東京や大阪がメタバースへ進出。企業や自治体がバーチャル空間へ入り込む

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渋谷109がメタバースへ進出

地方自治体や企業による、メタバースへの進出が相次いでいます。渋谷のシンボルとも言える「SHIBUYA109」を運営する株式会社SHIBUYA109エンタテイメントは3月1日に、メタバースゲーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」内に「SHIBUYA109 LAND」を開設したことを発表しました。

出典:https://www.shibuya109.co.jp/news/4082/

オリジナルNFTの販売やミニゲーム・広告事業などをSHIBUYA109 LANDで展開していくとしています。

ちなみに「LAND(ランド)」とは、The Sandbox内で購入できる土地のことで、現実世界の土地と同様にLANDの上に建築物を建設することができたり、貸し出して賃貸収入を得ることができたりします。

The Sandboxは、世界的に注目されるメタバースゲームです。ブロックチェーンやNFTの技術を取り入れており、「SAND」と呼ばれる仮想通貨を発行しています。アバターと呼ばれる自分の分身を操作し、ゲームの中で建物やアイテムを作ったり、所有したり、収益化したりして、仮想世界を構築していく内容のゲームです。

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大阪もメタバースへ

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000017626.html

大阪もメタバース空間へ進出しています。2021年12月に発表されたメタバース都市である「バーチャル大阪」が、VRプラットホーム事業を展開する日本のスタートアップ企業「クラスター株式会社」が運営する「cluster」に進出したことが2月28日に発表されています。

clusterのバーチャル大阪には大阪のランドマークである大阪城、海遊館、梅田スカイビルが建築されており、アトラクションを楽しむことができるとしています。また、Vtuberによるライブイベントも開催される予定です。

なお、「バーチャル大阪」は大阪府、大阪市が提供、KDDI、吉本興業、博報堂からなる「KDDI共同企業体」が受託、制作を行っているとしてます。

 

メタバースとNFTの関係

多くの企業や自治体がメタバースへの進出をしています。メタバースは、今後インターネットのように人々が普通に利用する空間になっていくと言われることもあります。

メタバースが今後利用されていく上では、現在流行しているNFTとの関わりが欠かせなくなる可能性があります。メタバースはデジタル上のものなので、データに関してはたやすく複製や修正ができます。

そのため、メタバース上で経済活動が行われる際に、やりとりされる商品・作品が本物かどうか見極める必要があります。やりとりする通貨に関しても同様で、通貨を複製できるのであれば通貨の価値がなくなってしまいます。

NFTやブロックチェーンでは、デジタルのものを複製できないようにする(複製した場合は複製したことがわかるようにする)ことができます。そのため、メタバースが今後普及していく過程ではNFTやブロックチェーンを利用した暗号資産の関わりが欠かせないものとなっていくでしょう。

 

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