イーサリアムのリキッドステーキングの現状。今後のETHを占う指針となる

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イーサリアムは、3月に上海(Shanghai)とよばれるアップグレードを行う予定となっています。それに伴い、リキッドステーキングのプロトコルが注目されています。今回は、イーサリアムのリキッドステーキングの現状と今後について、初心者の方にもわかりやすく解説します。

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リキッドステーキングとは

リキッドステーキングとは、簡単に言えば流動性を保ちながらステーキングを行う行為、またはそのサービスのことを指します。

通常、ステーキングはある特定の仮想通貨ネットワークに資金を預けることになるため、預け入れた資金に関しては流動性がなくなる、つまり資金を動かすことができなくなります。

しかし、リキッドステーキングでは、ステーキングを行いながらも流動性を保つことができます。具体的には、リキッドステーキングのサービスを通してステーキングを行うことで、ステーキングを行った資金と同等のトークンを受け取ります。

そのトークンは売買したり、担保にしたりなど運用をすることができるため、流動性を保ったままステーキングを行うことができるのです。

 

イーサリアムのリキッドステーキング

イーサリアムは現在ステーキングを行うことはできますが、そのステーキングした資金を引き出すことができません。そのステーキングした資金を引き出せるようになるのが、2023年3月に予定されている上海アップグレードになります。

上海アップグレードを前にして、リキッドステーキングに注目が集まっています。上海アップグレードが行われると、ステーキング資金が引き出せるようになるため、ステーキングに対してポジティブな人が増えると予想されています。

そうなれば、リキッドステーキングも利用が増えると思われており、2023年に入ってからリキッドステーキングのシェアNo1.であるLido(リド)のトークンLDOの価格は急上昇しました。

LDOの価格チャート(https://coinmarketcap.com/ja/currencies/lido-dao/)

イーサリアムのステーキングシェアは、もちろんリキッドステーキングだけが占めているわけではありません。取引所などもステーキングを行っており、中央集権的に行われているものも多くあります。

ステーキングプールの分布(出典:https://beaconcha.in/pools)

現在のリキッドステーキングの特徴として、サービスがDAOで行われているものが多くあります。アメリカのCoinbaseなどが行っているリキッドステーキングは、中央集権的に行われていますが先述したLidoはDAOで運営されています。最大取引所のバイナンスがリキッドステーキングを行うとの予想もされていますので、そうなれば今後リキッドステーキングの運営がどのように行われていくのかも注目ポイントとなるでしょう。

 

リキッドステーキングはハードルが低い

リキッドステーキングが人気を集めている理由としては、そのハードルの低さが挙げられます。イーサリアムでは現在、ステーキングを行うためには32ETHが必要です。さらに、イーサリアムのノードも運用しなければならないため、容易に参加することができません。

リキッドステーキングでは、基本的に0.01ETHなどの少額からサービスを利用することができます。さらにノード運用などの技術的なことがわからなくても問題なく利用ができるため、その門戸は広いと言えるでしょう。

さらにDAOであればスマートコントラクトでリキッドステーキングが行われるため、透明性が高いのもメリットです。中央集権的に行われているステーキングサービスでは、突然のシステム停止や、手数料率の変更などが行われる可能性がありますが、DAOで運営されるリキッドステーキングサービスでは、そのような心配はそこまでありません。

このようなことから、LidoやRocket PoolなどのDAOのリキッドステーキングは人気を集めつつあります。ただし、DAOにはDAOのデメリットもあります。中央集権的なサービスでは、広告を打ったり、別の事業で得た資金を投下したりできるなど、サービスへの集中投資を行うことで事業の強化をすることができます。

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DAOがそうしたマーケティング競争に負けてしまうと、サービス自体の質も落ちるほか、手数料率を上げなければ運営できないという自体に陥る可能性があります。そういったDAOのデメリットもあることは考えてサービスを利用するべきでしょう。

 

リキッドステーキングの現状

現在、イーサリアムのリキッドステーキングではLidoが頭一つ抜けています。

リキッドステーキングのランキング(https://dune.com/hildobby/ETH2-Deposits?utm_source=substack&utm_medium=email)

Lidoを追っているのがRocket Poolというリキッドステーキングサービスで、最近はメタマスクとの連携も行うなどして注目を集めています。

また、Rocket PoolはCoinbaseとの連携も噂されているため、今後Lidoを脅かす存在となるかもしれません。他にもリキッドステーキングで注目されるプロダクトは存在します。StakewiseやFrex Financeなどです。

 

今後、DAOのリキッドステーキングが盛り上がり、中央集権的なステーキングサービスとの競争に勝つことになればイーサリアムの分散性は高まります。仮想通貨においては、分散性が非常に大切なファクターとなるため、ステーキングサービスの分散性は今後注目されることになるでしょう。

 

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