本ページはプロモーションが含まれています
近年注目されている仮想通貨(暗号資産)のテーマの1つに、「NFT」があります。
仮想通貨およびNFTと相性が非常に良いとされているのが、ゲームです。
世界のゲーム市場は成長著しく、世界の市場調査を行っている「Statista」の分析によると、2025年までに約2,250億ドル(約26兆円)の市場になると予測されています。
そんな中で、「ゲームで稼げる」ブームの火付け役となったブロックチェーンNFTゲーム「Axie Infinity(アクシーインフィニティ)」をご紹介します。
目次
Axie Infinityとは
Axie Infinity(アクシーインフィニティ)は、ブロックチェーンゲームやNFTゲームと呼ばれるジャンルのゲームです。パソコンやスマホでプレイすることができます。
Axie Infinityは、ポケモンのようにキャラクター同士を戦わせて対戦に勝利することを目指す育成ゲーム。他のプレイヤーともゲームをしながら遊べます。
「NFTゲーム」とは、ブロックチェーンを用いた「NFT」と呼ばれる技術を取り入れたゲームです。
ゲーム内のアイテムなどを現実世界で換金できる特徴を持っているため、ゲームをしながらお金を稼ぐことができるのが特徴的です。
そもそもNFTとは何か、については以下で解説しておりますので、初心者の方は参考にしてみていただければと思います。
NFTとは?仕組みやアートとの関連性、稼ぎ方や話題となった出来事などを初心者にもわかりやすく解説!
Axie Infinityは、ベトナムの会社であるSky Mavis社が運営しています。2018年の1月にゲームが公開され、現在ではAxie InfinityのTwitterゲームアカウントのフォロワー数は80万人を超えています。
Sky Mavis社の企業評価額は30億ドル(約3340億円)とも評されており、21年10月にはブロックチェーン業界では非常に有名なベンチャーキャピタルであるアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz/a16z)などから約1億5000万ドル(約166億円)を調達しています。
Axie Infinityでは、「AXS」や「SLP」という仮想通貨が発行されており、プレイヤーは3つの「Axie(アクシー)」というキャラクターを操作して、3対3で対戦相手と戦いながらSLPを獲得していきます。プレイヤーは獲得したSLPを使用して、新しいAxiesを繁殖させます。
勝利を勝ち取るためには、Axieを適材適所に配置することが必要で、意外と奥が深い戦略ゲームとなっています。
Axie Infinityの魅力
Axie Infinityは、すでに300万人を超えるプレイヤーが参加しており、コミュニティ力が高い点が魅力的です。
「Dapps」と呼ばれる分散型アプリケーションのサイト「DappRadar」では、Axie Infinityは2022年2月8日時点のデイリーアクティブユーザー数は、57,346人となっています。(参考:https://dappradar.com/ronin/games/axie-infinity)
ピーク時よりはユーザー数が減っているものの、未だ多くのユーザーがいることがわかります。
提携している企業も豪華で、韓国の電子機器メーカーである「SAMSUNG」や、世界的に有名な仮想通貨取引所の「BINANCE」とのコラボを積極的に進めています。
また、独自のネイティブネットワークである「Roninサイドチェーン」を使用していることも特徴的です。イーサリアムの手数料である「ガス代」の高騰に、素早く対応した点も、多くのユーザーを集めた要因のひとつと言えるでしょう。
イーサリアムのガス代(Gas)とは?単位・計算方法・仕組み・節約方法について初心者にもわかりやすく解説!
プレイヤーはゲームをプレイすることで、Axie Infinityが発行する仮想通貨である「AXS」や「SLP」を獲得できます。Axie Infinityの稼ぎで生計を立てている人がいるほど、現実世界にまで影響がおよぶユニークなゲームなのです。
Axie InfinityのPlay to earn
Play to earn(プレイ トゥ アーン)とは、「ゲームをプレイすることで稼げる」という考え方です。
ゲームをすることで、ゲーム内通貨(仮想通貨)がもらえます。そして、獲得したゲーム内通貨を仮想通貨取引所で売ることで稼ぐことができる、というのが基本的な仕組みです。仮想通貨を介することで、日本円などの法定通貨とも換金できるのが大きな魅力です。
フィリピンでは、多くのプレイヤーが最低賃金の3倍ものお金を手にしていると言われています。コロナによるパンデミックで多くの雇用が失われた今、ある種の社会貢献にもなっているのが「Play to earn」という新しい概念であり、新しい働き方なのです。
ゲームのおかげで、東南アジアなどで多くの人が食べ物、薬、請求書の支払いができたとの声もSNSなどで見られています。
Play to earnを支える「スカラーシップ制度」とは
ゲームで稼げると聞くと非常に魅力的ですが、Axie InfinityのようなNFTゲームは参入障壁が高い場合があります。
Axie Infinityでは、ゲームを始めるために3つのAxie(ゲーム内キャラクター)をNFTマーケットで購入する必要があります。相場は変動しますが、現状では安くても1体3万円は必要です。
安いAxieは弱いので、戦いに勝つためには5万円近いAxieを3体購入する必要があります。つまりAxie InfinityでPlay to earnを実現するためには、約15万円以上の初期費用が必要になるのです。
International Labor Organization (国家統計局国際労働機関)の調べによると、フィリピンの平均年収は約50万円と言われており、上記のような初期投資は難しいものがあります。
そこで、Axie Infinityでは「スカラーシップ」という奨学金制度を用意し、投資家がプレイヤーへ初期費用をサポートし、プレイ中に稼いだら利息をつけて返す仕組みを構築しました。
このような取り組みもあり、Axie Infinityは爆発的なブームを巻き起こしました。
Axie Infinityでの稼ぎ方
Axie Infinityでお金を稼ぐためには、2種類の仮想通貨を知っておく必要があります。それが「SLPトークン」と「AXSトークン」です。
SLPトークン
SLPは、Axie Infinityをプレイした報酬として配られるトークンです。SLPトークンは仮想通貨取引所で売買することができるため、獲得することでお金を稼ぐことができます。
特に毎日のミッションをこなすことでもらえる25SLPは、お金を稼ぐ上で安定的な収入となり得ます。スマホゲームで、毎日ログインすることでアイテムがもらえるイメージに近いと言えるでしょう。
また、「アドベンチャーモード」と呼ばれるモードで勝利すると、約50SLPもらうこともできるため、毎日トータル75SLPは標準的に獲得が可能です。この報酬はプレイヤー全員が恩恵を受ける可能性があるものとして設定されています。
ちなみにゲームの中でも、SLPが必要になる場面があります。それが「ブリーディング」です。
ブリーディングは、Axie2匹を掛け合わせて、子どものAxieを生ませるというものです。ブリーディングには非常に多くのSLPトークンを消費するため、ゲームプレイの報酬では足りずにSLPを購入する場合もあります。
AXSトークン
AXSは、Axie Infinityを支えるために発行されるガバナンストークンです。ガバナンストークンとは、運営方針などを決める際の投票権の代わりにもなるトークン(仮想通貨)のことです。
現在AXSは対人戦アリーナの上位報酬で配布されており、プレイ報酬・ステーキング報酬などでも入手することが可能です。
ステーキング(ステーク)とは?ステーキングできる取引所/貸仮想通貨との違い/リスクを紹介!
AXSは「すべてのAxieコミュニティメンバーを結び付ける接着剤」のような役割を持っていると、公式サイトでは表現されています。
AXSトークンは、大きく分けて以下3点の役割を有します。
- ステーキング
- 売買
- 投票
ステーキングとは、プレイヤーがAXSトークンをロック(使わず預けておく)することで、更にAXSを受け取ることができる運用方法です。利息のような形でAXSを受け取ることができるのです。
またAXSは、Axie Infinity運営が実施する特定の販売/オークションへの参加資格にもなります。ロイヤル客向けの特別優待キャンペーンのようなイメージですね。
SLPトークンとAXSトークンの価格推移
SLPの相場は、下記のように乱高下しているので、注意が必要です。
価格は2022年2月現在では1SLP=約2円となっており、SLPが高騰していたピーク時の約40円(2021年夏頃)と比較すると大きく値を下げています。下落すればするほどSLPによる収入金額も連動して、落ちてしまいます。
当初はAxie Infinityを遊ぶと3ヶ月くらいで元が取れると言う事で、ユーザーが増えていました。
しかし、このまま下落が止まらないと、運営からプレーヤーに渡される「デイリークエスト」や「アドベンチャーモード」などでの報酬も改悪する可能性もあるため、注視が必要です。
AXSについては、2021年7月くらいまでは、価格の変動は見られませんでしたが2021年後半にかけて急激な価格上昇を見せました。
21年年初は1AXS=約50円ほどだった価格が、2022年2月8日時点では今や7,000円を超える値がついています。
年初以来の値上がり幅が非常に大きく、初期に投資されていた方は100倍を超えるリターンとなっています。
またアメリカの価格予測サイトである「Walletinvestor」によると1年後の価格は1AXS169ドル(約18000円)、5年後はなんと638ドル(約65000円)ほどと予測されており、市場からも大きく期待されています。(参考 https://walletinvestor.com/forecast/axie-infinity-prediction)
Axie Infinityのリスク
ゲームをプレイして稼ぐ、という「Play to earn」の概念自体は非常に画期的です。一方で、このままのスタイルでは成長の継続が難しいとも言えます。
なぜなら、SLPやAXSの価格は非常にボラティリティが高く、ある意味自転車操業にも近いと言えるからです。Axie Infinityのビジネスモデル自体が、新規プレーヤーを増やし続けないと参加者の報酬が維持できない形にもなっているためです。
また、新規プレイヤーが始めるためにはAxie(キャラクター)が必要であり、ゲームで勝つためには十分な数のアクシーを繁殖させることも重要で、それ相応の資金が必要といえます。スカラーシップ制度があるとはいえ、無料スマホゲームのように気軽に参入できないのもリスクのひとつと言えるでしょう。
AXSトークンは、まだまだ上昇トレンドですが、楽して稼げる「Play to earn」の象徴でもあったSLPトークンについては現状下落トレンドであり、不透明感があるのは否めません。
最近では「Play to eran」の概念を含んだ競合ゲームも増えてきているため、いくら「Play to eran」の元祖とも言えるAxie Infinityでも、油断はできない状況であると言えるでしょう。
AXSトークンの買い方
AXSは国内の取引所で販売されておらず、海外取引所のみの取り扱いとなっています。そのため、AXSを購入するには次のような手順を踏む必要があります。
STEP1. CoincheckやGMOコインなどの国内取引所でビットコインを購入
STEP2. BybitやBinanceなどの海外取引所で、ビットコインとAXSを交換
また、AxieInfinityを含め、NFTの売買に興味がある人はCoincheckで口座を開設してみても良いでしょう
国内初のNFTマーケットプレイスである「Coincheck NFT」は、初心者にとっても非常におすすめのNFT売買ができる場所です。
コインチェックで口座開設しておいて、AXSの新規上場に備えておくのも良いかもしれませんね。
まとめ
今回は、大人気ゲーム「Axie Infinity」について紹介しました。
- Axie Infinityは、ポケモンに似たキャラクター対戦NFTゲーム
- NFT市場およびPlay to earnの盛り上がりでAXSトークンの価格が上昇している
- Play to earn要素を含む競合ゲームも増えているため、これまでのようなAXS独り勝ち状態は難しいかもしれない
- NFTの売買初心者なら、国内初のNFTマーケットプレイスであるCoincheck NFTがおすすめ
2021年のNFT市場の盛り上がりで、AXSはもちろん、様々なNFTゲーム銘柄も高騰しています。
なお、仮想通貨は余剰資金で購入することが大切です。
ある程度資産に余裕のある方は、高額な強力Axieキャラの購入もおすすめですが、ハードルが高い人はまず「AXS」「SLP」、その他気になるNFTアートを購入してみるところから始めてもいいですね。
国内でNFTを売買したい方は、Coincheckで口座開設してCoincheck NFTで実際に取り引きしてみましょう。
関連記事
要注目メタバースゲームDecentraland(ディセントラランド)/MANAを徹底解説!価格予測やTHE SANDBOXとの違いも紹介!
2022年公開予定の注目NFTゲーム・Star Atlas(スターアトラス)とは?話題を集めている理由もわかりやすく解説!
注目メタバースゲーム「THE SANDBOX」(SAND)を徹底解説!内容・将来性・価格についてもわかりやすく紹介!
スポンサー