Aptos(アプトス)とは?元フェイスブックスタッフ開発プロジェクトの将来性・評判・今後を解説

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Web3 PRESS編集部
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・Aptosってどんなプロジェクト?
・どうやってAptosのトークンを買うの?
・Aptosの将来性は?

などの疑問をこの記事で解決します!

 

ブロックチェーンの技術は日々進化しています。

特にスマートコントラクトのプラットフォームは、イーサリアムを始めとして様々なものが次々に生み出されています。

Aptos(アプトス)もその1つです。

Aptosはメタ(旧フェイスブック)社が発足した仮想通貨プロジェクト「ディエム(旧リブラ)」に携わっていた元従業員が立ち上げた、新しいレイヤー1ブロックチェーンです。世界有数の巨大テック企業に勤めていたスタッフがコミットしているため、高い技術力が期待されています。

2022年3月に大型の資金調達を完了させ、すでに開発者向けのチェーンは稼働しています。また、複数の暗号資産関連企業の開発者が参加しています。

このページでは、Aptosに関する直近の動向について幅広く解説していきます。

〜同じく元フェイスブックスタッフ関与のプロジェクトは以下で解説しています〜

Sui(スイ)とは?元Diemスタッフ開発プロジェクトの将来性・評判・今後を解説

Linera(リネラ)とは?元フェイスブックスタッフ開発プロジェクトの将来性・評判・今後を解説

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Aptos(アプトス)とは

出典:https://aptoslabs.com/
名称 Aptos(アプトス)
ティッカーシンボル
発行者
発行上限
時価総額
公式サイト https://aptoslabs.com/

※2022.08.01.時点 独自トークンは未発行です

Aptosを開発しているのは、Aptoslabs(アプトスラボ)社です。

Aptoslabsは、ディエムチームのメンバーであったモー・シャイフ(Mo Shaikh)氏とエイブリー・チン(Avery Ching)氏の2名によって創業されました。

ちなみに今年2月、ディエムプロジェクトがシルバーゲート・キャピタルに売却される前に、2人はすでにメタ社を離れていました。

 

Aptosの特徴

レイヤー1ブロックチェーンを独自に開発

Aptosはレイヤー1のブロックチェーンです。スマートコントラクト機能を有しており、イーサリアムやソラナなどと競合するプラットフォームにあたります。

Aptosは、ディエム用に開発されたコーディング言語である「Move」を用いて構築されています。しかし、あくまでメタ社との関わりはなく「独自のブロックチェーンを開発したため、現在シルバーゲート・キャピタルが保有するディエムの知的財産を活用することはない」と開発チームが語っています。

また、資金調達に参加した投資会社Multicoin Capitalも、「メタやディエムは、Aptosに出資していない。デービット・マーカス氏やマーク・ザッカーバーグ氏、そして現在のメタのリーダーも含めて、メタの誰もこのプロジェクトに投資していない」と述べています。

 

a16zらから約230億円の資金を調達

Aptosはすでに大型の資金調達を完了させています。

2022年3月15日、Aptosはアンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)主導での2億ドル(約230億円)の資金調達を発表しました。なお、今回の資金調達には以下の企業が参加しています。

  • Multicoin Capital
  • Katie Haun
  • 3 Arrows Capital
  • ParaFi Capital
  • IRONGREY
  • Hashed
  • Variant
  • Tiger Global
  • BlockTower
  • FTXベンチャーズ
  • Paxos
  • Coinbase Ventures

 

2022年7月にも200億円の資金調達

さらに、2022年7月25日には約200億円の資金調達も完了したことを発表しています。このラウンドではFTXベンチャーズ、Jump Crypto、Griffin Gaming Partners、Franklin Templeton、Circle Ventures、Superscryptなどが参加したとしており、大きな期待が寄せられている事がわかります。

FTXベンチャーズは2回目の参加となっているため、Aptosの仮想通貨が発行された場合には海外大手仮想通貨取引所FTXでの取り扱いが行われる可能性も大きくあります。

なお、2022年7月に調達した資金では、Aptosネットワークの安全性強化や取引処理機能拡大に使われる予定で、新しいレイヤー1の確立に向けAptosでは準備が進められています。

 

バイナンスラボも戦略的投資を発表

さらに、大手暗号資産取引所バイナンスのベンチャーキャピタル部門であるバイナンスラボも、3月28日にAptosへの投資を発表しました。

バイナンスラボの投資ディレクターである、ジェフリー・マー(Jeffrey Ma)氏は今回の投資にあたり、Aptoslabsのチームがディエム構築で培った専門性の高さを評価しています。

バイナンスラボは今後、開発、コードレビュー、インフラ構築、ハッカソンなどを通じてAptosのエコシステム成長に協力していく予定です。

 

多数の暗号資産関連企業が開発に参加

Aptosはすでにテストネットをローンチしており、2022年Q3にはメインネットのリリースを予定しています。

そして以下のような暗号資産関連の企業から、すでに多数の開発者が参加しています。

  • Anchorage
  • Binance
  • Blockorus
  • Coinbase
  • Livepeer
  • Moonclave
  • Paxos
  • Paymagic
  • Rarible
  • Streaming Fast

 

Aptosで実現できるアプリケーションは多岐に渡る

Aptosのユースケースは様々なものがあります。

すでに構築が進められているものだけでも、次世代ソーシャルメディアプラットフォーム、NFTサービス、Web3ゲーム、メディアやエンターテイメントビジネス、安価で安全な決済基盤、DeFi(分散型金融)と統合されたフィンテックプロダクトなどがあります。

 

Google Cloudと提携を結んでいる

資金調達後も大きなニュースが続きました。

2022年4月には、Google Cloudとパートナー契約を結びました。

レイヤー1ブロックチェーンの開発企業は、目立った実績がない限り、大手の企業とタッグを組むことは難しいのが現状です。

その中で、まだ立ち上がったばかりのプロジェクトであるAptosがGoogle Cloudとパートナー関係を築けたこと自体が特筆すべき出来事です。

また、Google Cloudとのコラボレーションを通じて、誰もが15分以内にAptosネットワークのノードを立ち上げることができるようになっています。ビットコインのマイニングなどでは大掛かりなハードウェアが必要ですが、AptosはGoogle Cloudとの連携によってこの問題を解消しています。

 

コミュニティへの貢献

Aptosには複数のコミュニティがあり、メインネットの立ち上げを勢いづけるためにも、これらのコミュニティへのコントリビューターを募集しています。

コミュニティには教育、開発、成長に関するものとして以下の3つがあります。

  • Aptoversity(教育)
  • Bounties + Hackathons(開発)
  • Creative Challenge(成長)

誰もがこれらのコミュニティに参加する機会を持ち、コミュニティに貢献することで報酬を得ることができます。

詳細は公開されていませんが名称から推測するに、AptoversityはAptosについて積極的に学んだ人が、Aptosのアンバサダーになるなどの道が用意されているものと思われます。

Bounties + Hackathonsは、重大なバグを発見した人や、Aptos上で実施したいサービスを提案した人への報酬の支払いがあるものと考えられます。

また、Creative Challengeは、Aptosを広報・宣伝するようなYouTubeやポッドキャストなどのクリエイティブを制作した人に対する報酬があるものだと思われます。

 

秒間16万件のトランザクション処理が可能

出典:https://medium.com/aptoslabs/block-stm-how-we-execute-over-160k-transactions-per-second-on-the-aptos-blockchain-3b003657e4ba

メインネットは未稼働のため、あくまで予定ですが、Aptosのネットワークは1秒間に16万件のトランザクションが処理可能だと言われています。

1秒あたりの処理件数を比較すると、ビットコインが6〜7件、イーサリアムが15件前後、ソラナでも約5万件となっており、Aptosの処理件数は圧倒的です。

この点からも、非常にスケーラブルなチェーンであることが伺えます。

 

Aptosの評判・口コミ

ここでは、Aptosの今後について、評判や口コミを紹介していきます。

 

 

avatar

評判・口コミ

元メタ(フェイスブック)の開発者が開発しているということで、興味がある。フェイスブックが開発していたリブラは、いろいろな理由で頓挫してしまったが、GAFAの技術力はやはり偉大だと思うので、それがWeb3.0領域でどのように力を発揮してくれるのか期待して見ている。(40代男性)

 

avatar

評判・口コミ

著名なVCからの資金調達、大手テック企業との提携、開発者の出身。どれをとっても非常に期待できる。ビットコインやイーサリアム以外のレイヤー1ブロックチェーンプロジェクトとして、今後名を馳せていく可能性が高いのではないだろうか。少なくともトークンが発行されれば、話題にはなるだろう。(40代女性)

 

Aptosの今後・将来性

今後、メインネットが公開されること、独自トークンが発行されることが予想されています。汎用性の高いプラットホームとなることで、NFTやメタバース部門以外でも、今後期待されているBCG(ブロックチェーンゲーム)の分野にも大きく関わってくることが予想されます。

独自トークン発行に関してはまだ未定となっているものの、発行された際には非常に大きな話題を呼びそうです。Googleとの連携も気になるところで、Web2.0企業といかにうまく絡んでいけるかがAptosの将来を決めていくとも言えるでしょう。

 

ホワイトペーパーが公開される

2022年8月12日にAptosのホワイトペーパーが公開されました。

https://github.com/aptos-labs/aptos-core/blob/main/developer-docs-site/static/papers/whitepaper.pdf

Aptosを実現するための技術的な仕組みや、トークンによってネットワークのガバナンスを行っていくことなどが記載されています。

興味のある方は一読しておくと良いでしょう。

 

Aptosは儲かる?

Aptosはまだ独自トークンが発行されていないため、一般の投資家は売買することができません。しかし、今後トークンが発行される可能性は大いにあります。

もし、Aptosで最初に儲けを出そうと思った場合にはエアドロップを狙うのも一つの手です。エアドロップは給付金とも呼ばれ、トークン発行前などにプロダクトを使うなどして、エコシステムの構築に貢献した人へトークンが付与されるシステムです。

もし、Aptosに興味がある方は、今後Aptosで発表されるAptosに関連したプロダクトなどを触っておくとエアドロップが受けられるかもしれません。

 

Aptosのトークンの買い方

Aptosはまだ仮想通貨を発行していないため、Aptosのトークンの仮想通貨取引所での取り扱いは現在ありません。

Aptosのトークンが今後発行され、海外取引所に上場された場合、Aptosのトークンを買うまでの手順は基本、以下のような流れになります。

 

1 国内仮想通貨取引所でビットコイン(BTC)を購入

例えば国内取引所のGMOコインで口座を開設し、日本円とビットコインを交換します。口座開設は無料でできますが、交換の際などに手数料がかかる場合があります。(GMOコインでは交換の手数料も無料です)

2 ビットコインを海外取引所へ送る

海外取引所(例えばバイナンス)で口座を開設し、ビットコインを海外取引所口座へ送ります。ビットコインを送る際に手数料がかかる場合があります。(GMOコインでは送金の手数料も無料です)

3 ビットコインとAptosのトークンを交換する

最後に、ビットコインと買いたい仮想通貨を交換します。海外取引所も口座開設は無料でできますが、交換の際に手数料がかかる場合があります。

 

仮想通貨は、ほとんどの取引所(国内・海外問わず)で数百円程度から購入が可能です。1〜3の手順は仮想通貨取引所によって、変わるものではなく、どこの取引所でも同様の手順で、簡単に仮想通貨を買うことができます。

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まとめ

元フェイスブックの社員が立ち上げたAptosは、やはり技術力が信用されています。大型の資金調達の実施、Google Cloudとの提携などはその証と言えそうです。

また、他のブロックチェーンと比較しても圧倒的なトランザクション処理速度も大いに期待できます。

まだ開発段階のプロジェクトですが、レイヤー1のチェーンとして飛躍する可能性は十分です。ぜひ引き続き、今後の開発状況もチェックしてみてください。

TOP画像:https://aptoslabs.com/

 

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