Linera(リネラ)とは?元フェイスブックスタッフ開発プロジェクトの将来性・評判・今後を解説

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Meta(メタ:旧Facebook)社がかつて開発を進めていた暗号資産プロジェクトのDiem(ディエム)は、その完成を見ることなく2022年1月31日をもってサービス提供の断念が発表されました。

その後、Diemに携わっていた開発メンバーの何名かは、それぞれ異なるレイヤー1ブロックチェーン開発の道を歩んでいます。先日、200億円超の資金調達を実施したAptos(アプトス)や、Mysten Labs(ミステンラボ)が開発を進めるSui(スイ)などがこれに当たります。

Aptos(アプトス)とは?元フェイスブックスタッフ開発プロジェクトの将来性・評判・今後を解説

Sui(スイ)とは?元Diemスタッフ開発プロジェクトの将来性・評判・今後を解説

そして同じく、元Facebookの開発者が立ち上げたプロジェクトがLinera(リネラ)です。

Lineraは2022年6月に、シードラウンドで約8億円の資金を調達しました。この調達額は他のプロジェクトに比べると少なく見えますが、これはLineraがまだ開発段階にあるプロジェクトであるためです。ローンチスケジュールも発表されておらず、現在は開発力の強化や雇用に力を入れている段階にあります。

この記事では、まだ全貌が見えないLineraについて、現時点でわかっている情報をわかりやすく解説します。

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Linera(リネラ)の基本知識

出典:https://linera.io/
名称 Linera(リネラ)
ティッカーシンボル
発行者
発行上限
時価総額
公式サイト https://linera.io/

※2022.08.09.時点 独自トークンは未発行です

Linera(リネラ)は、Web2のインターネットと同等のパフォーマンスや信頼性をWeb3においても展開することをビジョンに掲げているプロジェクトです。

創設者でありCEOを務めるのは、Mathieu Baudet氏です。Baudet氏は旧Facebook出身で、Diemプロジェクトにおける暗号資産ウォレット「Novi」の開発に従事していた人物です。

Lineraの創設チームにはBaudet氏以外にも、かつてMetaやNoviに関わったメンバーや、プライバシーに特化した暗号資産Zcash(ジーキャッシュ)の元メンバーがいます。チームのエンジニアと研究者には、Web2とWeb3の両方で強力な技術的バックグラウンドを持つ人材が揃っています。

Baudet氏はMeta在籍中に、パフォーマンスの高い決済機能を持つ「FastPay」と、遅延が少なくスケーラビリティにも優れた「Zef」という2つのプロトコルの研究に携わってもいました。いずれもブロックチェーンのスケーラビリティに革命を起こすことを目指したプロジェクトであり、この研究に関わることで得たBaudet氏の知見は、Lineraの開発にも生かされています。

また、冒頭の資金調達を主導したのは米大手VCのa16zであり、他にもCygni Capital、Kima Ventures、Tribe Capital等の投資家も出資しています。今回調達した資金で、今後の開発を推進していくとTwitterで説明しています。

 

Lineraの特徴

出典:https://linera.io/

Lineraは以下の3つの特性を備えたブロックチェーンを目指しています。

  1. 低レイテンシー(低遅延)
  2. リニアスケーリング(線形にスケールが可能)
  3. 確かな分散性

それでは、これらの特徴について順に解説していきます。

 

低レイテンシー(低遅延)

レイテンシーとは、データ転送における指標のひとつです。

具体的には、データの転送要求を出してから実際にデータが送られてくるまでに生じる通信の遅延時間のことを指します。この遅延時間が短いことをレイテンシーが小さい(低い)、遅延時間が長いことをレイテンシーが大きい(高い)と表現します。

そしてLineraは、低レイテンシーのブロックチェーンとなることを目指しています。

ブロックチェーンが持つ根本的な強みとして、検閲への耐性があります。しかし多くのブロックチェーンでは、堅牢な耐性を実現するためにレイテンシーを犠牲にしている部分が少なからず見られます。

一方で低レイテンシー、つまり、ユーザーが起こしたアクションに対して即座に応答することを求められるアプリケーションも増えています。例えば、小売決済、ゲームアプリのマイクロペイメント、ブロックチェーン間のブリッジなどです。

多くのブロックチェーンではメンプール(未処理のトランザクションを一時的に保管する場所のようなもの)にかかる付帯的なコスト、及びバリデーター間の複雑な調整により、レイテンシーは高くならざるを得ません。

一方、かつてBaudet氏が携わったFastPayとZefの学術研究では、メンプールを完全に削除し、検証者間の相互作用を最小限に抑えることで、支払いなどの単純な操作を大幅に高速化できることが示されています。

これらのプロトコルでは、ブロックチェーンのユーザーはバリデーターと直接通信することで、低遅延のやりとりを実現しています。

Lineraはこのアプローチをより一般化し、実際の運用に適用することで、操作のほとんどをリアルタイム(1秒未満)で実行できるようにすることを目指しています。

 

リニアスケーリング(線形にスケールが可能)

現在、インターネット上のアプリケーションはスケーラビリティを念頭に置いて構築されています。ユーザーは日常の様々な活動をインターネットに依存しており、サーバーのダウンやサービスの中断に対する目は厳しくなっています。

そのような中、「リニアスケーリング」と呼ばれる水平スケーラビリティが重要な意味を持つようになってきました。元々、データベースの世界におけるリニアスケーリングでは、マシンの数を2倍にすればシステムの容量も2倍にすることができる、つまり線形にスケールすることが可能だとされてきました。

一方、これまでのブロックチェーンは、ユーザーアカウントとスマートコントラクト間の相互作用を、連続したトランザクションによって可能にするシーケンシャルモデルを優先してきました。

しかし、シーケンシャルモデルはリニアスケーリングを妨げます。

そこでLineraは、リニアスケーリングに適した新しい実行モデルを開発しています。このモデルでは、別々のユーザーアカウントに対する操作が同時に実行される仕組みになっており、これによりスケーラビリティの向上が図れるとしています。

具体的には、必要に応じて処理ユニットを追加するシステムになっており、チェーンのシャード(個々の処理)がバリデーターを追加していくほど、線形にスケールする予定になっています。

 

確かな分散性

ブロックチェーンにはトリレンマと呼ばれる課題があります。これは、スケーラビリティ、セキュリティ、分散化の3つを同時に達成することが困難であることを指します。

中でも分散化については、多くの高スループットシステムにおいて十分な機能実装がなされていないことをBaudet氏は問題視しています。

一方のLineraは、最新のプルーフ・オブ・ステーク機構とスケーラブルな監査手順を用いることで、プロトコルの分散化を実現し、バリデーターの完全な説明責任を保証しています。

 

Lineraの評判・口コミ

ここでは、Lineraの今後について、評判や口コミを紹介していきます。

 

 

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評判・口コミ

Web2.0の代名詞とも言えるフェイスブックから派生したLineraは、今後既存のWebサービスと絡んでいくと思っています。現在のWeb3.0は既存のWebサービスと切り離されてしまっているので、その橋渡し役が必要だと思っています。Lineraはその一つになり得るプロジェクトだと思っていて、同じくフェイスブックから開発者が移行しているアプトスなどと同様に、期待できるプラットホームの一つだと思います。(40代男性)

 

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評判・口コミ

Lineraは、まだ始まったばかりですが、話題性があるため、独自トークンが発行された場合の価格は高くなるのではないかと思っています。他にも元フェイスブックスタッフが絡んでいるプロジェクトはありますが、そのどれもが話題を集めて、次のバブルの際の中心になる可能性があると思っています。もちろん、価格のことなのでどうなるかは誰にもわかりませんが、Lineraは十分に大きなポテンシャルを持ったプロジェクトであると言えると思います。(30代女性)

 

Lineraは儲かる?

Lineraはまだ独自トークンが発行されていないため、一般の投資家は売買することができません。しかし、今後トークンが発行される可能性は大いにあります。

もし、Lineraで最初に儲けを出そうと思った場合にはエアドロップを狙うのも一つの手です。エアドロップは給付金とも呼ばれ、トークン発行前などにプロダクトを使うなどして、エコシステムの構築に貢献した人へトークンが付与されるシステムです。

もし、Lineraに興味がある方は、今後Lineraで発表されるLineraに関連したプロダクトなどを触っておくとエアドロップが受けられるかもしれません。

 

Lineraのトークンの買い方

Lineraはまだ仮想通貨を発行していないため、Lineraのトークンの仮想通貨取引所での取り扱いは現在ありません。

Lineraiのトークンが今後発行され、海外取引所に上場された場合、Lineraのトークンを買うまでの手順は基本、以下のような流れになります。

 

1 国内仮想通貨取引所でビットコイン(BTC)を購入

例えば国内取引所のGMOコインで口座を開設し、日本円とビットコインを交換します。口座開設は無料でできますが、交換の際などに手数料がかかる場合があります。(GMOコインでは交換の手数料も無料です)

2 ビットコインを海外取引所へ送る

海外取引所(例えばバイナンス)で口座を開設し、ビットコインを海外取引所口座へ送ります。ビットコインを送る際に手数料がかかる場合があります。(GMOコインでは送金の手数料も無料です)

3 ビットコインとLineraのトークンを交換する

最後に、ビットコインと買いたい仮想通貨を交換します。海外取引所も口座開設は無料でできますが、交換の際に手数料がかかる場合があります。

 

仮想通貨は、ほとんどの取引所(国内・海外問わず)で数百円程度から購入が可能です。1〜3の手順は仮想通貨取引所によって、変わるものではなく、どこの取引所でも同様の手順で、簡単に仮想通貨を買うことができます。

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まとめ

LineraはWeb2アプリケーションと同水準でスケール可能な、初の低遅延ブロックチェーンを作成することをミッションとしたプロジェクトです。

立ち上がって日も浅く、今なお人材の募集から熱心に行っている状況ですが、大型の資金調達を完了していることからも、将来性があるプロジェクトであることが見て取れます。

またAptos、Suiと並び、元Facebook出身者がそれぞれ異なるレイヤー1チェーンを開発している中の1つでもあるため、Linera以外のプロジェクトも含めてレイヤー1界隈が今後どのように発展していくかも注目です。

TOP画像:https://linera.io/

 

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