ウクライナ・ロシア危機でどうなる?再び下落したビットコインの今後の見通しを解説

本ページはプロモーションが含まれています

 

2022年1月のビットコイン(BTC)は、2018年以降で最大の下落率を記録しました。しかし、1月24日に370万円台の安値をつけて以降は一転して強い上昇の動きを見せます。

2月に入り500万円台を突破するなど、一時は2021年から続く下降トレンドの転換を思わせるほどでした。

ただ2月17日木曜日の下落によって、ビットコインの方向性にまた微妙な変化が見られています。

この先ビットコインはどのような動きを見せるのでしょうか?

ここではビットコインの現在の状況と今後の見通しを、チャートを用いて初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

現在ビットコインを保有されている方、そしてこれからビットコインを購入してみようと検討中の方もぜひ参考にしてみてください。

GMOコイン

 

2022年2月20日時点でのビットコインチャート分析

ビットコインは2月に入ってからの強い上昇によって、21日期間移動平均線(下チャートのオレンジ)を上抜けしました。

また62日期間移動平均線(グリーン)も突破してさらに上昇するようにも見えたのですが、2月17日と18日の下落で21日期間移動平均線を割り込み、再び下方向へ向かいやすい形になっています。

【BTC/JPY 日足】

出典:https://coin.z.com/jp/

もう少し短い時間足で細かく見ていきましょう。

【BTC/JPY 4時間足】

出典:https://coin.z.com/jp/

4時間足の62日期間移動平均線が押し目として機能するかに見えましたが、急落によってWトップを形成したのがわかります。Wトップは、下降トレンドへの転換として非常に有名な指標です。

現在は、ちょうど4時間足の200日期間移動平均線を挟んだ展開。

まだ上下どちらにも向かえる形ですが、ここを明確に下抜けするなると、日足の形からも1月24日につけた安値(赤枠)を試す展開になる恐れがあります。

 

ビットコイン今後の見通し

2月17日のビットコインの下落には、ロシアとウクライナの地政学的リスクが要因としてあげられます。

ウクライナ問題で仮想通貨はどうなる?地政学リスクと暗号資産の関係を初心者にもわかりやすく解説!

世界の株式市場も軒並み下落しており、アメリカ株も今年最大の下げ幅を記録しました。

直近のビットコイン価格はアメリカ株に連動して推移していましたので、ここでも同じく値を下げた形です。

この先、ロシアとウクライナ、それにアメリカが関わる紛争が起きるとなると、ビットコインにとってはさらに上値の重い展開になることが予想されます。

ビットコインを含む仮想通貨はいわゆるリスク資産です。市場全体がリスクオフ(リスクを回避する)の動きをする場合には売られる傾向にあり、現にイーサリアムなどの他の仮想通貨も値を下げています。

逆に、安全資産とされる金(ゴールド)は買われ、約8ヶ月ぶりの高値である1,900ドルに達しました。市場の資金が仮想通貨以外に向かっていることの表れとも言えるでしょう。

また、FRB(米連邦準備制度理事会)による金融引き締め政策は引き続きビットコインにとってのネガティブ要因です。地政学的リスクと相まって、さらなるリスクオフの流れが加速する恐れがあります。

世界的に金融緩和は縮小の方向へ。仮想通貨は冬の時代へ突入するか?

したがって今後のビットコインの見通しとしましては、テクニカルとファンダメンタルズの総合的な判断が必要になるでしょう。

特にロシアとウクライナの地政学リスクに対する各国の対応やアメリカ株の反応、金の価格推移には週明けから注意が必要です。

 

まとめ

直近ではビットコインの上値を抑えるような要因が多い印象ですが、長期的にはビットコインを含めた仮想通貨全体の未来は明るいと筆者は考えます。

現地時間2月13日に行われたアメリカ最大のスポーツイベント「スーパーボウル」において、多くの仮想通貨関連企業のCMが流れたことはとても大きな話題になりました。

スーパーボウルは毎年1億人もの人がテレビで視聴すると言われており、そのためCM枠が世界で最も高額なことで有名です。

今年はここに仮想通貨取引所の「Coinbase」「FTX」「Crypto.com」「eToro」と言った企業がCMを展開しました。特筆すべきは、長いスーパーボウルの歴史の中で仮想通貨関連企業のCMが流れるのは今年が初めてだということ。

仮想通貨が広く認められてきている証と捉えることができます。

そのような流れの中で、仮想通貨の時価総額No.1であるビットコインは圧倒的な存在。今後も上昇の余地は大いにあると言えるでしょう。

ただ直近では前述してきたように不安要素も多くありますので、くれぐれも慎重な判断で取引を行うようにしてください。

(文:A.J)

※上記内容は値動きを予測するものではありません。あくまでも分析方法の解説となりますので、投資を行う際は自己判断で行いましょう。

 

仮想通貨取引所比較

取引所名
 
手数料 仮想通貨数 JPY入金 JPY出金 BTC出金 販売所 レバレッジ レンディング ステーキング 公式サイト
 
おすすめ度MAX!
GMOコインバナー
-0.01%(M)0.05%(T) 27 無料 無料 無料 あり 2倍 27種 7種 無料口座開設
おすすめ!
SBI VC トレード
-0.01%(M)0.05%(T) 20 無料 無料 無料 あり 2倍 20種 8種 無料口座開設
信頼感抜群!
bitbankバナー小
-0.02%~※ 37 無料 550円~※ 0.0006BTC あり なし 37種 - 無料口座開設
コインチェック(Coincheck) 0% 25 無料~ 407円 0.0005BTC~ あり なし 停止中 無料口座開設
DMM Bitcoin 0% 27 無料 無料 無料 Bit Match 2倍 - - 無料口座開設
BITPOINT 0% 18 無料 振込手数料実費 無料 なし 2倍 無料口座開設
bitFlyer(ビットフライヤー) 0.01~0.15% 20 無料/330円 220円〜770円 0.0004BTC あり 2倍 - 停止中 無料口座開設
楽天ウォレット 無料 9 ※証拠金取引を含む 無料 300円 0.001BTC あり 2倍 - - 無料口座開設
※2023.7.4.最終更新 ※取引所と販売所の違い⇒ビットコイン取引所と販売所の違い ※手数料は現物取引 ※JPY入金には振込手数料の実費がかかります ※bitbank手数料は-0.02%(M)0.12%(T)(一部銘柄を除く) ※bitbank日本円出勤手数料は550円/770円(3万円以上) ※DMM Bitcoinはレバレッジ取引含む

 

ビットコイン/仮想通貨取引所比較ランキング<最新版>おすすめ/手数料/選び方/評判も解説!

 

関連記事

初心者のための仮想通貨投資の始め方!基礎知識/リスク/購入方法/取引所/トレード/DeFi/将来性…の入門!

三井物産が金と連動する暗号資産を発行へ「ジパングコイン(ZPG)」とは何か、初心者にもわかりやすく解説

GMOコイン

スポンサー