USDC騒動の流れをおさらい。予想しておくべき今後の展開とは

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ドルステーブルコインUSDCの1ドル割れで、仮想通貨市場全体が揺れています。SVB破綻を契機にUSDCの崩壊が囁かれている今の状況、そして今後の展開について初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

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USDCのデペッグ

ドルに価格固定されているUSDCが、1ドルを下回るという事態が発生しています。まずは、なぜこのようになったかをおさらいしておきましょう。

元々の発端(直接的な)は、アメリカSVB(シリコンバレー銀行)の破綻でした。シリコンバレー銀行はスタートアップに顧客を多くもつ銀行で、財政難の発表などをきっかけに株価が50%以上暴落するという事態から、破綻に追い込まれていました。

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そこから、USDCを発行するアメリカのサークル社(Circle)がSVBに資金を預けており、その資金が動かせなくなっていることが発覚します。それと同時にUSDCは1ドルのペッグを外れて、0.8ドル付近まで下落しました。

サークル社が動かせない金額が後で発表され、その額は33億ドルになるとされました。サークル社のUSDCは、発行しているUSDCと同じ量の準備金を保有しているため、問題はその準備金の合計額ですが、合計は400億ドルという発表も同時に行われました。

全体の準備金の額に対し、SVBに拘束されている額は少ないのでこれで破綻ということにはならないと思われますが、市場は不安視して、USDCから資金を逃し続けました。すると、バイナンスなどいくつかの取引サービスを提供する事業者が、USDCと他のステーブルコインなどの取引を停止したり、USDCの入金を停止するなどの措置を発表し、USDCの混乱はおさまりませんでした。

執筆時点では、サークル社から新たな発表が出されており、資金不足に陥る心配はない、との旨が具体的な数字と共に公表されています。

ただ、SVBに拘束されている資金が直接的に破綻の原因にならなかったとしても、不安から連鎖をしてしまうのが金融業界です。特に、今はSBVの破綻以外にもシルバーゲート銀行の清算や、イーサリアムの証券問題などが出てきており、市場心理は非常にマイナスと言えます。

そこに今回のような出来事が加われば、別の場所に資金を逃そうとする投資家も多く出てくることが予想されるため、今後も市場動向には注意が必要です。

 

今後の展開は

まずは、月曜に機関投資家がどのように動いてくるのかは注目すべきでしょう。土日に起きた出来事なので、現在動けていない機関投資家も多く、月曜に事態が急変する可能性があります。

もし、USDCが破綻するようなことになれば現在あまり価格のダメージを受けていないビットコインやイーサリアムもタダでは済まされません。防御力は高めにしておいた方が良いと言えるでしょう。

また、USDCが仮に無事であったとしてもSVB破綻の余波がどこまで繋がっているかはわかりません。誰も気がつかないところで火種がついており、それが一気に燃え広がって表面化するということはよくあります。

そのため、攻めるにしても、その可能性を必ず考慮した上で動いていく必要があると考えます。

ただ、やはり今回も中央集権的なサービスによる問題がきっかけとなっており、長期的に見れば仮想通貨にとってはプラスになる出来事であると考えます。短期的な状況を追うと共に、長期的な視点もあわせて今回のような事態を見てみると良いでしょう。

 

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