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・どうやってARトークンを買うの?
・ARトークンの将来性は?
などの疑問をこの記事で解決します!
Web2.0の技術は、いまだかつてない利便性を人類にもたらしました。その一方で、さまざまな場面で一部の主体が巨大な権力を持つという弊害も生み出しています。
Web3にまつわる新しい技術は、中央集権的な管理者が握っていた多くのものを、サービスのユーザーたる一般の人々に取り戻すための挑戦を続けています。
ビットコイン、そして暗号資産によりお金は分散化・民主化されます。DAOは組織を分散化します。DIDによって、人々は個人情報の管理を企業や組織に委ねることなく、自分たちの手に取り戻すことになります。
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そしてこのような動きは、わたしたちが日々扱う大量のデータの保存についても同様です。わたしたちの持つ膨大なデジタルデータを中央集権的な存在による掌握から解放してくれるのが「分散型ストレージ」、そしてその代表的なものが今回紹介するArweave(アーウィーブ|AR)です。
Arweaveは中央集権的な管理者に頼ることなく、データを半永久的に保管できる分散型ストレージサービスです。
このページでは、これまでわたしたちが利用せざるを得なかった既存のストレージの仕組みとその問題点について理解した上で、分散型ストレージの概念とArweaveの特徴について解説します。
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目次
Arweave(アーウィーブ|AR)とは?
名称 | Arweave(アーウィーブ) |
ティッカーシンボル | AR |
発行者 | Arweave |
発行上限 | 66,000,000AR |
時価総額 | 約725億円(74位) |
公式サイト | https://www.arweave.org/ |
※2022.7.19.時点
Arweaveの発行する仮想通貨が「AR」です。
Arweave(アーウィーブ)は中央集権的な管理者に頼ることなく、データを半永久的に保管できる分散型ストレージサービスです。Arweaveが発行する仮想通貨(独自トークン)が「AR」です。
分散型ストレージにもいくつかの種類がありますが、その代表的なものの1つがArweaveです。Arweaveについて理解を深める前に、まずはストレージとは何かについて解説していきます。
そもそもストレージとは?
ストレージという言葉はたまに耳にすることがあるものの、あまり意味を理解できていない方も多いでしょう。
ストレージは本来、パソコンなどのデータを長期間保管しておくための補助的な記憶装置のことを指します。ハードディスクやDVD、CDなどがこれに該当します。パソコン本体とは別に、外付けでデータを保管するものです。
その後、技術の進歩により、パソコンやスマホ本体のデータ保存容量も格段に大きくなりました。これにより、今では外部装置を使うことなく、デバイス本体にデータを保存する機会も増えました。
それでも容量には限度があります。スマホに大量の画像や動画を保存している人は、「ストレージの空き容量が不足しています」というようなメッセージを見たことがある人も多いでしょう。
この問題を解決するために、オンラインストレージやクラウドストレージと呼ばれるデータの保存方法が誕生しました。Google Driveや、Dropboxのようなサービスがこれに該当します。
ある特定の企業が管理するサーバーにデータを保存し、データの管理をその企業に委託するという仕組みです。管理を企業側に委ねている点で、これは中央集権的なサービスであると言えます。
分散型ストレージとは?
このような中央集権的なデータ保存・管理のあり方に異を唱えるべく生まれたのが分散型ストレージです。
分散型ストレージは、特定の企業や組織などの管理者が一括してデータを管理するのではなく、ネットワーク参加者のパソコンやスマホの空き容量を利用してデータを保存する仕組みです。
分散型ストレージの利用者は、中央の管理者が容易した巨大なサーバーではなく、ネットワークにつながった個々のパソコンなどにデータを保存することになります。
クラウドストレージに比べ、分散型ストレージには多数のメリットがあります。
クラウドストレージでは、データの管理が一か所(多くとも数か所)のサーバーで行われます。このため、サーバーへのハッキングや火災などの物理的な要因でストレージが破損し、データが消失してしまうリスクがあります。
また、管理者による恣意的なデータ閲覧や、悪用のリスクもあります。
さらに、ストレージの空き容量を増やすには膨大なコストがかかります。保存データが増えれば維持管理コストも増えるため、データ利用量の増加に伴い負担する費用は際限なく増加していきます。
一方、分散型ストレージでは、世界中のネットワーク参加者が持つデバイスの空き容量に分散してデータを保存することができます。データが一か所に集中していないため、ハッキングのリスクは低くなります。また、保存データの暗号化もできるため、悪意を持ってデータを閲覧される可能性も少なくなります。
物理的なストレージ破損の可能性は残りますが、データを複数箇所に保存することで解決できます。また、個人・企業とも未使用の空きストレージはかなりの容量があるため、サーバーやストレージの準備費用をかけずに必要な容量を用意することが可能です。
Arweaveの歴史
Arweaveは創業後の2017年8月にArchainとして発表されました。その後2018年2月にArweaveにリブランディングされ、同年6月にネットワークが正式にローンチされました。
2019年には、Arweaveネットワーク上の最初のアプリケーションとしてPermaweb(パーマウェブ)というレイヤーがリリースされました。ユーザーはこのPermawebに、分散型のウェブサイトやウェブサービスを構築することができます。
2020年1月にはARCA DAOの立ち上げによる非中央集権化の推進、6月にはスマートコントラクトがプロトタイプとしてリリースされました。2020年後半から2021年にかけては、Ethereumキラーと呼ばれるブロックチェーンとの連携も進めました。
Arweaveの特徴
Arweaveには、先ほど触れたPermawebも含めていくつかのレイヤーが存在します。
上記の図におけるArweaveは、基盤となるネットワークそのものです。ネットワークのノードは、Blockweave(ブロックウェーブ)と呼ばれるブロックチェーンのような台帳でデータを管理します。
Arweaveネットワークの上にあるのが、Permawebと呼ばれるレイヤーです。「Permanent(永久の)+Web」の名の通り、この層に保存されるアプリケーションや画像などのデータは永続的に保存され、他者が意図的に変更したり、消滅させたりすることはできません。
Arweaveにコンテンツを保存したいユーザーはArweaveのトークン「AR」を用いて、永続的なデータ保管を前提に前払いで一度だけ料金を支払います。
Arweaveは過去のストレージ価格の動きをもとに、将来にわたってデータ保管のコストは低下していくと考えています。そのため、最初に多めの代金を受け取っておくことで、将来的には下落していくであろう保管コストはまかないきれると見積もっています。
Arweaveの試算では、1GB=約7.3ドルのコストで「最低200年間」はデータを保管できるとしています。有限ではあるものの、コンピューターの歴史と人間の寿命を考えれば、ほぼ永続的だと言っても差し支えない長さです。
SmartWeave
SmartWeave(スマートウェーブ)は、Arweaveネットワーク上に構築されたスマートコントラクトプラットフォームです。
ARトークンを使用し、開発者はJavascriptなどの一般的なプログラミング言語も用いて、あらゆるタイプのスマートコントラクトアプリケーションを構築できるようになります。なお、現在のSmartWeaveはテスト段階にあります。
SmartWeaveの特徴の一つは、スマートコントラクトの処理の負担をノードから取り除いてユーザー側に移す「遅延評価」と呼ばれるプロセスです。これは、ネットワーク上のすべてのマシンですべてのコードを実行する代わりに、コントラクトの状態を要求したマシンでローカルに計算することを意味します。
これにより、バリデータがスマートコントラクトの承認作業から解放され、その結果、スマートコントラクトの執行に伴うガス代の発生が抑えられます。この点において、SmartWeaveは非常にスケーラブルなスマートコントラクトを提供するプラットフォームであると言えるでしょう。
類似プロジェクトとの比較
Arweaveは、よく他の分散型ストレージプロジェクトと比較されます。細かく見ると様々な違いがあるものの、以下のプロジェクトと似ていると思われることが多いです。
- DFINITY(ICP)
- Filecoin(FIL)
〜比較表〜
Filecoin | Arweave | ICP | |
コスト | ◎ | ◯ | △ |
保存期間 | △ | ◎ | ◯ |
計算能力 | △ | △ | ◎ |
IPFS(Filecoin)とAeweaveは計算を主としたネットワークではなく、静的なものを取り扱うプロトコルであることなどからストレージコストを抑えることができています。
具体的な価格で言うと、できることがそれぞれ異なるため一概に比較することはできませんが1GBのデータを保存するためにはICPは年間約5.5ドル(参照:https://dfinity.org/)、Filecoinは年間約0.0000018ドル(現在値。GiB表示なので多少の誤差があります。参照:https://file.app/)、と言われています。
Arweaveは、1GB=約3.3ドルのコストで200年間データを保存できるので単純計算ですが年間約0.016ドルというコストになり、理論上はFilecoinに軍配が上がります。
しかし、FilecoinやArweaveのスマートコントラクト機能(計算機能)はまだ今後の開発に関わる部分も大きいので、一概にどちらが優れている、と結論づけることはできません。
〜さらに詳しくは以下をご覧ください〜
分散型ストレージを徹底比較!Filecoin・ICP・Arweaveの違いをコストや計算機能でより深く知る
ARトークンの評判・口コミ
ここでは、ARトークンの今後について、評判や口コミを紹介していきます。
評判・口コミ
分散型ストレージサービスには以前から注目しています。中でもArweaveは継続して報酬を支払う仕組みではなく、一括で支払う仕組みになっているので面白いと感じています。競合するサービスも他にありますが、今後の開発次第ではそれらに勝るプロダクトになる可能性があると思い、追っかけています。(30代男性)
評判・口コミ
ARトークンは分散型ストレージサービスを利用するために必要な仮想通貨なので、Arweaveが多くの人に利用されるようになれば価格が上昇するのではないか。もちろんリスクはあるものの、ファイルコインに比べれば注目されていないので、狙い目かもしれないと思っている。(30代女性)
評判・口コミ
アーウィーブは分散型のストレージサービスではあるが、現在実装が進められているスマートコントラクト機能がポイントになってくると思う。スマートコントラクトは分散型のサービスと相性が非常に良いので、スマートコントラクト機能が実装されればARトークンの注目度も上がるのではないでしょうか。(40代男性)
ARトークンは儲かる?
ARトークンは、値上がりによって儲けを狙うことができます。価格が低いところで購入し、高いところで売却すれば、その差額が利益となります。ARトークンの取引で儲かるかどうかは、他の分散型ストレージサービスが発行している仮想通貨の価格推移やARトークンが持つポテンシャルなどを分析してみると良いでしょう。
また、ARトークンで儲けを出そうと思った場合にはマイニングで増やすのも一つの手です。ARトークンのマイニングは、ネットワークに貢献した人へトークンが付与されるシステムです。ARトークンはステーキングシステムは採用されていません。
ステーキング(ステーク)とは?ステーキングできる取引所/貸仮想通貨との違い/リスクを紹介!
ARトークンの将来性・今後
ARトークンは2021年11月以来、価格が下落しています。2021年11月からは仮想通貨市場全体が弱気相場に入っているという理由もあり、上昇しても限定的、という状態が続いています。
今後、ARトークンの需要と供給のバランスが変わっていく可能性もありますが、価格上昇においては、Arweave自体がいかに多くの人に利用されていくかどうか、という部分が大きいかと思われます。また、スマートコントラクト機能についての開発も今後の開発を左右していくでしょう。
ARトークンの買い方
ARトークンは日本の仮想通貨取引所での取り扱いは現在ありません。
そのため、ARトークンを購入する場合はGMOコインなどの国内取引所でビットコインなどを購入し、海外取引所へ送金、そして海外取引所でARトークンとBTCを交換する、という手順を踏む必要があります。
ARトークンは現在、以下の取引所へ上場しています。
- Binance(バイナンス)※海外
- Bybit ※海外
- Coinbece ※海外
- OKX ※海外
- MEXC ※海外
ARトークンを買うまでの手順は基本、以下のような流れになります。
1 国内仮想通貨取引所でビットコイン(BTC)を購入
例えば国内取引所のGMOコインで口座を開設し、日本円とビットコインを交換します。口座開設は無料でできますが、交換の際などに手数料がかかる場合があります。(GMOコインでは交換の手数料も無料です)
2 ビットコインを海外取引所へ送る
海外取引所(例えばバイナンス)で口座を開設し、ビットコインを海外取引所口座へ送ります。ビットコインを送る際に手数料がかかる場合があります。(GMOコインでは送金の手数料も無料です)
3 ビットコインとARトークンを交換する
最後に、ビットコインと買いたい仮想通貨を交換します。海外取引所も口座開設は無料でできますが、交換の際に手数料がかかる場合があります。
仮想通貨は、ほとんどの取引所(国内・海外問わず)で数百円程度から購入が可能です。1〜3の手順は仮想通貨取引所によって、変わるものではなく、どこの取引所でも同様の手順で、簡単に仮想通貨を買うことができます。
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まとめ
比較的少額のコストで、半永久的とも言えるデータ保存機能を中央管理者の存在なしで実現するプラットフォームがArweaveです。
データの保存や管理は、わたしたちの日常生活と密接に結びついており、簡単には切り離せないものです。その意味では、ビットコインやDAO、DIDといった他のWeb3のテクノロジー以上に触れる機会が多いものになるかもしれません。
他の分散型ストレージの技術とあわせて、ぜひ今のうちから理解を深めてみてください。
TOP画像:https://www.arweave.org/
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