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近年話題となっている「NFT」。NFTと合わせて「OpenSea(オープンシー)」というプラットホームも注目されています。
今回は、OpenSeaとはどのようなプラットホームか、またOpenSeaの使い方もご紹介します。OpenSeaを利用する方法を画像付きで解説するので、読んでおけばこれからOpenSeaで取引をしてみたい方も、安心して始められるはずです。
OpenSeaについて理解して、NFTの世界へ足を踏み入れてみましょう。
目次
OpenSeaとは
OpenSeaはNFT(Non-Fungible Token:非代替性トークン)の販売を行っている世界有数のNFTマーケットプレイスです。
そもそもNFTとは、簡単に言えばブロックチェーン上に記録されるデータのことで、データを書き換えることができないという特徴を持っています。
画像や動画・音声、およびその他のデジタルファイルは今まで容易に複製することが可能でした。しかし、NFTではこうしたデジタルファイルをブロックチェーン上に記録することによって、複製や修正が行われるとその履歴がわかるようなデータとして保存することが可能になります。
つまり、NFTではデジタルデータの複製を防ぎ、唯一のデータとして所有権を証明できるのです。OpenSeaは、このようなNFTデータを売買するマーケットプレイスとして運営されています。
NFTについて詳しくは以下のページで解説しています。
NFTとは?仕組みやアートとの関連性、稼ぎ方や話題となった出来事などを初心者にもわかりやすく解説!
OpenSeaを運営するのはアメリカ・ニューヨークに本社がある「OpenSea社」です。2017年に設立された歴史の浅い会社ですが、時代の波に乗り、ものすごい勢いで成長しています。
OpenSeaでは海外のユーザーがNFTを売買しているケースが多いのですが、日本人による売買も行われています。2021年には、世界的アーティストの村上隆氏、ロックバンドUVERWorldのTakuya∞氏、西野亮廣氏などの著名な方もNFT作品を出品し、大きな話題となりました。
日本のVRアーティストのせきぐちあいみ氏は、OpenSeaにVRアート作品「Alternate dimension 幻想絢爛」を出品し、日本円にして当時約1300万円で落札されました。
NFTは2021年7月から8月にかけて世界的に取引されるようになりました。それに合わせ、Openseaでも2021年7月から8月にかけて取引量が飛躍的に上がりました。
海外でも有名人の利用は目立ちます。サッカー選手のジェラール・ピケ氏、陸上選手のウサイン・ボルト氏、起業家のラッセル・シモンズ氏、元NBA選手のシャキール・オニール氏、実業家のパリス・ヒルトン氏などがNFTコンテンツを出品しています。
OpenSeaでは、以下のようなジャンルのNFTコンテンツの取引ができます。
- 画像
- 動画
- 写真
- アート
- 音楽
- ドメイン名
なお、OpenSeaに登録する準備としては、
- 仮想通貨取引所の口座開設と日本円入金
- NFTを売買する際のお財布となる仮想通貨ウォレット(例:MetaMask)とOpenSeaの接続
- イーサリアム(ETH)の購入
が必要になります。
OpenSeaでNFTの売買をする方法を解説
OpenSeaでNFTを売買するまでの流れを解説します。OpenSeaでは購入することも販売することも可能です。解説と画像を参考にして、NFTに触れてみてください。
1 仮想通貨取引所の口座を開設
OpenSeaではイーサリアム(ETH)でNFTの売買を行います。イーサリアムとは仮想通貨の一種です。OpenSeaでは日本円やドルでNFTの売買ができません。
イーサリアム(ETH)とは?初心者にわかりやすく、購入方法・今後・将来性・歴史・仕組みを解説した入門ページ
そのため、どこかの仮想通貨取引所で口座開設をして、イーサリアムを買っておく必要があります。
どの仮想通貨取引所が初心者の方にとっておすすめか、などは以下のページで詳しく解説しています。
イーサリアム(ETH)取引所比較ランキング<最新>おすすめはどこ?選び方/手数料/ 評判も紹介!
2 仮想通貨取引所でイーサリアムを購入
次にOpenSeaで売買する際に必要なイーサリアム(ETH)を購入します。
今回は、取引所の中でもアプリダウンロード数No.1で初心者にもおすすめのCoincheckでのイーサリアムの購入方法を紹介します。
まず日本円をコインチェック口座に入金をしていきます。コインチェックにログインして左サイドバーの「ウォレット」→「日本円の入金」から入金が可能です。
その際、おすすめは手数料が一番安い「銀行振込」です。「コンビニ入金」やATMなどから入金できる「クイック入金」は手数料が770円かかります。
〜Coincehckの日本円入金手数料〜
銀行振込(おすすめ) | コンビニ入金※サービス停止中 | クイック入金※サービス停止中 | |
---|---|---|---|
入金元 | 銀行口座 | コンビニ店舗 | Pay-easy(ペイジー) |
手数料 | 銀行所定の手数料 | 770円~/回 | 770円~/回 |
反映時間 | 銀行所定の振込時間 | 所定の入金時間 | 即時 |
上限金額 | 無制限 | 300,000円/回 999,999円/3日 |
999,999円/回 10,000,000円/日 |
送金制限 | なし | 7日間送金不可 | 7日間送金不可 |
次に左サイドバーの「販売所(購入)」→「ETH」を選択すればイーサリアムが購入できます。
入金額は欲しいNFTの金額分だけを入金しておけばOKです。NFTを探す方法は後ほど説明します。
3 イーサリアムをMetaMaskへ送金
次にMetaMaskに購入したイーサリアムを送金します。
MetaMask(メタマスク)とは、仮想通貨のウォレットで、OpenSeaでイーサリアムを使うために必要なアプリです。
OpenSeaでは現金やクレジットカードでの決済ができないので、MetaMaskを利用してイーサリアムで決済をします。OpenSeaでの取引はこのMetaMaskというお財布の中にあるお金で売買します。
MetaMaskは無料で公式サイトからダウンロードできます。
またブラウザのこだわりがなければChromeの拡張機能で追加するのがおすすめです。Chromeウェブストアからカンタンに追加できます。
MetaMaskを拡張機能で追加すると便利に利用できます。
MetaMaskについては、以下のページで詳しく解説しておりますので、利用する前に注意点などをしっかり把握しておきましょう。
メタマスク(MetaMask)の使い方を初心者にもわかりやすく解説!DeFiやNFTに必須のイーサリアムウォレット
4 OpenSeaでアカウントを作成
次にいよいよOpenSeaでアカウントを作成します。
OpenSeaの公式サイトにアクセスしましょう。
すると、以下の画面が表示されるので「作成」をクリックして手順通りに進めていきましょう。
「Signature Request」の画面がポップアップするので「Sign」をクリックして、OpenSeaとMetaMaskの接続をします。接続ができれば、登録作業は完了です。
5 OpenSeaでNFTアートを購入
次に、実際にNFTを購入する方法を説明します。
OpenSeaのトップページには「探索」と「作成」が表示されています。購入する方は「探索」をクリックします。
するとNFTコレクションを探せる画面が開くので、検索フィルターで状態や価格などで絞って欲しいNFTを探します。
日本語への翻訳がまだ完璧ではないので不自然な説明となっていることが多いです。NFT作品のことを正しく理解するためには英語の説明も読むことをおすすめめします。
欲しいNFTを見つけたら商品ページに入り「入札する」をクリックすると購入できます。
※OpenSeaではNFTを購入する際にガス代という手数料がかかるので、支払い額は「商品の価格+ガス代」の合計金額になります。
イーサリアムのガス代(Gas)とは?単位・計算方法・仕組み・節約方法について初心者にもわかりやすく解説!
6 OpenSeaでNFTアートを出品(販売)
最後に、OpenSeaでNFTアートを出品して販売する方法をご説明します。
まず自分の作品をNFT化する場合は、OpenSeaのトップページにアクセスして「作成」をクリックします。
すると「新しいアイテムを作成する」というページが開くのでファイルを添付して、作品の名前や説明文、値段などを入力します。
すべて入力して「作成」をクリックします。これでNFTの作成・登録は完了です。
自分の保有しているNFTから、販売したいアイテムを選択して「売る」をクリックすると出品できます。出品ができたら買い手が見つかるまで待つだけです。もちろん、自分が購入したNFTも販売することができます。
※OpenSeaでは出品手数料として2.5%がかかります。
販売方法には、
- Set Price(価格を設定する方法)
- Highest Bid(オークションで販売する方法)
- Bundle(まとめ売りする方法)
の3種類があり、自由に選ぶことができます。
OpenSeaに関するよくある質問
OpenSeaのよくある質問を紹介します。
Q. 出品した後にNFTの価格は変更できる?
OpenSeaでNFTを出品した後の価格変更は「値下げ」のみ可能です。
出品後は値上げすることができないので、自分の販売するNFTの需要が読めない場合はあえて高めの金額で出品し、その後値下げをするか検討してみるのがおすすめです。
Q. ガス代の他に何か費用はかかる?
OpenSeaは出品時に2.5%の手数料がかかります。
これはガス代ではなくOpenSeaが設定している手数料です。NFTの購入時にはこの手数料は発生しません。
まとめ
以上、OpenSeaの解説をしてきました。OpenSeaはNFTのマーケットプレイスなので、NFTについてもより身近に感じていただけたのではないかと思います。
OpenSeaはNFTに触れるために最も使われているツールです。この記事を参考にしてNFTを購入・出品してみてください。
どんなNFTが今のトレンドになっているのか、OpenSeaで常にチェックしておくこともおすすめです。
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