Aglet(アグレット)とは?STEPNに次ぐ新たなM2Eプロジェクトについてわかりやすく解説

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歩いて仮想通貨を稼げるMove to Earn(M2E:ムーブトゥアーン)のサービスが続々と登場しています。

先駆けとなったSTEPN(ステップン)はすでにテレビでも取り上げられ、Twitter等のSNSでも関連情報が日々発信されています。

STEPN(ステップン)/GMT・GSTとは?歩いて稼げるMoveToEarnのサービスについて解説

そのSTEPNに続けと言わんばかりに歩いて稼げるサービスが日々現れている中、急速に注目を集めているのがAglet(アグレット)です。

AgletもSTEPNと同じく、スニーカーのデータを用いて歩くことで通貨を稼げるサービスです。

しかし、Agletは2022年5月上旬の時点では、厳密にはM2Eのサービスと呼ぶことができません。なぜならAgletは現在、ブロックチェーンゲームではなく、純粋なスマホゲームアプリだからです。

ゲーム内で稼げる通貨「Aglet(通貨名もアグレット)」も、まだ仮想通貨取引所に上場していません。

ゲーム内のスニーカーもSTEPNのようにNFTとしては扱われておらず、単なるゲーム内のデータに過ぎません。

つまり、稼いだAgletを他の仮想通貨に交換したり、最終的に日本円に換金したりすることができず、NFTスニーカーの売買もできないため、真の意味でお金をEarnすることができないのです。したがって、現時点ではMove to Earnのサービスとはみなせないと言えます。

ただし、すでに公開されているロードマップによると2022年の第3四半期には公式のNFTマーケットプレイスでNFTスニーカーが売買できるようになり、第4四半期には様々なブロックチェーンに接続して、稼いだゲーム内通貨の現金化も可能になるようです。

Agletのサービス自体は2020年から始まっており、ゲームとしてのクオリティは高いと言えます。今後、ブロックチェーンゲーム化して実際に仮想通貨を稼げるようになれば、今のSTEPNに勝るとも劣らない人気が出るかもしれません。

このページでは、Agletの基本的な情報について、STEPNとも対比しながらわかりやすく解説します。

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Agletの概要

Agletでは稼いだゲーム内通貨を現金化することはまだ出来ませんが、ゲームの内容はSTEPN等のM2Eサービスととても良く似ています。まずは、Agletの基本的な仕組みを確認していきましょう。

 

無料で始められる

Agletは、無料で始めることができます。これはSTEPNとの大きな違いの1つです。

STEPNは2022年5月現在、新たに参入するには最低1足のNFTスニーカーを購入する必要があります。

世界金融市場の下落と共に、STEPNのNTFスニーカーの購入に必要な暗号資産SOLの価格も下落していますが、それでも日本円で10万円程度は初期費用としてかかります。

SOLの価格が下落する前は、NFTスニーカー1足を購入するだけで15〜20万円の費用がかかっていました。

これに対して、Agletは始めるだけなら完全無料で始められます。

ゲームを進めるにつれて、課金をした方が有利に進められる(稼ぎやすくなる)場面はあるようです。しかし「初期コストが高くてSTEPNは始められない!」と思っていた人にとって、無料で始められるAgletはとても魅力的なサービスでしょう。

 

スニーカーは実在するブランドのもの

https://twitter.com/AgletApp/status/1521505426809884673

STEPNではスニーカーに様々なデザインがあるものの、基本的に性能によって価値が決まるため、デザインが重視されることはあまりありません。

一方、Agletのゲーム内に登場するスニーカーはNIKEやAdidas、New Balnace、Asics、Vansなど、実在する有名ブランドのデザインになっています。

これは元々、AgletがM2Eを目的としたゲームではなく、スニーカーを集めるコレクションゲームとしてリリースされたためです。

したがって、現在のAgletは歩いて仮想通貨を稼ぐゲームというより、歩いて様々なスニーカーをコレクションするゲームだと言えます。

ゲームに登場するスニーカーは、各ブランドから商標利用の許可も得ています。つまりAgletはすでに大手ブランドと提携を結んでいるサービスであり、この点はサービスの信用度を高めているポイントと言えるでしょう。

 

スニーカーの性能

スニーカーの性能によって稼げるAgletの量は異なります。これはSTEPNにも同様の仕組みがあります。

しかし、スニーカーの性能を決める要素には、STEPNには見られないAglet特有のものが多数あります。

特に興味深いのは「天候に対する適正」です。

AgletのスニーカーにはGCPと呼ばれるパラメーターがあり、この数値は現実の天候によって左右されます。

Agletはプレイヤーがいる現在地の天候情報を取り込んでいます。そして天候によって各スニーカーのGCPは上下し、獲得できるAgletの量も変化します。

例えば、現実の天候が雪の場合、サンダルを履くとGCPの値が下がり、稼げるAgletは減ります。逆に真夏の暑い日にはサンダルは相性がよく、GCPも向上して稼げるAgletの量は増えます。

サンダルは暑い日に適し、寒い日には適さないというように、実際にわたしたちが靴を利用する場面に近いイメージでステータス設定がなされているのは面白い点です。

これにより、天候等の条件によりスニーカーを使い分ける必要が出てきます。これはSTEPNにはなかった要素です。

 

マップ上の3つの施設

Agletのプレイ中は、アプリのマップに表示される特定の施設に向かって歩くことになります。

STEPNはただひたすら歩くだけであり、アプリ内で表示される所定の場所に行くことでメリットが得られるようなことはありませんでした。

その点、アプリが指示する場所に向かって歩く必要があるAgletはポケモンGOに似た要素があると言えます。

Agletのマップで示される施設には以下の3種類があります。

  1. Treasure Stash:ゲーム内アイテム、通貨を手に入れられる
  2. Deadstock Station:スニーカーの耐久値を全回復させることができる
  3. Repair Station:耐久値を一部回復させることができる

Treasure Stashでは、通貨Agletやスニーカーを手に入れることができます。このゲームではスニーカーを集めることも目的の1つになるため、まずはこのTreasure Stashを目指して歩くことがAgletをプレイする上で重要になります。

また、STEPNではスニーカーのリペアにはゲーム内で稼げるトークン「GST」を用いました。

しかし、Agletではマップ上に表示されるDeadstock Station、あるいはRepair Stationに行くことで傷んだスニーカーをリペアすることができます。

スニーカーを修復するこれらの施設は、一度利用したら一定時間が経過するまで再利用ができなかったり、スニーカーのレア度に応じて利用できない施設もあったりするなど、利用するための条件も細かく設定されています。

やはり、元々はM2Eではなく純粋にゲームとしてスタートを切っているためか、STEPNに比べてゲーム性がかなり強く設計されている印象を受けます。

 

今後の展開

https://twitter.com/AgletApp/status/1522312559658905600

ゲームとして楽しめる要素はふんだんに盛り込まれているAgletですが、やはり多くの人が期待するのはM2Eとしての機能でしょう。

ロードマップや運営への質問に対する回答によると、2022年の第3四半期には公式NFTマーケットプレイスでNFTスニーカーの売買が可能になるようです。そして第4四半期にはImmutableXやOpenSeaなどオープンなマーケットで取引が可能になるとのこと。ゲーム内通貨がETHやUSDCなどの主要な暗号資産に交換できるようになるのも第4四半期を予定しているようです。

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2022年中には、M2Eのゲームとしての機能も実装される見込みのAglet。興味が湧いた方はぜひ今のうちからゲームに慣れ、通貨Agletを貯めておけば、本格的なM2E機能が実装された際には大きなチャンスがつかめるかも知れません。

TOP画像:https://aglet.app/

 

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