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イーサリアム、Kiln(キルン:窯)を公開
イーサリアムが、イーサリアム2.0へ向けた大型アップデート「The Marge(ザ・マージ)」のテストネットである「Kiln(キルン:窯)」を公開したことを発表しました。
すでに、2021年12月にマージに向けたテストネット「Kintsugi(金継ぎ)」を公開していましたが、仕様の安定とクライアントの実装が終わったことで次の段階としてKiln(キルン)を公開したとしています。
Kiln(キルン)は、マージへ向けた最後のテストネットとなることが想定されています。Kintsugi(金継ぎ)は今後数週間で非推奨となります。
Kiln(キルン)ではフロントエンドコード、ツール、デプロイメントパイプライン、その他のオフチェーンコンポーネントが意図したとおりに機能することを確認する場所として設定されており、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)に移行する前段階として、イーサリアムネットワーク参加者はKilnでの実行を推奨されています。
ちなみに、Kiln=窯は日本の芸術文化にちなんで名付けられています。
参考:Ethereum Foundation
TOP画像:https://blog.ethereum.org/2022/03/14/kiln-merge-testnet/
The Marge(ザ・マージ)とは
The Marge(ザ・マージ)とは、2022年6月以降に予定されているイーサリアムの大型アップグレードの名前です。現在メインで稼働しているイーサリアムと、イーサリアム2.0(ビーコンチェーンとシャーディングのシステム)がマージ(結合)する、というアップグレードです。
このアップグレードにより、イーサリアムはイーサリアム2.0へ大きく前進することになります。The Marge(ザ・マージ)が完了することで、これまでのイーサリアムとは別のイーサリアムに進化する、と言っても過言ではないでしょう。
The Marge(ザ マージ)とは?いつ?<最新>イーサリアム2.0に向けた大型アップグレードの詳細は?価格変化などをわかりやすく解説!
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