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NFTを活用し、プレイすることで暗号資産を稼ぐことができる設計となっているゲームのことを「NFTゲーム」「P2E(Play to Earn)ゲーム」と呼びます。
それらの多くは、海外の企業やチームが開発・運営をしているものがほとんどです。
世界で最も有名なP2EゲームであるAxie Infinity(アクシーインフィニティ)や2022年に大流行したSTEPN(ステップン)など爆発的な人気を生んだゲームも、その多くは海外発のプロジェクトです。
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しかしここ最近、ようやく日本国内からもP2Eゲームが生まれる流れができ始めています。
先日は、Digital Entertainment Asset(DEA)社が運営を手掛けるGamiFiプラットフォーム「Play Mining」で流通しているDEAPcoin(ディープコイン)が、海外の暗号資産取引所を経由せずに国内取引所BITPOINTで直接日本円に交換できるようになるなど、P2Eゲームの成長を支えるインフラ面も少しずつ整ってきています。
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この流れの中で誕生したP2Eゲームの1つが今回紹介する「CryptoNinja Party!(クリプトニンジャパーティー|CNPT)」です。
CNPTは他のP2Eゲーム同様、遊んで暗号資産を稼げるゲームです。ところが、CNPTが誕生した経緯は他にあまり例がない特殊なものになっています。
このページでは、P2EゲームとしてのCNPTの基本的特徴に加え、他のゲームにはない珍しい特徴についても解説します。
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目次
CryptoNinja Party!(CNPTトークン)とは?
名称 | CNPTトークン |
ティッカーシンボル | CNPT |
発行者 | CryptoNinja Party! |
発行上限 | – |
時価総額 | – |
公式サイト | https://www.cryptoninja-party.com/ |
※2022.08.18.時点 独自トークンは未発行です
CryptoNinja Party!(クリプトニンジャパーティー)は日本発の暗号資産を稼げるゲームです。CryptoNinja Party!で発行される予定の独自トークンが「CNPTトークン(CNPT)」です。
NFTアバターを購入してゲームをプレイすることで暗号資産を獲得できます。アバターやゲーム内のキャラクターとして登場するのは、国産NFTコレクション「CryptoNinja(クリプトニンジャ)」で描かれているニンジャたちです。
ゲームジャンルは、複数のミニゲームの詰め合わせといった内容になっており、子供やゲームに不慣れな人が、誰でも気軽に遊べるものになっています。
開発・運営会社
CNPTの開発・運営を進めるのは日本企業のHashPalette(ハッシュパレット)です。
HashPaletteには「HashGames」というブロックチェーンゲーム専門の部門があり、CNPT以外にもDe:Lithe Φ(ディライズファイ)、ELF Masters(エルフマスターズ)などの開発を進めています。
HashPaletteはパレットトークン(PLT)と呼ばれる暗号資産を発行しており、CNPTでもPLTは用いられる予定です。
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ゲーム概要
CNPTは複数のミニゲームが集まったパーティ型のゲームです。
プレイに必要なNFTは7月から順次セールが行われています。2022年8月現在、公式Twitterによると2ndセールの実施中であり、Legendary、Epic、Rareなど希少価値の高いものから販売されていくようです。
なお、NFT購入時の決済方法は1stセールではPLTでの支払いのみでしたが、2ndセールからはクレジットカード決済も可能になっており、NFTにまだあまり親しみのないユーザー層も購入しやすくなっています。
ゲームの種類によって、シングルプレイゲーム、対戦ゲーム、協力プレイゲームなど様々な楽しみ方ができます。
ゲームで遊ぶ際は、プレイヤーは自分のNFTをゲームにロックする必要があります。つまり、保有しているNFTが1つの場合、同時に遊ぶことができるゲームは1種類のみとなります。
2種類のトークン
CNPTで用いられるトークンには、パレットトークン(PLT)とCryptoNinja Party!トークン(CNPT)があります。
パレットトークンはCoincheck(コインチェック)やOKCoinJapanなど、国内の暗号資産取引所で購入することができます。ゲーム内では、PLTをステーキングすることでゲーム内報酬が増える、NFT売買に用いることができる等のユーティリティがあります。
一方、CryptoNinja Party!トークンはCNPTの独自トークンです。ゲームをプレイして稼ぐことができるのは、このCryptoNinja Party!トークンになります。
ゲーム内ではCryptoNinja Party!トークンを用いて、NinjaNFTの強化や、強化にかかる時間の短縮、ロックしているNFTの移動などが行えます。
CNPT誕生の経緯
CNPTの興味深い特徴の1つは、CryptoNinjaの二次創作であるということです。
NFTアートの世界では、あるNFT作品をモチーフにした二次創作を、自分の作品として制作・販売することがよくあります。
しかし一般的に、多くのIP(ゲームやアニメのタイトルやキャラクターなどの知的財産)は、自分たちが所有するキャラクターの二次創作までは認めても、それを用いてビジネスを行い、収益をあげることまでは認めていない場合がほとんどです。
ピカチュウやドラえもんの二次創作はOKでも、できた作品を売って利益を上げることはできないということです。
ところが、CryptoNinjaはCC0(クリエイティブ・コモンズ・ゼロ)を認めているIPです。
CC0とは、誰もが著作権の制限を受けず、自由にキャラクターやタイトルを利用してビジネスを行ってよいという概念です。
CryptoNinjaは二次創作にあたって一定のルールは存在するため、厳密には完全なCC0ではありません。しかし、基本的なルールに従っていれば誰でもCryptoNinjaのキャラクターや世界観を自由に商業利用でき、利益を得ることが認められています。
これは個人・企業を問わず可能であり、CNPTについては一企業であるHashPaletteがCryptoNinjaというIPを借りて、CNPTという1つのビジネスを行っていると捉えることができます。
自由に商業利用ができるため、HashPaletteは利用権に対する対価等をCryptoNinjaの運営側に払うことなく、ある意味では勝手に自分のビジネスにCryptoNinjaを使っていると言えます(実際には謝礼として多少の金銭を支払っていることはあり得ますが、あくまで利用権としてのコストはゼロです)。
参加者自身がゲームを作れる機能「Create and Earn」とは?
CNPTが持つもう1つの興味深い特徴は、Create and Earnと呼ばれる機能です。
多くのP2Eゲームが抱える課題として、「新規ユーザーが参入し続ける限りは(運営もユーザーも)儲かるが、その流れが止まった途端、急に稼げないゲームになりユーザー離れが加速してしまう」というものがあります。
ところが、CNPTは一般的によく起こるこの現象を回避し、面白くて稼げるゲームとして存続し続けられる可能性があります。
そのためのキーワードが「Create and Earn」です。
CNPTでは、ユーザーは最初から用意されているゲームを楽しむだけではなく、自分でゲームを作って他のユーザーに遊んでもらうことができます。
そして、自分の作ったゲームを誰かが遊ぶことによって、ゲームを作ったユーザーには報酬が支払われます。
ゲームを作る(Create)ことで稼げるCreate and Earnの仕組みは、ゲームを長く運営し続けるためには画期的なシステムです。
他のゲームでは、ユーザーはゲームが面白くないと感じたらプレイするのをやめます。ところがCNPTでは「オリジナルのゲームがつまらなければ、自分で面白いゲームを作ってしまおう」というように、より面白いゲームを作ることでCNPTをさらに盛り上げることに貢献できます。
ゲーム制作者に支払われる報酬は、CNPTを盛り上げたことに対する対価と考えることもできるでしょう。
このように、誰もがゲームを作ることができる機能は非常に珍しく、CNPTに大きな期待が寄せられる理由の1つです。
CNPTトークンの評判・口コミ
ここでは、独自トークンCNPTの今後について、評判や口コミを紹介していきます。
評判・口コミ
CNPTトークンを発行するCryptoNinja Party!は、コインチェックで国内発のIEOを行ったハッシュパレットが運営するゲームのトークンなので注目しています。今まで、ブロックチェーンゲームを開発する企業はゲームに特化した企業が多かった印象がありましたが、トークンエコノミーを理解していそうなハッシュパレットが運営しているので、CNPTトークンをうまく利用しながらゲームの運営を行なってくれるのではないかと期待しています。(30代男性)
評判・口コミ
CryptoNinja Party!のCreate and Earnの仕組みは、人気が出るのではないでしょうか。Play to EarnのNFTゲームは、新規参入がなければいずれ崩壊するシステムだと思います。その対策として、「新たなゲームを参加者が作り出せる」というシステムは、非常に面白く、成功する可能性があると思います。(40代男性)
評判・口コミ
クリプトニンジャパーティーは、人気なNFTコレクション「クリプトニンジャ」から誕生しているゲームなので注目しています。キャラクターが可愛いと、若い世代の支持を得ることができると思います。その点、クリプトニンジャパーティーはキャラクターの人気が出た実績を持っているNFTコレクションを利用しているので、人気が出る可能性が高いように思えます。(30代女性)
CNPTトークンは儲かる?
CNPTトークンは、まだ発行されていないため、一般の投資家は売買することができません。今後どのように販売が行われるかはわかりませんが、公式サイトなどをチェックしておけば最新情報を得ることができるでしょう。
エアドロップがある可能性もあります。エアドロップは給付金とも呼ばれ、トークン発行前などにプロダクトを使うなどして、エコシステムの構築に貢献した人へトークンが付与されるシステムです。
もし、CNPTトークンに興味がある方は、今後CryptoNinja Party!で発表される関連プロダクトなどを触っておくとエアドロップが受けられるかもしれません。
CNPTトークンの買い方
CNPTトークンはまだ発行されていないため、仮想通貨取引所での取り扱いは現在ありません。
CNPTトークンが今後発行され、取引所に上場された場合、CNPTトークンを買うまでの手順は基本、以下のような流れになります。
- アカウント作成/口座開設/会員登録
- 本人確認の完了
- 日本円の入金
- トークンの購入
どれも非常に簡単に行うことができますが、少し時間がかかってしまう場合があります。仮想通貨取引所で仮想通貨を買いたい時にすぐ買えるよう、購入予定がある方はあらかじめ1~3まで完了させておくといいでしょう。
まとめ
NFTコレクション「CryptoNinja」の二次創作として生まれた「CryptoNinja Party!」は、誰でも気軽に楽しめるように開発が進められている国産P2Eゲームです。
CC0を掲げているIPを利用していることから開発スピードも早く、まもなくβ版でのプレイが実現する予定です。
P2Eゲームは始めるのが手間だと感じていた方こそ、ぜひ最初のゲームとしてCNPTをプレイしてみてはいかがでしょうか。
TOP画像:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000056303.html
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