出した場合、すでに他の誰かが出している売り注文の中から、最も安い金額の注文と取引が成立(約定)します。
指値注文とは、レートを指定して注文を出す方法です。レートを指定するため、例えば買い注文を指値で出した時、すでに他の誰かがその値段で売り注文を出している場合はすぐに取引成立(約定)しますが、注文したレートで誰も売り注文を出していなかった場合は、「〇〇円で買い注文が出ています」という注文だけが表示され、誰かがそのレートで売ってくれるまで待機となります。
とにかく早く注文を成立したい場合は成行注文の方が向いていますが、予想外の値段で取引成立してしまうことがあるため、基本的には指値注文を使うことをおすすめします。ビットコインは取引量が多い仮想通貨なので、なかなか取引が成立しない、ということは稀です。
「指値」を選択した後、「売買区分」「取引数量」「注文タイプ」「注文レート」を入力します。
売買区分…今回は購入なので「買」を選択します。
取引数量…欲しいビットコインの量を入力します。
注文タイプ…今回は購入なので「指値」を選択します。「Post only」はチェックを入れても入れなくても大丈夫です。また「指定なし(FAS)」を選択してください。
注文レート…欲しいビットコインの価格(1BTCあたり)を入力します。
例えば、1BTCあたり300万円で0.01BTCを購入したい場合、
取引数量…0.01
注文レート…3,000,000
と入力します。すると、概算約定代金の部分が自動で計算され「30,000」と表示されるはずです。「確認画面へ」を選択し、注文を出しましょう。無事に取引が成立すれば、ビットコインを保有することができます。
指値注文のレートの決め方
初心者の方は、どのようにしてレートを決めればいいかわからない、という方もいることでしょう。 注目すべきは画面中央の「注文板」と呼ばれる数字の羅列部分です。
この部分に、レートを決める際の参考価格が表示されています。
下半分に表示されている赤色と右側の黒色の数字が「買いたい人の注文した価格と数量」、上半分に表示されている青色と左側の黒色の数字が「売りたい人の注文した価格と数量」です。
例えば、上の画面の場合だと
最も高い価格で買い注文を出しているのは3,608,300円で0.15BTC買いたい人
最も安い価格で売り注文を出しているのが3,610,940円で0.05BTC売りたい人
ということがわかります。
つまり、あなたが指値で買い注文を出す場合、3,610,940円で注文を出せば、すでにその価格で売り注文を出している人がいるので、すぐに取引を成立させることができます。逆に言えば、3,610,940円がその取引所内で現在ビットコインを購入する最も高い金額なので、普通は指値注文では3,610,940円よりも安いレートで注文します。その3,610,940円よりも安いレートで注文を出した後、あなたが出した注文のレートで売ってくれる人が現れたら、取引成立となります。なかなか現れなければ取引は成立しませんので、あまりに安い価格で注文してしまうと購入することができない、ということが起きるので注意が必要です。
もし、取引成立しなければ、注文をあとで取り消すことができるので、思った通りのレートで取引が成立しなかった場合は、注文を忘れず取り消しておきましょう。
成行注文の価格決定ルール
ちなみに、注文板が上の画像の状態の時に「買い」の「成行注文」を出すと、
最も安い価格で売り注文を出しているのが3,610,940円で0.05BTC売りたい人
だったので、3,610,940円で注文が成立することになります。指値注文よりもすぐに取引が成立する一方で、指値注文であれば3,610,940円以下で購入できる可能性があったにも関わらず、成行注文では、必ず注文板にある売り注文の中から最も安い価格の注文と取引が成立しますので、少し高い価格で購入することになります。成行注文を行おうと考えている方は、覚えておくといいでしょう。
「販売所」での買い方
あまりおすすめはしませんが、注文板を見てレートを決定するのが難しいと感じる方などは「販売所」を利用して購入する方法があります。
「販売所」を選択すると、販売所の取引画面に移ります。その後取引する仮想通貨「BTC」を選択します。
すると売却価格と購入価格が表示されます。
売却価格…あなたが持っているビットコインを売る時の価格
購入価格…あなたがビットコインを買う時の価格
つまり、上の画像であれば1BTCあたり3,648,586円で買うことができる、ということです。逆に売る時は、1BTCあたり3,544,290円で売ることになっています。
買いと売りで、約10万円の差があります。これを「スプレッド」と呼び、販売所を利用した際の手数料として仮想通貨取引所に支払うことになる金額です。なぜなら、1BTC買ってすぐに1BTC売った場合、価格が変動していないにも関わらず約10万円あなたは必ず失うことになるからです。その10万円は仮想通貨取引所へ支払っているのです。これが、当サイトが「販売所」ではなく「取引所」の利用をおすすめする理由です。
このことを理解した上で、販売所を利用する場合は、「金額指定」「数量指定」どちらかを選択し、買う予定の金額か買う予定の数量どちらかを入力します。すると、自動で支払う予定の金額が表示されますので「購入」を選択します。これでビットコインを販売所で買うことができます。
ビットコイン以外の仮想通貨も学んでみよう!
ここまでの全てのことが理解できていれば、ビットコイン/仮想通貨初心者としての第一歩は踏み出せたことでしょう。
後は保有している通貨の価格の変動を見ながら、売買を行っていき利益を目指して学んでいきましょう。トレードなど、仮想通貨の投資をさらに学びたい方は以下のページで勉強していただければと思います。
初心者のための仮想通貨投資の始め方!基礎知識/リスク/購入方法/取引所/トレード/DeFi/将来性…の入門!
また、ビットコインの購入方法を紹介しましたが、 仮想通貨は非常に多くの種類があります。ビットコインにはない機能を持った通貨などもあるので、他の仮想通貨、そして仮想通貨全体について勉強をしながら、興味を持った仮想通貨を購入してみていただければと思います。
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