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アメリカの証券取引委員会(SEC)は、申請されていた2件のスポット型のビットコインETFについて、現地時間3月18日に延期する発表を行いました。今回、延期となったのはWisdomTree Investments (ウィズダム・ツリー・インベストメンツ)とOne River Asset Management(ワン・リバー・アセットマネジメント)の2社のビットコインETF。SECから提出された資料によれば「検討するためにはより長い時間が必要」とのことです。
現地時間21日に再度提出された資料によれば、2社の決定に関しては、2022年の4月と5月にそれぞれ延期されています。
アメリカのビットコインETFはなかなか承認が下りない状況が長く続いているため、見通しはあまり良くありません。カナダなどの国ではビットコインETFが上場されているものの、アメリカ本国での上場はビットコインにとってインパクトが大きく、ビットコインの値上がりを期待する投資家からは強く望まれています。
2021年にはビットコインETFが上場されるのではと期待されたことから、ビットコインの価格が一時大きく上がりましたが、その際も結果は却下となり市場を大きく失望させました。
近いうちにビットコインETFの上場があるかは不透明なままですが、暗号資産に関する前向きな大統領命令が2022年3月に署名されているため、次の盛り上がりには期待する声も出ています。
参考:SEC資料1 2
TOP画像:https://www.sec.gov/rules/sro/nysearca/2022/34-94475.pdf
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