本ページはプロモーションが含まれています
ロシア攻撃開始報道でビットコイン急落
日本時間の2月24日、ロシア軍がウクライナへの攻撃を開始したとの報道が出ました。
これを受け、ビットコインならびに暗号資産(仮想通貨)の価格が大きな下落を見せています。
「デジタルゴールド」と呼ばれ、「有事の金」に代わる存在としてのポジションを期待されているビットコインも、株式市場などと同様に大きな下落を見せています。
2021年11月に過去最高値を見せたビットコイン、その際の価格(約700万円)からは約45%の下落(約400万円)となっており、今後もどこまで下落していくか不透明な状況となっています。
三井物産が金と連動する暗号資産を発行へ「ジパングコイン(ZPG)」とは何か、初心者にもわかりやすく解説
ウクライナとロシアの問題と暗号資産
なお、ロシアは暗号資産を通貨として認める方向で法律を作成しているという報道も直近では出ています。
ロシアが仮想通貨を通貨として認める方向へ 暗号資産の状況について初心者にもわかりやすく解説!
これは、経済制裁に対する一つの防御策である、との見方がされています。というのも、ウクライナ侵攻などで欧米によるロシアへの経済制裁が加えられた場合、ロシアの経済や金融がマヒする可能性があります。しかし、「仮想通貨を通貨として経済活動に使える」というロシアの態度は、欧米に対し「経済制裁にも対応できる策がある」との意思表明にも取れるためです。
仮想通貨は世界的に同じ価格で利用することができ、さらにインターネット上の送金が可能、そして検閲耐性がある(権限を持つものに止められたりしない)ため、確かに他国の圧力から逃れる方法の一つとしては有効な側面を持っています。
ウクライナ問題と暗号資産の関係については以下で詳しく解説しています。
ウクライナ問題で仮想通貨はどうなる?地政学リスクと暗号資産の関係を初心者にもわかりやすく解説!
直近の暴落時価格
直近の暴落時(2021年5月)の安値は以下のようになっています。
BTC:28800ドル
ETH:1700ドル
DOT:10ドル
現在値(2022.2.24. 13:11)は以下です。
BTC:34831ドル
ETH:2374ドル
DOT:14.8ドル
まだ下がる余地はあるため、非常に注意が必要です。
参考:日経新聞
関連記事
EUがビットコインを禁止に?「環境的に持続不可能」な暗号資産は淘汰されるのか
スポンサー